コンタクト・メガネはクマ取り当日どうする?着脱タイミング

目の下のクマ取りを控えている方にとって、コンタクトレンズやメガネの扱いは意外と悩みの種です。「施術当日は付けたまま行っていいの?」「いつ外せばいいの?」といった疑問を持つのは、ごく自然なことでしょう。

結論から申し上げると、コンタクトレンズは来院前に外しておくのが基本で、メガネは軽量フレームを選べば当日も使えます。術後のコンタクト再開は1〜2週間後が目安ですが、担当医の判断が欠かせません。

この記事では、20年以上にわたりクマ取り治療に携わってきた経験をもとに、着脱のタイミングから術後の注意点まで、わかりやすくお伝えします。

目次

クマ取り当日にコンタクトレンズを付けたまま来院してもよいのか

基本的に、コンタクトレンズは施術前に外しておく必要があります。目の周囲に触れる施術であるため、コンタクトを装着したまま処置を受けることはできません。

ソフトとハードでは取り扱いの注意点が異なる

ソフトコンタクトレンズは柔らかい素材のため、取り外しの際に目を強くこする心配が少なく、比較的扱いやすい特徴があります。一方、ハードコンタクトレンズは硬い素材なので、外すときにまぶたへ余計な力が加わりやすいでしょう。

ハードレンズを常用されている方は、施術の前日夜からレンズを外しておくことを医師が推奨するケースが多く見られます。角膜への圧迫がなくなった状態で施術に臨むほうが、トラブルを避けやすいためです。

来院前に外すべき理由は感染リスクと目の乾燥にある

クマ取りでは目元の皮膚や脂肪に直接アプローチするため、感染予防の観点からコンタクトレンズの装着は避ける必要があります。施術中に涙の分泌バランスが乱れると、レンズと角膜の間に雑菌が繁殖しやすくなるリスクも見逃せません。

また、術中に使用する局所麻酔の点眼薬や消毒液がレンズに付着すると、角膜を傷つける原因になりかねません。安全に施術を受けるためにも、来院時にはコンタクトを外した状態が望ましいといえます。

コンタクトレンズの種類別・外す推奨タイミング

レンズの種類推奨する外すタイミング補足
1dayソフト来院直前〜当日朝使い捨てなので処分も簡単
2week・1monthソフト当日朝保存ケースを忘れずに持参
ハードコンタクト前日夜角膜への圧迫解除を推奨

1dayタイプなら術後にそのまま捨てられるので手間いらず

使い捨てタイプのソフトコンタクトレンズであれば、来院前に外してそのまま廃棄できます。保存液やケースを持ち歩く煩わしさがないため、手術当日の荷物も減るでしょう。

帰りは裸眼かメガネになりますので、替えのメガネをカバンに入れておくと帰宅時も安心です。

メガネ派の方がクマ取り当日に押さえておきたい準備と対策

メガネは施術の妨げになりにくく、当日も来院時にかけていて問題ありません。ただし、術後にかけ直す際は、鼻パッドの位置やフレームの重さに気を配る必要があります。

メガネのフレームが施術の邪魔にならないか心配な方へ

クマ取りの施術中はメガネを外して施術台に横たわります。そのため、フレームの大きさやデザインが施術に直接影響することはありません。受付で預けるか、ケースに入れてロッカーに保管するクリニックがほとんどです。

術後の待機時間中にメガネを使いたい場合は、看護師に申し出ればすぐにかけられます。ただし、目元がまだデリケートな状態なので、フレームが傷口に触れないよう注意してかけましょう。

鼻パッドが術後の腫れに触れると痛みが出やすい

下まぶたのクマ取りでは、目の下から鼻の横にかけて腫れが出ることがあります。メガネの鼻パッドがちょうどこの腫れた部分に当たると、圧迫感や痛みを感じやすくなるかもしれません。

