表ハムラ法の費用相場と料金の内訳|切開手術が高額になる理由とクリニック選びの注意点

目の下の大きなたるみや深い凹みを根本から整える表ハムラ法は、美容外科手術の中でも非常に難易度が高い治療です。費用相場は30万円から60万円程度と幅があり、その内訳には高度な技術料や麻酔管理費が含まれています。

切開を伴う手術が高額になるのは、単に組織を動かすだけでなく、数ミリ単位の精密な調整によって、将来的な若々しさを守るための処置を施しているからです。追加費用の落とし穴を避け、納得できる結果を得るための判断基準をお伝えします。

目次

提示価格に惑わされないための表ハムラ法の一般的な費用相場と支払い項目の内訳

表ハムラ法の全国的な費用相場は、およそ30万円から60万円の範囲で設定されていることが一般的です。自由診療であるため、クリニックの設備や医師の熟練度によって価格に差が生じる傾向にあります。

安価な設定には理由がある場合が多く、総額での判断が欠かせません。予算を立てる際には、まず基本の手術料金に何が含まれているかを細かく確認する必要があります。表面的な金額だけでなく、実際に支払う総額を見極めましょう。

金銭的なトラブルを未然に防ぐ第一歩は、標準的な単価を知ることです。基本料金以外に、どのような追加コストが発生しやすいのかを理解しておく必要があります。ここでは具体的な項目ごとにその中身を紐解いていきます。

基本の手術代金に含まれる範囲を確認する

多くのクリニックでは、表ハムラ法の基本料金に医師の執刀料や看護師の介助料を計上しています。この中には、下まつ毛のキワを切開し、眼窩脂肪を移動させて再配置する一連の工程が含まれます。

皮膚の切除までが料金内で完結するかどうかは、必ず最初に確かめておきましょう。一部の施設では、脂肪移動の手技料と皮膚切除の費用を分けて表記しているケースも見受けられます。こうした料金体系には注意が必要です。

見積もりを重ねるごとに想定以上の金額に膨らむことを避けるため、一式料金の定義を確認してください。契約前に、目の下のたるみ解消に必要な全ての外科的処置が含まれているか、担当者に質問することが大切です。

麻酔代金や術前検査にかかる別途費用の存在

手術料金とは別に必ず発生するのが麻酔に関連する費用です。表ハムラ法は数時間に及ぶ繊細な作業を伴うため、局所麻酔に加えて静脈麻酔や笑気麻酔を併用することが標準的です。これらは重要な項目です。

麻酔費用が別途設定されている場合、プラス5万円から10万円程度の負担増となります。また、安全に手術を遂行するためには欠かせない術前検査も考慮しましょう。クリニックによっては、数万円の検査料が必要です。

こうした細かい項目の積み重ねが、最終的な支払い総額に大きく影響を与えます。提示された手術料が安くても、検査や麻酔で相場を超えていないかを確認してください。全体的なバランスを考えることが経済的な成功に繋がります。

術後の処方薬や定期検診で必要になる維持費

切開手術を受けた後は、痛み止めや抗生剤、腫れを抑えるための内服薬などが処方されます。これらの薬剤料が手術代に含まれているか、それとも実費での支払いになるかはクリニックごとに異なります。事前に確認しましょう。

数千円程度の差ではありますが、事前の心構えとして把握しておくべき点です。さらに、抜糸後の経過観察や1ヶ月検診などの再診料も確認が必要です。良心的なクリニックであれば、アフターケア代を無料に設定しています。

再診のたびに数千円の費用がかかる仕組みであれば、通院回数に応じて総コストが増大していきます。術後のケアをどれだけ手厚く、かつ明朗会計で行ってくれるかは、クリニックの誠実さを測る大きな指標となります。

一般的な費用プランの具体的な構成

費用項目一般的な金額目安主な内容
表ハムラ法基本料350,000円〜500,000円医師による手術の執刀代金
麻酔関連費用30,000円〜80,000円静脈麻酔や笑気麻酔の実施料
各種検査・薬代10,000円〜30,000円血液検査・痛み止め・抗生剤

