目の下のたるみを取る方法とは？おすすめの美容施術を医師が解説

目の下のたるみが気になり、改善したいと思っている方もいるのではないでしょうか。

目元は顔全体の印象を大きく左右するパーツです。そのため、目の下にたるみがあると疲れた印象を与えたり、実年齢より老けて見える原因になります。

本記事では、目の下のたるみの原因やおすすめの美容施術をご紹介します。目の下のたるみを改善したい方は、ぜひ最後までお読みください。

目の下のたるみの原因

目の下のたるみは、顔全体の印象を左右する目元に現れやすく、実年齢よりも老けて見える一因になります。では、なぜ目の下にたるみが生じるのでしょうか。

主な原因を見ていきましょう。

ティアトラフが原因で眼窩脂肪が前方に出る

ティアトラフとは、目の下の「涙袋」と「頬」の境目にできるへこみのことです。へこみができるのは、目を閉じる筋肉である眼輪筋と目玉が入っている骨のくぼみ（眼窩）の下縁に付着している部分で、目の下の脂肪と頬の脂肪が分かれて見えるためです。

年齢と共に目の下の脂肪が下がってきたときに、このティアトラフにひっかかって、本来下にいくはずの脂肪が前に出てくることで目のたるみが目立つようになります。

眼輪筋の衰え

目のまわりの皮膚のすぐ下には、「眼輪筋（がんりんきん）」という筋肉があります。これは、目をぎゅっと閉じるときなどに使う筋肉で目のまわりをぐるっと囲むようにドーナツ状についています。

この筋肉には目の奥にある脂肪をしっかり支える役割もあります。

ところが、年齢を重ねるとこの筋肉が少しずつ衰えてきます。すると、支えていた脂肪が前に押し出されるようになり、それが目の下の「ふくらみ」や「たるみ」として目立つようになるのです。

皮膚の弾力の低下

年齢を重ねると、肌のハリや弾力を保つために欠かせない「コラーゲン」や「エラスチン」が徐々に減少します。
これらの成分は、皮膚の内側でクッションのような役割を果たしており、肌をしっかりと支える存在です。

しかし、加齢によりコラーゲンやエラスチンが減ると皮膚の弾力が低下し、ハリのないたるんだ状態になりやすくなります。
このように「皮膚の弾力の低下」は、加齢によるたるみの大きな原因のひとつといえます。

眼精疲労や睡眠不足

目の下のたるみは、加齢だけでなく眼精疲労や睡眠不足といった生活習慣の影響も受けます。

長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用が続くと目のまわりの筋肉がこわばって血流やリンパの流れが悪くなり、循環の滞りが目の下のむくみや青クマの原因になることがあります。

さらに、睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が減少し、肌の修復力やコラーゲンの再生力が弱まってしまいます。目元の皮膚はとても薄くデリケートなため弾力を保ちにくくなり、たるみが目立ちやすくなるのです。

疲労回復と質の良い睡眠はターンオーバーの正常化やコラーゲン産生の促進に欠かせません。

目の下のたるみとクマの違い

目の下のたるみは、ティアトラフ（目の下の目頭から頬にかけて伸びるへこみ）の構造や眼窩脂肪の前方への押し出し、眼輪筋の衰え、皮膚のハリ不足などによって、目の下にふくらみや影ができる状態です。
この影によって黒っぽく見える「黒クマ」や「影クマ」の原因になります。

クマは、たるみがなくても血行不良や色素沈着の影響で、皮膚の下が青紫〜茶色っぽく見える状態です。
これが「青クマ」や「茶クマ」と呼ばれるタイプで、肌の色味そのものが変わって見えるのが特徴です。

