裏ミッドフェイスリフト®、PRPF®療法|50代女性・構造を整え、PRPFで皮膚の質感まで仕上げた症例

担当医師の紹介

Pono clinic院長/
日本美容外科学会認定専門医

芝 容平 Shiba Yohei

専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形

この症例は、2024年3月に裏ミッドフェイスリフトを行い、目の下から頬にかけての深層構造を整えたあと、2024年10月にPRPF療法を目の下・法令線・マリオネットラインに行った症例です。

裏ミッドフェイスリフトによって、目の下のクマや頬の位置関係は大きく改善しました。そのうえで、さらに皮膚の質感、細かい影、法令線・マリオネットラインのなじみを整える目的でPRPFを追加しています。

この症例では、手術による構造改善と、PRPFによる皮膚・軟部組織の仕上げを、時系列で比較できる点が大きなポイントです。

この症例で見るポイント

この症例では、単に「クマが薄くなったか」だけでなく、治療の段階ごとに何が変化しているかを見ることが大切です。

まず裏ミッドフェイスリフトによって、目の下から頬にかけての構造的な落ち込みが整い、影の出方が改善しています。その後、PRPFによって皮膚の質感や細かい陰影がなじみ、法令線・マリオネットラインを含めた中顔面から口元の印象がより自然に整っています。

  • 目の下のクマだけでなく、頬まで広がる影がどう変化しているか
  • 裏ミッド後に、目の下から頬への連続性がどう整っているか
  • PRPF後に、皮膚の質感や細かい影がどうなじんでいるか
  • 法令線・マリオネットラインの印象がどの程度やわらいでいるか
  • 正面だけでなく、閉眼・笑顔・上方視・左右斜位で自然さが保たれているか

写真の見方

この症例では、各方向の写真を 術前 → 裏ミッドフェイスリフト後 → PRPF後の仕上がり の3枚組で比較しています。

正面、閉眼、笑顔、上方視、左向き、右向きのそれぞれで、構造の変化と皮膚・軟部組織の仕上がりを確認できます。

正面|目の下から頬にかけての影のつながりを見る

正面では、目の下から頬にかけての影のつながりを確認します。

裏ミッドフェイスリフト後には、目の下から頬にかけての構造的な落ち込みが改善し、PRPF後には皮膚の質感や細かい影がさらに自然になじんでいます。

50代女性の症例、アンチエイジング治療、目の下のクマ取り、しわ治療、裏ハムラ法、PRP (6)

上方視|目の下のふくらみと段差を見る

上方視では、目の下のふくらみや段差が強調されます。

術前に目立っていた影や段差が、裏ミッドフェイスリフト後にどの程度整い、PRPF後にどのようになじんでいるかを確認できます。

50代女性の症例、アンチエイジング治療、目の下のクマ取り、しわ治療、裏ハムラ法、PRP (5)

笑顔|表情を作ったときの自然さを見る

笑顔では、治療後の自然さが重要です。

目の下だけが不自然に平らになるのではなく、表情を作ったときにも目の下から頬へのつながりが保たれているかを見ます。

50代女性の症例、アンチエイジング治療、目の下のクマ取り、しわ治療、裏ハムラ法、PRP (4)

閉眼|皮膚の質感と細かい凹凸を見る

閉眼では、皮膚の薄さ、質感、細かい凹凸が見えやすくなります。

構造が整ったあとにPRPFを行うことで、表面の質感がどのように変化するかを確認できます。

50代女性の症例、アンチエイジング治療、目の下のクマ取り、しわ治療、裏ハムラ法、PRP (3)

左向き|頬の位置、法令線、マリオネットラインの流れを見る

斜め方向では、正面では見えにくい頬の位置、法令線、マリオネットラインの流れが確認できます。

目の下だけでなく、中顔面全体の印象がどう変化したかを見る方向です。

50代女性の症例、アンチエイジング治療、目の下のクマ取り、しわ治療、裏ハムラ法、PRP (2)

右向き|左右差と口元までのなじみを見る

反対側の斜め方向でも、目の下から頬、口元への連続性を確認します。

左右差や、法令線・マリオネットラインのなじみ方を見るうえで重要です。

50代女性の症例、アンチエイジング治療、目の下のクマ取り、しわ治療、裏ハムラ法、PRP (1)