施術直後はメガネをかける時間をなるべく短くし、必要なときだけ使うのが賢明です。自宅ではメガネを外してゆっくり過ごすことをおすすめします。

軽量フレームのメガネを事前に用意しておくと安心

術後しばらくはメガネが主な矯正手段になる方も多いでしょう。普段から重いフレームを使っている方は、術後用に軽量なメガネを1本用意しておくと便利です。鼻パッドの幅が調整できるタイプであれば、腫れの具合に合わせて微調整も可能になります。

メガネに関するクマ取り当日のチェック項目

確認事項対応
フレームの重さ軽量タイプを優先して選ぶ
鼻パッドの位置腫れに当たらないか事前に確認
メガネケース施術中に預けるため必ず持参
替えのメガネ万が一に備え予備があると安心

コンタクトを外すタイミングは施術の何時間前が安心か

コンタクトレンズの装用をやめるタイミングは、レンズの種類や目の状態によって変わりますが、遅くとも当日朝には外しておくのが安全です。余裕を持って前日夜から外しておけば、角膜が休まった良い状態で施術に臨めます。

施術前日の夜から外しておくのが一番安全

前日の就寝時からコンタクトを外しておけば、角膜の表面が十分に回復した状態で翌日を迎えられます。とくにハードコンタクトレンズの長期使用者は、角膜が変形しやすい傾向があり、前日夜からの休止が推奨されます。

前日から外すことで、当日朝の慌ただしさも軽減されるでしょう。時間に余裕を持って来院できることも大きなメリットです。

当日朝に外す場合は装用時間をできるだけ短くする

やむを得ず当日朝にコンタクトを付ける必要がある場合は、装用時間を2〜3時間以内に抑えるよう心がけてください。長時間の装用は涙液の減少を招き、角膜が乾燥した状態で施術を受けることになりかねません。

施術前のコンタクト装用スケジュール例

シナリオ外すタイミング注意点
前日夜に外す就寝前翌朝は裸眼かメガネで来院
当日朝に外す起床後すぐ装用2〜3時間以内を厳守
クリニックで外す受付後保存ケースと液を持参

クリニックの更衣室で外すことも可能な場合がある

クリニックによっては、更衣室やパウダールームでコンタクトを外せるように環境を整えているところもあります。ただし、衛生面を考えると自宅で外してくるほうが望ましいでしょう。

どうしてもクリニックで外す場合は、手指を清潔にしたうえで、使い慣れた保存ケースと保存液を持参してください。

クマ取りの術後にコンタクトレンズを再開できる時期の目安

術後にコンタクトレンズを再び使えるようになる時期は、おおむね1〜2週間後が一般的な目安です。ただし回復の進み具合は個人差が大きく、必ず医師の許可を得てから再開することが大切です。

術後1〜2週間は目元に触れる行為を控える

施術直後の目元はとても敏感で、コンタクトの着脱時にまぶたを引っ張る動作が傷口に悪影響を及ぼす恐れがあります。目をこすったり強く押さえたりする行為も、腫れや内出血を悪化させる原因になりかねません。

この期間中はメガネで視力を補い、目元への物理的な刺激をできる限り避けてください。焦ってコンタクトを再開するより、しっかり回復させることが結果的に美しい仕上がりへとつながります。

涙の量やドライアイの症状で再開時期は前後する

クマ取りの施術は目元の組織に影響を与えるため、一時的に涙の分泌量が変化することがあります。もともとドライアイの傾向がある方は回復にやや時間がかかる場合もあるでしょう。

涙液の状態が安定しないままコンタクトを装着すると、角膜に酸素が行き渡らず、充血やかすみ目の原因になります。自覚症状がなくても、術後の検診で涙液の状態を確認してもらうことをおすすめします。

医師の診察で問題なしと判断されてから着用を再開する

再開のタイミングは自己判断ではなく、医師の診察を受けたうえで決めてください。傷の治り具合や腫れの引き方は人それぞれ異なりますので、外見上は治ったように見えても内部の組織がまだ回復途中ということもあり得ます。

コンタクト再開前に確認したいポイント

  • 術後の検診で医師から「コンタクト再開OK」の許可が出ているか
  • 目元の腫れや内出血がほぼ引いているか
  • 涙の量に違和感や乾燥感が残っていないか
  • コンタクト装着時にまぶたへ痛みや圧迫感がないか

