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2024.05.13
クマ治療 /

目の下のクマの種類ごとに原因と治し方があるの?

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芝容平のプロフィール写真
記事監修ドクター
Pono clinic院長/日本美容外科学会認定専門医
芝容平
Shiba Yohei
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形

目の下のクマにお悩みの方に向け、クマの原因や改善方法についてご紹介しています。

一口にクマと言っても、原因に応じて4種類のクマがあります。青クマ、黒クマ、茶クマ、赤クマ。クマを改善させたいならば、まずは自分のクマがどの種類のクマなのかを特定し、それに応じた改善策を図りましょう。

目の下のクマは4種類

クマには青クマ、黒クマ、茶クマ、赤クマの4種類があります。それぞれの特徴や原因、改善方法を見てみましょう。

青クマ

青クマとは、目の下にある毛細血管が皮膚から透けて見えている状態のこと。青、または紫色のぼんやりとした影のようなクマで、前夜に仕事などを頑張り過ぎた時など、翌朝に青クマが現れることもあります。

原因

目の下にある毛細血管の血行不良が青クマの原因。疲労、睡眠不足、ストレス、筋肉のコリなどの様々な原因により目元が血行不良となったことで、青クマが発生します。
なお、青クマが生じている際には、目元だけではなく全身が血行不良となっている可能性もあるので、健康維持のために生活全般を見直すことが大切です。

改善方法

目の下を温めるなどの方法で血行不良を改善させることで、比較的容易に青クマの症状を軽減させられます。

黒クマ

黒クマは、目の下に黒っぽい影が広がっている状態のこと。目の下にある眼窩脂のふくらみに光を当てた際、影が薄くなったり影の場所が移動したりすれば黒クマの疑いがあります。後述する赤クマが併発している例も少なくありません。

原因

加齢などによる目の下の皮膚のたるみ、眼窩脂肪の垂れ下がりなどが黒クマの主な原因です。加齢のほかにも、ストレスや紫外線ダメージなどが黒クマの症状を悪化させます。

改善方法

目の下のたるみが悪化しないよう、紫外線対策などのセルフケアをしっかり行うことが大切ですが、基本的にセルフケアのみで黒クマを改善させることは困難です。

茶クマ

茶クマとは、目の下にシミのような色の濃い部分が広がっている状態のこと。シミなどの色素沈着と似た色合いで、目の下の皮膚を引っ張っても色に変化がない場合には、茶クマの可能性があります。

原因

茶クマの原因は色素沈着です。紫外線の影響や摩擦による刺激などにより、目の下にメラニン色素が生成。メラニン色素が適切に排出されず、徐々に蓄積していくことで茶クマが生じます。特に紫外線には要注意です。

改善方法

肌のターンオーバーを正常化させれば、徐々に茶クマが改善することもあります。紫外線対策をしっかりと行ったり、肌をこすりすぎないようにクレンジングを行ったりなど、日常的なセルフケアをしっかりと行いましょう。症状が著しい場合には、美容皮膚科などで色素沈着を除去する施術を受けることが有効です。

赤クマ

赤クマとは、目の下に赤いふくらみが生じている状態のこと。色は茶クマに似ていますが、目の下にふくらみがあるかどうかで茶クマと区別できます。頬骨付近の皮膚を下に引っ張った際、赤みが悪化することも特徴です。

原因

赤クマの根本的原因は、眼輪筋と呼ばれる筋肉の衰えです。眼輪筋とは、まぶたの開閉時に使う筋肉のこと。加齢などで眼輪筋が弱ると、目の下にある眼窩脂肪は重力の影響で下へ向かいますが、下には骨があるので十分に下がれません。結果、眼窩脂肪が前方へ突出し、眼窩脂肪の前にある眼輪筋が前へ押し出されて透けて見えることで赤クマが発生します。