クマの4タイプと見分け方

黒クマ（影クマ）

目の下にふくらみとへこみの段差ができ、その影が黒く見えるタイプです。たるみとの関連が深く、上を向いたときに影が薄れ、クマが目立たなくなるのが特徴です。

茶クマ

色素沈着によって目の下の皮膚が茶色っぽく見えるタイプです。皮膚を軽く引っ張ると、色が一緒に動くのが判断の目安です。

青クマ

血行不良や毛細血管の透けによって青紫色に見えるタイプです。皮膚が薄い人に多く見られ、引っぱっても色が変わらないのが特徴です。

赤クマ

皮下の筋肉が透けて見えることで赤っぽく見えるタイプです。青クマと同様、皮膚を引っ張っても色は動きません。

目の下のたるみを取るためには？セルフケアによる予防方法

一度できてしまった目の下のたるみを完全に元に戻すのは難しいですが、日頃のセルフケアで予防することはできます。

ここでは、目の下のたるみを防ぐためにできる具体的なケア方法をご紹介します。

目元の保湿ケアを行う

肌の水分量は、ハリや弾力に深く関わっています。乾燥が進むと肌が硬くなり、シワやたるみが出やすくなります。

さらに、肌のうるおいが不足すると、ハリを保つために必要なコラーゲンやエラスチンも減少しやすくなります。

特に目元の皮膚はとても薄く、乾燥しやすい部分です。ヒアルロン酸やセラミドなど、保湿力の高い成分が含まれたアイクリームやジェルで、毎日しっかり保湿しましょう。

紫外線対策をする

紫外線は、肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、肌の弾力を低下させる原因になります。

目の下のたるみは、この弾力の低下とも深く関係しています。普段から紫外線を避ける工夫が、たるみの予防に役立ちます。

外出前には、UVカット効果のある日焼け止めを目元の近くまでしっかり塗りましょう。あわせて、サングラスや帽子を使って、直射日光を避けるのもおすすめです。

目元を温めて血流を改善する

目元の血流が悪くなると、むくみや疲れがたまり、たるみにつながることがあります。

蒸しタオルやホットアイマスクを使って目元をじんわり温めると、血行が促され、むくみの改善が期待できます。

就寝前や長時間のパソコン作業の合間に取り入れると、目の疲れも和らぎやすくなります。

生活習慣を整える

食生活の乱れ、過度な飲酒や喫煙、睡眠不足といった生活習慣は、肌の老化を早める要因になります。

栄養バランスが偏ると、肌の生まれ変わり（ターンオーバー）がうまくいかず、ハリを保つコラーゲンやエラスチンが減りやすくなります。

アルコールやたばこも、血行を悪化させたり、肌の弾力に関わる成分を減らす原因になります。

また、睡眠が不足すると、肌の修復に関わる成長ホルモンの分泌が減り、肌の調子が崩れやすくなります。

たるみを予防するには、毎日の食事でビタミン・ミネラル・良質なタンパク質をバランスよく取り入れ、飲酒や喫煙は控えめにしましょう。睡眠は1日7〜9時間を目安にしっかりとることが大切です。

目の下のたるみを改善方法は美容施術がおすすめ

目の下のたるみは、眼輪筋（がんりんきん）の衰えや皮膚のハリが失われることなど、皮膚の構造変化が原因で起こります。

一度たるみとして現れた症状は、セルフケアだけで改善するのが難しいと言われています。
そのため、目の下のたるみを取る方法としては、脂肪のふくらみや皮膚の弾力に直接アプローチできる美容施術がおすすめです。

目の下のたるみを取る方法！おすすめの美容施術を解説

目の下のたるみを改善すると、疲れて見える印象や、実年齢より老けて見られる原因を解消することにつながります。

ここでは、目の下のたるみに効果的なおすすめの美容施術を詳しくご紹介します。

裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト®︎

裏ハムラ

裏ハムラ法は、目の下のたるみに特化した美容施術のひとつです。

この方法では、加齢や筋力の低下により目の下に出てきた眼窩脂肪（がんかしぼう）を取り除くのではなく、へこんでいる部分に脂肪を移動させます。
脂肪を均一にならすことで、目元のふくらみや影を自然に目立たなくすることができます。

また、まぶたの裏側から施術を行うため、皮膚の表面に傷が残らないのも大きなメリットです。
さらに、他の部位から脂肪を移植する必要がないため、体への負担も少なくて済みます。

脂肪が頬と自然につながることで、目元全体が滑らかになり、明るく若々しい印象に仕上がります。

なお、裏ハムラ法は医師によって施術の内容に違いがあります。なかには脂肪を除去する「脱脂」や、他の部位から脂肪を入れる「脂肪注入」を組み合わせている場合もありますが、こうした方法は持続性に欠けたりリスクが高くなることがあるため、当院ではおすすめしていません。

当院の裏ハムラ法は、眼窩脂肪を取り除かず、脂肪注入も行わず、皮膚を切開せず表面に傷を残さないのが特徴です。内部の処理を丁寧に行い、脂肪の再突出を防ぐことで、たるみの根本からの改善をめざしています。

裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト®

裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト®の説明ページです。 具体的な施術内容や術式について、詳しく説明しておりますので、ご参考になさってください。

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裏ミッドフェイスリフト®︎

裏ミッドフェイスリフト®︎は、目の下から頬にかけての脂肪の凹凸を整え、中顔面全体のバランスを整える施術です。

この方法には、裏ハムラ法の施術内容もすべて含まれており、さらに進化させた形となっています。

特に、眼窩脂肪が少ない方や、頬の脂肪が下垂している方におすすめです。

裏ハムラ法で目の下の脂肪を移動させたうえで、裏ミッドフェイスリフト®︎では頬の脂肪を上方向に引き上げることで、目の下と頬の脂肪をひとまとまりに整え、中顔面をなめらかにします。 この結果、目の下だけでなく頬のたるみにもアプローチでき、顔全体の印象が明るくなります。

裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト®

裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト®の説明ページです。 具体的な施術内容や術式について、詳しく説明しておりますので、ご参考になさってください。