なぜ安くないのか?高度な技術を要する切開手術が高額になる正当な理由

表ハムラ法が高額に設定されている最大の理由は、医師に求められる解剖学的な知見の深さと、操作の難易度にあります。脂肪をただ取り除く脱脂術とは異なり、組織を温存しながら移動させる高度な手技が必要です。

この繊細な作業への対価が、価格の高さに直結しています。目の下の構造を根本から作り替えるこの手術は、単なる美容整形の枠を超えた再建に近い側面を持っています。安全性を担保するためにはコストがかかります。

自然で若々しい仕上がりを実現するためには、相応の設備と熟練の医師が不可欠です。それらが維持されている医療機関であれば、料金が高くなるのは健全な証拠です。安さの理由よりも、高さの理由に納得できることが重要です。

脂肪を捨てずに再配置する剥離技術の専門性

ハムラ法の中核となるのは、膨らみの原因となっている脂肪を、凹んでいる箇所へと移動させる技術です。この際、脂肪に繋がる血流を維持したまま剥離しなければなりません。これは非常に高い技術力が求められる工程です。

組織を傷つけずに生かしたまま動かす手技は、熟練した医師のみが成し得る技です。この高度な剥離作業によって、術後の仕上がりが不自然に凹んだり、脂肪が死滅してシコリになったりするリスクを回避できます。

脂肪を再利用して平らな目元を作る手間と時間は、簡易手術では決して代替できません。その価値を理解することで、なぜ表ハムラ法の料金が高いのかが分かります。長期的な美しさを守るための、職人技への報酬なのです。

皮膚の切除量をミリ単位で見極める判断力

表ハムラ法では余った皮膚を直接切り取りますが、この切除量の判断には細心の注意が必要です。皮膚を切りすぎれば、まぶたが外側にひっくり返る外反という深刻な状態を招きます。これは絶対に避けたい事態です。

逆に少なすぎれば、たるみは解消されず、せっかくの切開手術が無意味になってしまいます。患者様の肌の伸びやすさや骨格を見極め、最適な切除を行うには、膨大な手術経験に基づく感覚が必要です。

この専門的な判断力が、手術費用の内訳において非常に大きなウェイトを占めています。失敗が許されない繊細な処置だからこそ、信頼できる医師に依頼するための費用は、自分への保険代とも考えられるでしょう。

支持組織の補強による長期的な効果の維持

加齢で緩んでしまった眼輪筋や眼窩隔膜を、骨膜という硬い組織にしっかりと固定し直す工程も重要です。この吊り上げ処置を行うことで、単に脂肪を動かす以上のリフトアップ効果が生まれます。内部からの若返りです。

こうした内部構造の補強は、目に見えない部分に多くの時間が費やされます。丁寧な固定処置を施すことで、術後の後戻りを防ぎ、若々しさを長期間キープできるようになります。将来的な老化のスピードを遅らせましょう。

先行投資としての側面もあり、その手間が手術料金の高さという形で現れています。構造を立て直すこの技術こそが、表ハムラ法を唯一無二の治療にしているのです。効果の持続性を考えれば、妥当な金額と言えるでしょう。

切開手術が高額になる背景にある要素

  • 解剖学に基づいた精密な組織の剥離作業
  • 外反を防ぎつつ最大効果を出す皮膚切除
  • リフトアップを支える内部の吊り上げ固定
  • 数時間にわたる医師の高度な集中力と拘束

見かけの安さに惑わされない!信頼できるクリニックを見極めるための注意点

費用を抑えたいと願うのは自然なことですが、美容医療において安さが最優先されるのは危険です。不当に安い価格設定の裏には、技術不足や安全性への配慮不足、不透明な追加費用の存在が隠れていることがあります。

信頼に値するクリニックは、常に透明性の高い情報提供を行います。本当に選ぶべきなのは、提示された価格の根拠を理論的に説明し、リスクについても逃げずに回答してくれる場所です。後悔しないために慎重になりましょう。