改善方法

日常的に目元を温めるなどの方法で症状の進行を緩和させられることもありますが、基本的にセルフケアで赤クマを解消することは困難です。

クマを改善する方法

クマの種類に応じたいくつかの「改善方法」をご紹介しましたが、それらの中から血行不良を改善させる方法、および眼輪筋を鍛えるトレーニングに関し、少し詳しく確認しておきましょう。

血行不良を改善させる方法

目の下のマッサージや適度な運動により血行不良が改善することもあります。また、電子レンジで温めた濡れタオルでしばらく目元を覆えば、目の周囲の血行不良が改善されることもあります。

眼輪筋を鍛えるトレーニング

結論から言うと、セルフトレーニングで眼輪筋を鍛えることは、ほぼ困難です。ただし、以下のセルフトレーニングが多少は眼輪筋の強化につながることもあるので、日常的に試してみても良いでしょう。

  • ウインクトレーニング
    右目と左目、交互に5回ずつウインク。これを1セットとして1日3セット行います。
  • まばたきトレーニング
    眼球を上に上げながら5回まばたき。次いで、眼球の向きを下・右・左の順に位置を変えながら、それぞれの位置で5回ずつまばたきをします。これを1セットとして1日3セット行います。
  • 目を細めるトレーニング
    下まぶたに力を入れながら目を細め、そのままの状態を20秒間キープ。5回1セットとして1日3セット行います。

なお、セルフトレーニングにより眼輪筋を鍛えることで、多少は眼窩脂肪の突出や垂れ下がりを緩和させられる可能性もありますが、セルフトレーニングのみで赤クマや黒クマを根本的に改善させることは、残念ながら困難ということになります。

美容外科や美容皮膚科では、眼窩脂肪などが影響している黒クマの改善方法の1つとして、裏ハムラ法という施術を行っています。目の下に溜まった眼窩脂肪を移動させ、凹凸を解消することで影によるクマをなくす治療法です。眼窩脂肪の影響によるクマにお悩みの方は、ぜひ検討してみましょう。

クマ治療
クマ治療
クマ治療の説明ページです。 具体的な施術内容や術式について、詳しく説明しておりますので、ご参考になさってください。
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【まとめ】セルフケアのみで改善を目指すのが難しいクマもある

目の下のクマには4種類があり、それぞれの原因や治し方が異なることをご紹介しました。一部のクマは、日常的なセルフケアで予防・改善を図れる可能性があるので、ぜひ実践してみましょう。

ただし、眼窩脂肪が原因となっているクマは、セルフケアでの改善もある程度は期待できるものの、目の下の構造上、セルフケアのみで完全な改善を目指すことは難しいとお考えください。症状の程度にもよりますが、一度、医師の診察を受けるのが理想的です。

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芝容平のプロフィール写真
記事監修ドクター
Pono clinic院長/日本美容外科学会認定専門医
芝容平
Shiba Yohei
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
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経歴
2008年3月
防衛医科大学校医学科卒業
2008年6月
防衛省防衛医科大学校病院 研修医
2010年6月
防衛省航空自衛隊下甑島分屯基地 衛生小隊長
2011年8月
防衛省航空幕僚監部 首席衛生官付
2011年11月
防衛省防衛医科大学校病院 皮膚科
2014年4月
医療法人社団医凰会
2015年5月
清水富士山病院 院長
2015年12月
川崎中央クリニック 副院長
2016年3月
福岡博多駅前通中央クリニック 院長
2016年
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得
2017年1月
湘南美容クリニック福岡院
2017年6月
湘南美容クリニック熊本院 院長
2018年11月
湘南美容クリニック立川院 院長
2022年
美容外科に専念するため皮膚科学会認定皮膚科専門医を更新せず
2022年5月
日本美容外科学会認定美容外科専門医取得
2023年2月
Pono clinic(ポノクリニック)開業
資格・所属学会
日本美容外科学会専門医(JSAS)
日本美容外科学会会員(JSAPS)
日本皮膚科学会会員
アラガンジュビダームビスタ認定医
アラガンボトックスビスタ認定医
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