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裏ミッドフェイスリフト®︎は、Pono clinicが商標登録している独自の施術です。 従来のように皮膚の表面から行うミッドフェイスリフトとは異なり、まぶたの裏側からのアプローチには高度な技術力が求められます。そのため、確かな経験と実績のある医師による施術が必要です。

当院では、目の下のクマ治療を専門に行ってきた実績豊富な医師が担当し、自然で美しい仕上がりを追求しています。

CASE1.裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト®︎の症例

裏ハムラ法を含む裏ミッドフェイスリフト®によって、中顔面全体の脂肪のバランスが整い、目の下のたるみが改善されました。

施術から6カ月経過後も、目の下から頬にかけて自然な滑らかさが維持され、若々しい印象が続いています。

CASE2.裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト®︎の症例

裏ハムラ法を含む裏ミッドフェイスリフト®を行い、目の下のたるみと黒クマが改善されました。

6カ月後もたるみの再発はなく、目元のスッキリとした印象が持続しています。

表ハムラ法

表ハムラ法は、まぶたの表面から皮膚を切開し、目元のたるみやクマを改善する施術です。

裏ハムラ法の施術内容に加えて、皮膚のたるみ部分を切除し眼輪筋を持ち上げることで、目元全体を引き締める効果が期待できます。

この方法では、軽度のシワ改善や筋肉の引き締めによって、目の下のクマだけでなく目の下のたるみも改善されます。

PRPF®︎療法

PRPF®︎療法は、自分の血液から抽出した血小板を濃縮し、肌に注入することで細胞の再生を促す若返り治療です。肌のへこみや刻まれたしわなどにも効果的な施術で、自身の成分を使うため安全性が高く、アレルギーや副作用のリスクが少ないとされています。

従来のPRP療法は効果のあらわれ方がゆるやかで、1回では実感しづらい点がデメリットでした。そこで、当院では、PRP（血小板が高濃度に含まれた血漿層）に適した濃度の成長因子（FGF）を配合し、効果の高いPRPF®療法としてご提供しています。

肌のハリが失われて目の下にたるみが出ている部分にPRPFを注入することで、コラーゲンの生成を促し、時間をかけて肌が内側から若返ります。

施術後は、約半年かけて肌が自然に再生され、たるみが改善されていきます。

当院では、ヒアルロン酸や脂肪注入のように一時的な変化ではなく、根本から皮膚を再生する治療を重視しています。

PRPF®療法

PRPF®療法の説明ページです。 具体的な施術内容や術式について、詳しく説明しておりますので、ご参考になさってください。

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CASE1.裏ミッドフェイスリフト®+PRPF®療法（目の下、法令線、額、コメカミ）の症例

裏ハムラを含む裏ミッドフェイスリフト®に加え、PRPF®療法を組み合わせた症例です。

目の下のたるみが自然に改善され、6カ月後には全体の印象が明るく若々しくなりました。

CASE2.PRPF®︎療法（目の下、ゴルゴライン、法令線）の症例

PRPF®療法を行うことで、目の下のたるみやゴルゴラインが目立たなくなり、顔全体の印象が若返りました。

年齢とともに減っていく真皮のコラーゲンが原因で起こる目元のたるみは、ヒアルロン酸や脂肪注入では一時的にしか改善できません。

コラーゲンの再生を促すPRPF®療法は、根本からのたるみ治療としておすすめです。

目の下のたるみを取る方法を探している方に当院が選ばれる理由

目元の悩みを解決してきた経験豊富な医師が在籍

当院の医師は、年間600件以上のクマ治療に携わっており、目元に関する豊富な経験を持っています。

特に裏ハムラ法は高度な技術が求められるため、医師の技量が仕上がりに大きく影響します。
当院では、患者さま一人ひとりの目元の状態に合わせて、最適な施術をご提案しています。

リスクを最小限に抑えつつ最大限の効果を目指す施術

施術にあたっては、事前のカウンセリングで肌状態や悩みを丁寧に確認し、それぞれに合った方法をご案内しています。

不要なリスクはできる限り避け、少ない施術回数で最大限の効果を引き出すことを大切にしています。

施術後のアフターケアも充実

根本治療を行うと、どうしても一定のダウンタイムが必要になります。当院では、ダウンタイム中の過ごし方や、肌のケア方法についても丁寧にご説明しています。

不安や疑問がある場合にも、いつでも相談しやすい環境を整えています。どんな小さなことでも、安心してご相談ください。

目の下のたるみを取る方法を探している方は当院へご相談を

目の下のたるみは、顔の印象を大きく左右します。美容施術によって改善することで、健康的で若々しい印象を実現することが可能です。

当院では、ヒアルロン酸注射や脂肪注入などの持続しづらい施術ではなく、目の内部処理をしっかり行い1回の施術で済む根本治療を目指しています。

目元の悩みを解決してきた経験豊富な医師が担当いたしますので、目の下のたるみにお悩みの方はまずはお気軽に無料カウンセリングにお越しください。