自分自身の顔にメスを入れる一生モノの手術だからこそ、金額の多寡よりも医療機関としての誠実さを重視すべきです。安易な選択が修正手術を招き、結果的に高くつくのを防ぐためには、正しい選択眼を持つことが必要です。

形成外科的な専門教育を受けた医師かどうか

表ハムラ法は美容外科の中でも特に形成外科の技術が重要になる手術です。日本形成外科学会が認定する専門医資格を持っている医師は、皮膚の扱い方や縫合の丁寧さにおいて、厳しいトレーニングを積んでいます。

このバックグラウンドの有無は、仕上がりの美しさに大きく関わります。専門医であれば、合併症のリスクを抑える方法を熟知しており、万が一の事態にも迅速に対応できます。医師のプロフィールを確認することは必須です。

これまでどのような症例を経験してきたかをチェックすることは、自身の安全を守る上で不可欠なプロセスとなります。医師が掲げる資格や経歴を鵜呑みにせず、実績に裏打ちされた安心感を基準に選びましょう。

カウンセリング時に提示される見積書の詳細度

良心的なクリニックは、カウンセリング時に一式で済ませるのではなく、細かな明細を提示します。麻酔の種類、使用する薬剤、アフターケアの内容まで、何にいくら払うのかが明確であれば、後から驚くこともありません。

説明のない項目がないか、その場で確認しましょう。逆に、今日契約すれば大幅に値引きするといった強引な勧誘を行うクリニックには警戒が必要です。医療は商売ではありません。納得して決断する時間を奪う場所は避けましょう。

患者様が冷静に判断できる環境を整えてくれる施設こそ、術後のフォローも期待できる誠実な医療機関です。見積書の丁寧さは、そのまま手術への向き合い方にも現れます。不明瞭な点があれば、納得いくまで問いかけてください。

長期経過を含む症例写真が充実しているか

技術力を判断する最大の材料は、過去の症例写真です。注目すべきは手術直後の写真ではなく、3ヶ月から半年以上が経過した状態のものです。腫れが引いた後の質感をみることで、医師のデザインセンスを把握できます。

傷跡の目立たなさを確認することで、医師の縫合技術を推し量ることができます。自分と似た年齢層や、同じようなクマのタイプの症例があるかどうかも確認しましょう。成功事例だけでなく、変化を正直に示しているかが鍵です。

どのような仕上がりが期待できるのかを現実的に示してくれるクリニックであれば、術後のイメージの乖離を防ぐことができます。写真の見栄えだけでなく、症例の多さが安定した技術の証明となることを覚えておきましょう。

クリニック選びの際に重視すべき項目

比較ポイント信頼できる基準懸念される傾向
医師の専門性形成外科の認定資格を保有経歴が浅い、または不明確
価格の提示全項目を明記した見積書口頭のみ、または総額不明
症例の公開長期の経過写真を多数掲載加工が疑われる直後写真のみ

表ハムラ法と裏ハムラ法のどちらを選択すべきか?費用対効果と満足度の違い

目の下のクマ取りには、皮膚を切る表ハムラ法と、まぶたの裏から操作する裏ハムラ法があります。一般的に表ハムラ法の方が数万円から十数万円ほど高くなる傾向にあります。これは、皮膚の切除という工程があるためです。

しかし、価格差だけで選ぶのは賢明ではありません。安価な方を選んだとしても、自分の症状に適していなければ、十分な満足は得られません。それぞれの術式がどのようなメリットをもたらすのかを理解してください。

自分にとっての費用対効果が最も高い方を選択することが、失敗を防ぐ鍵となります。医師の診断を仰ぎながら、どちらの術式が将来の自分を最も輝かせてくれるのかを基準に、総合的な判断を下すことが大切です。

皮膚のたるみが強い場合は表ハムラ法が必須

40代以降で、目の下に深いシワや顕著なたるみがある場合、表ハムラ法が強く推奨されます。裏ハムラ法では脂肪の膨らみは解消できても、伸びてしまった皮膚はそのまま残るため、術後に小ジワが目立つ恐れがあります。