術後にメガネをかけても大丈夫な時期とかけ方で気をつけること

メガネはコンタクトレンズと異なり、目の表面に直接触れないため、術後翌日から使用できるケースが大半です。ただし、かけ方を少し工夫するだけで、回復中の目元への負担を大きく減らせます。

メガネは翌日から使えるが軽さとフィット感を優先する

術後翌日からメガネを使うこと自体に問題はありません。重いメタルフレームや装飾の多いデザインは避け、なるべく軽い素材のメガネを選んでください。目元に重量がかかると血行が圧迫され、腫れが長引く可能性があります。

鼻あてが当たる位置を微調整する方法

メガネの鼻パッドは、術後に腫れやすい鼻根部にちょうど乗る設計になっています。腫れがある間は、鼻パッドの角度を少し広げてもらうだけでも圧迫が軽減されるでしょう。メガネ店で無料調整してくれる場合がほとんどですので、施術前に一度持ち込んでおくと安心です。

メガネのかけ方とタイミング

術後の時期メガネの使用ポイント
当日〜翌日短時間なら可帰宅時や移動時のみ着用
2〜3日目日常使用可鼻パッドの位置を確認
1週間以降通常どおり腫れが引けばいつもの使い方でOK

サングラスで紫外線と周囲の視線を同時にカバーする

術後はサングラスが強い味方になります。紫外線による色素沈着を防ぐだけでなく、内出血や腫れを外から目立たなくしてくれる効果もあるからです。

大きめのレンズで目元をしっかり覆えるデザインを選ぶと、術後の経過が人目に触れにくくなります。度付きのサングラスにしておけば、コンタクトなしでも視力の心配がありません。

クマ取り前後でドライアイを防ぐために取り入れたいセルフケア

クマ取りの施術前後は、涙の分泌バランスが崩れやすい時期にあたります。日頃からのセルフケアを意識すれば、術後のドライアイ症状を軽減させることが期待できるでしょう。

人工涙液は処方どおりの回数を守って点眼する

医師から人工涙液を処方された場合は、決められた回数と量を守って点眼してください。「もう目が潤っている気がするから」と自己判断で回数を減らすと、角膜の保護が不十分になりかねません。

市販の目薬を追加で使いたいときは、防腐剤フリーの製品を選びましょう。防腐剤入りの目薬を頻繁に使うと、かえって角膜を傷めるリスクがあるためです。

まばたきの回数を意識してパソコン作業を控えめにする

パソコンやスマートフォンの画面を見つめていると、無意識にまばたきの回数が減ります。まばたきが減ると涙が目の表面に行き渡らず、乾燥が進みやすくなってしまいます。

術後1週間程度はスクリーンタイムを意識的に減らし、20分ごとに遠くを見て目を休める習慣をつけてみてください。

空調の風が直接目に当たらないよう環境を整える

エアコンの送風口の真下に座ったり、扇風機の風を顔に当てたりすると、涙が蒸発しやすくなります。とくに術後は涙液の安定性が低下している時期ですので、風が直接目に当たらないよう席や寝る位置を調整してください。

加湿器を活用して室内の湿度を50〜60%に保つことも効果的です。

ドライアイ予防のためのセルフケア一覧

  • 処方された人工涙液の点眼を回数どおりに続ける
  • パソコン・スマホの使用は1回20分を目安に休憩を挟む
  • エアコンの風向きを調整し、顔に直接当たらないようにする
  • 室内の湿度を50〜60%に保つよう加湿器を活用する

カラコン・遠近両用コンタクト・老眼鏡はクマ取り当日どう扱えばよいか

通常のコンタクトレンズだけでなく、カラーコンタクトや遠近両用レンズ、老眼鏡を日常的に使っている方も多いでしょう。それぞれの取り扱いについて、施術当日と術後の注意点をまとめます。

カラコンは通常のソフトコンタクトと同じ扱いで問題ない

カラーコンタクトレンズはソフトコンタクトの一種ですので、外すタイミングや再開時期は通常のソフトレンズに準じます。度なしのカラコンであっても、施術当日は装着を控えてください。

