裏ミッドフェイスリフト®|中顔面の立体感を整え、クマと輪郭の印象が変化した症例
この症例は、30代女性の裏ミッドフェイスリフト®の症例です。
目の下のクマだけでなく、中顔面の立体感が弱く、頬上部のまとまりが出にくいことで、目の下から頬にかけて影が広がって見えていました。
この症例では、目の下だけを平らにするのではなく、頬の脂肪を一つのまとまりとして整え、中顔面の立体感をつくることを重視しました。その結果、クマの改善だけでなく、顔の中心がすっきり見え、輪郭まで整って見える変化が得られています。
この症例写真で見るポイント
この症例では、目の下のふくらみや影が減ったかだけでなく、頬上部のまとまりと中顔面の立体感がどのように変化しているかを見てください。
裏ミッドフェイスリフト®は、目の下だけを処理する治療ではありません。目の下から頬までをひと続きの面として整えることで、顔の中心に光が入りやすくなり、輪郭もすっきり見えることがあります。
特にこの症例では、クマの改善と同時に、中顔面の形がまとまることで、顔全体の印象が引き締まって見える点が重要です。

正面:目の下の影だけでなく、頬上部のまとまりと中顔面の立体感を確認します。術後は、目の下と頬の境界がなだらかになり、顔の中心に光が入りやすくなっています。中顔面が整うことで、輪郭もすっきり見えやすくなっています。

閉眼:閉眼時は、下まぶたの皮膚表面、質感、左右差を確認します。裏ミッドフェイスリフト®は皮膚表面を切開しない治療ですが、皮膚の薄さや小じわは構造治療だけで完全になくなるものではありません。

笑顔:笑ったときに、涙袋や表情の自然さが保たれているかを確認します。術後も笑顔が不自然に引きつるのではなく、目の下から頬までの連続性が保たれ、頬の立体感が自然に見えています。

上方視:上を向いた状態では、眼窩脂肪のふくらみや下まぶたの張りが強調されやすくなります。この症例では、目の下の突出感だけでなく、その下に続く頬上部の影がどう変化しているかを確認します。

左向き:斜めから見ることで、正面だけでは分かりにくい頬上部の立体感と、目の下から頬へのつながりを確認できます。術後は、中顔面のまとまりが出ることで、斜めから見たときの頬の形がすっきり見えています。

右向き:反対側からも、目の下と頬上部の連続性を確認します。左右の斜位で見ることで、片側だけでなく中顔面全体の影の流れや、輪郭がすっきり見える変化を評価しやすくなります。

術後経過:術後早期は腫れやむくみが残ることがあります。時間の経過とともに、目の下から頬までのラインはより自然になり、中顔面の立体感もなじんでいきます。完成にはさらに時間がかかります。
診療メニュー:クマ治療、しわ・たるみ治療
施術名:裏ミッドフェイスリフト®(裏ハムラ+骨膜下リフト)、PRPF®療法(法令線・マリオネットライン)
年代・性別:30代・女性
症例タグ:30代/アンチエイジング/マリオネットライン/中顔面/影が頬まで広がる(頬のピークが下がる)/段差・凹みが気になる/法令線/目の下のクマ
費用:総額1,006,400円(施術当時)
ダウンタイム:2週間程度
リスク/副作用:腫れ・内出血・左右差・違和感・イメージとの違いなどを生じる事があります。
この症例の構造診断
この症例では、目の下のふくらみや段差だけでなく、頬上部のまとまりの弱さと中顔面の立体感の不足が、クマの見え方に影響していました。
目の下だけを単独で見ると、ふくらみを減らす治療や凹みに何かを入れる治療に見えることがあります。しかし実際には、頬上部の構造がまとまらず、中顔面の面としての支えが弱く見えることで、目の下から頬まで影が広がっていました。
| 主な見え方 | 目の下の影、頬まで広がる影、中顔面の立体感の不足、輪郭のもたつき感 |
|---|---|
| 関与していた構造 | 眼窩脂肪、ティアトラフ、SOOF、中顔面深層、頬上部の脂肪のまとまり |
| 眼窩脂肪 | 目の下のふくらみとして一部関与していましたが、影の原因は脂肪の突出だけではありませんでした。 |
| ティアトラフ | 目の下と頬の境界となる段差に関与していました。 |
| SOOF・中顔面深層 | 頬上部のまとまり、中顔面の立体感、目の下から頬への連続性に関与していました。 |
| この症例で見るポイント | クマの改善だけでなく、中顔面の立体感が出ることで、顔全体がすっきり見える変化です。 |
なぜ裏ミッドフェイスリフト®を選択したか
この症例では、目の下の影が目の下だけで完結しておらず、頬上部まで広がっていました。
脱脂で眼窩脂肪だけを減らしても、ティアトラフの段差や頬まで続く影は残る可能性があります。また、頬上部のまとまりが弱いタイプでは、脂肪を減らすことで、目の下と頬の境界がかえって目立つことがあります。
脂肪注入で量を足す方法もありますが、頬の構造が下がったまま量を足すと、中顔面が重く見えたり、自然な立体感にならないことがあります。
この症例では、取る・入れるという発想ではなく、頬の脂肪を一つのまとまりとして整え、中顔面全体をリフトアップすることが重要と判断しました。そのため、裏ミッドフェイスリフト®で目の下から頬までの連続性と、中顔面の立体感を整えました。
中顔面の立体感と小顔に見える印象について
この症例では、中顔面の立体感が整うことで、クマの影だけでなく、顔全体の輪郭もすっきり見えています。
小顔に見える変化は、骨格そのものを小さくしたという意味ではありません。頬上部がまとまり、目の下から頬までの光の入り方が整うことで、顔の中心が引き締まって見え、結果として輪郭がすっきりした印象になります。
クマ治療では、目の下だけを平らにすることに意識が向きがちですが、中顔面の立体感が整うことで、顔全体の印象まで変わることがあります。
術後写真で見るべきポイント
術後写真では、目の下のふくらみが減ったかだけではなく、頬上部のまとまりと中顔面の立体感がどのように変化しているかを見てください。
術後は、目の下と頬の境界がなだらかになり、顔の中心に光が入りやすくなっています。頬上部が自然にまとまることで、中顔面全体の印象が整い、輪郭まで軽く見える変化が出ています。
一方で、皮膚そのものの薄さや透け感は、構造を整えても残ることがあります。構造による影がどこまで改善し、皮膚側の要素がどこに残るのかを分けて見ることが大切です。
この治療で改善できること・残る可能性があること
裏ミッドフェイスリフト®は、中顔面の深い構造を整え、目の下から頬までの連続性を改善する治療です。この症例のように、頬上部のまとまりや中顔面の立体感が弱く見える場合に選択肢になります。
一方で、骨格そのものを小さくする治療ではありません。また、皮膚そのものの薄さ、小じわ、色素沈着、透け感を完全になくす治療でもありません。必要に応じて、PRPF®療法や外用治療など、皮膚側の治療を別に検討することがあります。
また、腫れ、内出血、左右差、違和感、仕上がりの感じ方には個人差があります。症例写真は治療結果の一例であり、同じ治療でも状態によって経過や仕上がりは異なります。
関連ページ
目の下のクマは、治療名だけで判断せず、原因の層を整理することが大切です。クマ治療全体の考え方や治療選択の流れは、以下のページも参考にしてください。