これを防ぐには、皮膚の切除が必要不可欠です。傷跡を気にして裏ハムラ法を選んだが、結局たるみが取れずに追加で皮膚切開をしたという例もあります。これでは二度の費用がかかり、経済的な損失も大きくなります。

最初から適切な術式を選ぶことが、結果として最もコストを抑えることに繋がります。自分の顔の状態を正しく把握し、妥協のない治療法を選ぶことが、長期的な満足度と若々しさを手に入れるための最短ルートです。

ダウンタイム期間中の活動制限に伴う負担

表ハムラ法は抜糸が必要であり、術後1週間は表面に糸がついた状態になります。また、強い腫れや内出血が2週間ほど続くため、仕事の調整や対面での予定を制限せざるを得ません。この調整もコストの一部です。

一方、裏ハムラ法は表面に傷がないため、メイクでのカバーが容易で社会復帰も早いです。時間的な余裕が全くない方にとっては、裏ハムラ法の方が利便性が高いと感じるかもしれません。自身のスケジュールと相談しましょう。

どちらの負担が許容範囲内かを冷静に比較してください。目元の美しさを得るためのダウンタイムを、自分への休息時間と捉えられるかどうかで、選択肢も変わってきます。無理のない計画を立てることが、心の安定に繋がります。

傷跡のケアにかかる時間と安心感のバランス

表ハムラ法の傷跡は、下まつ毛の際という非常に目立たない場所に配置されますが、完全に馴染むまでには数ヶ月の時間を要します。その間の経過に不安を感じやすい方は、精神的なコストが高くなる可能性があります。

長期的な視点で見れば、皮膚のたるみまでスッキリと解消できる表ハムラ法は、一度の投資で得られるリターンが非常に大きいです。目の下の機能美を数十年単位で維持できるという安心感は、何物にも代えがたいものです。

価格以上の価値を持つことが多いため、将来の自分を想像しながら決断することが大切です。一時的な傷跡への懸念よりも、一生続く仕上がりの良さを追求することが、美容外科手術において最も後悔の少ない考え方と言えます。

術式別の特徴と費用のバランス

  • 表ハムラ法:たるみが強い方に適し、高い持続性が期待できる
  • 裏ハムラ法:傷跡を避けたい若年層に適し、回復が非常に早い
  • 表ハムラ法:皮膚処置を含むため費用は高くなるが満足度も高い
  • 裏ハムラ法:皮膚処置がない分、費用は抑えられるが適応が限定的

予算オーバーを防ぐ!手術代に含まれない麻酔代やアフターケア費用の実態

クリニックのホームページに記載されている価格を見て安心するのは早計です。実際にカウンセリングへ行くと、麻酔や薬、オプションなどで数万円から十数万円が上乗せされるケースが珍しくありません。注意が必要です。

予算を計画する際には、こうした見えない費用の存在を最初から織り込んでおく必要があります。手術当日に慌てることのないよう、追加料金が発生する項目をあらかじめリストアップしておきましょう。透明性が重要です。

それぞれのオプションが自分にとって本当に必要かどうかを冷静に判断してください。総額を把握する力が、後悔しない治療を実現するために求められます。勧められるがままにならず、主体的に選択する姿勢を忘れないでください。

静脈麻酔や全身麻酔を選択した場合の上乗せ料金

表ハムラ法は長時間の手術になるため、局所麻酔だけでは痛みや恐怖心を完全に払拭するのが難しい場合があります。そのため、多くのクリニックでは静脈麻酔の併用を提案されます。これは非常に一般的な流れです。

この麻酔代は基本料金外であることが多く、相場としては5万円から10万円程度が別途加算されます。麻酔は安全管理が重要であり、麻酔専門の医師が立ち会う場合はさらに費用が高くなることもあります。安全を優先しましょう。