診療メニュー:クマ治療、若返り・エイジングケア治療

施術名:裏ミッドフェイスリフト®(裏ハムラ+骨膜下リフト)、PRPF®療法

年代・性別:50代・女性

症例タグ:50代ふくらみが気になるアンチエイジングマリオネットライン中顔面影が頬まで広がる(頬のピークが下がる)段差・凹みが気になる法令線目の下のクマ目元透け・皮膚の薄さが気になる

費用:裏ミッドフェイスリフト®750,000円PRPF®療法 目の下・法令線・マリオネットライン各260,000円(麻酔代等別途)

ダウンタイム:1~2週間程度

リスク/副作用:腫れ・内出血・左右差・違和感・イメージとの違いなどを生じる事があります。

構造診断

この方は、目の下のクマだけではなく、頬の位置、皮膚の質感、法令線・マリオネットラインまで含めて、中顔面全体の構造変化が印象に影響していました。

目の下の影は、表面の色だけで生じているのではなく、深層構造の位置、頬の支え、皮膚の薄さや質感が重なって生じます。

そのため、最初からPRPFだけで仕上げるのではなく、まず裏ミッドフェイスリフトで目の下から頬の構造を整え、そのうえで残る皮膚の質感や細かい影に対してPRPFを行う設計としました。

なぜ裏ミッドフェイスリフトを行ったのか

この症例では、目の下だけを整える治療では不十分でした。

影が目の下だけにとどまらず、頬まで広がって見える場合、問題は眼窩脂肪や皮膚表面だけではなく、頬の深層構造や中顔面の位置関係にあります。

裏ミッドフェイスリフトは、目の下から頬にかけての深層構造を本来の位置へ戻し、目の下から頬への連続性を整える治療です。

この方では、まず構造上の問題を整えることが、自然な改善の土台になると判断しました。

なぜPRPFを追加したのか

裏ミッドフェイスリフトによって、目の下から頬にかけての構造的な問題は大きく改善しました。

ただし、手術で深層構造を整えても、皮膚の薄さ、質感、細かい影、法令線・マリオネットラインのなじみは別の問題として残ることがあります。

そのような場合、PRPF療法を組み合わせることで、皮膚や軟部組織の質感を整え、より自然でなめらかな仕上がりを目指すことができます。

この症例では、裏ミッドフェイスリフトで構造を整えたあと、さらに仕上がりを高める目的でPRPFを目の下・法令線・マリオネットラインに行っています。

この症例のまとめ

この症例は、裏ミッドフェイスリフトによって目の下から頬にかけての構造を整えたあと、PRPF療法で皮膚の質感や細かい影を仕上げた症例です。

クマ治療では、手術で構造を整えることが重要ですが、それだけですべてが完成するとは限りません。皮膚の薄さ、質感、細かい影、法令線・マリオネットラインなどが残る場合には、PRPFを組み合わせることで、よりなめらかで自然な印象に近づけることがあります。

大切なのは、最初からすべてを一度に行うことではなく、まず原因の中心となる構造を整え、その後必要に応じて表面の質感を仕上げることです。

この症例は、Pono Clinic Tokyo が大切にしている「構造を整え、そのうえで必要な仕上げを加える」という治療設計がわかりやすい症例です。

関連ページ

目の下のクマは、治療名だけで判断せず、原因の層を整理することが大切です。クマ治療全体の考え方や治療選択の流れは、以下のページも参考にしてください。

この症例の担当医・監修医

Dr.芝容平のアバター Dr.芝容平 ポノクリニック東京 院長

日本美容外科学会認定専門医

防衛医科大学校卒業後、皮膚科医として研鑽を積み、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得(〜2022年)。その後、大手美容外科にて院長や技術指導医を歴任し、多数の医師の指導にあたる。 「自分の家族や友人に勧められる、誠実で質の高い美容医療」を信条とし、2023年にPono clinicを開業。特にライフワークとする「切らないクマ治療(裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト)」や中顔面の若返り手術において、医学的根拠に基づいた高い技術力に定評がある。