レンズ種類ごとの術後再開の目安

レンズの種類再開目安注意事項
カラコン(度あり・なし)術後1〜2週間医師の許可後に再開
遠近両用ソフト術後2週間前後見え方の変化に注意
遠近両用ハード術後2〜3週間角膜への圧迫を考慮
老眼鏡翌日から可鼻パッドの当たりに注意

遠近両用コンタクトは術後の見え方に影響が出ることがある

遠近両用コンタクトレンズは瞳孔の大きさや涙液の厚みで見え方が変わる繊細なレンズです。術後の腫れやドライアイによって、それまでと同じ度数でも見えにくさを感じる場合があります。

再開後に違和感が続くようであれば、眼科を受診して度数の調整を検討してください。

老眼鏡は鼻パッドの位置だけ気をつければ翌日から使える

老眼鏡は目の表面に触れないため、翌日からでも使用に問題はありません。メガネと同様に、鼻パッドが腫れた部位に当たらないかだけ確認しておきましょう。読書や手元の作業に必要な方は、施術当日もカバンに忍ばせておくと便利です。

よくある質問

クマ取りの手術当日にコンタクトレンズは装着したまま通院できますか?

通院時にコンタクトレンズを装着していること自体は可能ですが、施術前には必ず外す必要があります。クリニックに到着してから外す方もいますが、衛生面を考慮すると、ご自宅で外してからの来院が推奨されます。

ハードコンタクトレンズをお使いの方は、前日の夜から外しておくと角膜への負担が軽減されます。いずれの場合も、帰りは裸眼かメガネでの帰宅になりますので、替えのメガネをお持ちください。

クマ取りの術後、コンタクトレンズはいつから再び使用できますか?

一般的には術後1〜2週間を目安にコンタクトレンズの使用を再開できます。ただし、腫れの引き具合や涙液の状態には個人差がありますので、自己判断での再開はお控えください。

術後の検診で担当医から許可が出てから装着を再開するのが安全です。再開直後は装用時間を短めにし、違和感があればすぐに外して医師に相談しましょう。

クマ取りの当日にメガネをかけて来院しても問題ありませんか?

メガネをかけて来院されることに問題はありません。施術中はメガネを外していただきますが、それ以外の時間は自由に使えます。

ただし術後は鼻の付け根あたりに腫れが生じることがあり、鼻パッドが当たると不快に感じるかもしれません。軽量フレームのメガネを事前にご用意いただくと、術後の負担を減らせます。

クマ取りの施術後にメガネの鼻パッドが痛いときはどう対処すればよいですか?

鼻パッドの角度や幅をメガネ店で調整してもらうことで、圧迫感が和らぐ場合があります。応急的にはシリコン製の鼻パッドカバーを装着する方法もお試しください。

それでも痛みが続く場合は、無理にメガネをかけず、必要なときだけ短時間の使用にとどめましょう。術後1週間ほどで腫れが落ち着いてくれば、通常どおりかけられるようになることがほとんどです。

クマ取りの当日にカラーコンタクトレンズを付けていっても大丈夫ですか?

カラーコンタクトレンズもソフトコンタクトの一種ですので、通常のコンタクトレンズと同じように施術前に外す必要があります。度なしのカラコンであっても例外ではありません。

カラコンの再開時期も通常のソフトレンズと同様に、術後1〜2週間後が目安となります。担当医の許可が出てからの再開をお願いいたします。

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この症例の担当医・監修医

Dr.芝容平のアバター Dr.芝容平 ポノクリニック東京 院長

日本美容外科学会認定専門医

防衛医科大学校卒業後、皮膚科医として研鑽を積み、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得(〜2022年)。その後、大手美容外科にて院長や技術指導医を歴任し、多数の医師の指導にあたる。 「自分の家族や友人に勧められる、誠実で質の高い美容医療」を信条とし、2023年にPono clinicを開業。特にライフワークとする「切らないクマ治療(裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト)」や中顔面の若返り手術において、医学的根拠に基づいた高い技術力に定評がある。

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