手術中のストレスを軽減し、血圧の変動を抑えて出血量を減らす効果も期待できます。単なる追加費用ではなく、安全と美しさのための必要経費として捉えるべきです。心地よく手術を終えるための大切な投資と言えるでしょう。

ダウンタイムを短縮するためのオプション費用の是非

近年、多くのクリニックで腫れを引かせる点滴や、内出血を抑える止血剤、高周波メスなどのオプションが用意されています。これらをセットにすると数万円の追加となります。仕事の関係で早く復帰したい方には価値があります。

こうしたオプションを強く勧めてくるクリニックもありますが、医師の技術が確かであれば、標準的な処置だけでも十分な結果が得られます。自分の予算と社会復帰までの期限を照らし合わせ、冷静に判断してください。

過剰な追加費用になっていないか、カウンセリングで納得いくまで質問することが重要です。付加価値としてのサービスであり、手術の成功そのものを左右するものではないことを理解しておけば、取捨選択が容易になります。

万が一の修正手術に対する保証制度の有無と条件

美容医療に100%の保証はありませんが、万が一左右差が出たり、仕上がりに不備があったりした場合の保証制度は確認しておくべきです。保証が含まれていないクリニックでは、再手術のたびに全額を支払うことになります。

良心的なクリニックでは、術後一定期間内であれば、麻酔代や薬剤料の実費のみで再手術を受けられる制度を設けています。保証制度があるということは、それだけ自院の技術に責任を持っている証拠でもあります。

安さだけで選ばず、こうしたもしもの時のコストまで含めて比較を行いましょう。契約書の細則にまで目を通し、どのような状態なら保証が適用されるのかを明確にしておくことが、将来の自分を守るための賢い行動です。

見積もり時に必ず確認すべき追加項目

確認すべき項目費用の発生有無備考
静脈麻酔・笑気麻酔別途5万〜10万手術中の快適性と安全のため
術後処方薬一式込みor実費痛み止め・抗生剤・目薬等
修正・保証制度期間内無料or有料再手術時の負担額を確認

高額な投資は一生モノになるか?表ハムラ法の持続性と将来かかるメンテナンス費用

表ハムラ法の費用は、一度に支払う金額としては決して小さくありません。しかし、その効果が10年、20年と続くのであれば、一過性の処置を繰り返すよりも長期的な支出は抑えられます。構造そのものを再構築しましょう。

表ハムラ法は他の治療法と比較しても圧倒的に高い持続性を誇ります。この手術を一生に一度の先行投資と捉えることで、費用の感じ方は大きく変わるはずです。将来的に追加でかかる費用のリスクを減らすことができます。

クマ取り治療の中で最も経済合理性が高い選択肢の一つと言えるでしょう。目元の若々しさが続くことは、自信と前向きな気持ちを与えてくれます。価格に見合うだけの人生の充足感を得るための、大切な一歩となります。

脂肪を再配置することで生じる再発防止効果

脂肪を単に取り除く脱脂の場合、数年後に残った脂肪が再び前方へ突出してくることがありますが、ハムラ法では脂肪を物理的に移動させ、骨膜に固定します。この固定によって脂肪の位置が安定し、再発を強力に抑えます。

再発して再度手術を受けることになれば、二重の費用とリスクを負うことになります。最初から土台を整える表ハムラ法を選択することは、将来的な再手術コストを最小限にするための賢い選択と言えるでしょう。

効果が長く続くことは、心理的な安心感にも繋がります。鏡を見るたびに悩みを感じることがなくなる日常は、金額では測れない価値があります。構造的なアプローチだからこそ、時間に負けない強さを持てるのです。

皮膚と筋肉の引き締めが老化の進行を遅らせる

表ハムラ法では皮膚を切り取るだけでなく、緩んだ眼輪筋の吊り上げ固定も行います。この処置によって目元の皮膚のハリが回復し、重力によるたるみの進行にブレーキをかけられます。未来の自分へのプレゼントです。

40代でこの処置を受けておくことで、60代になった時の目元の老け込み方に決定的な差が生じます。高級なアイクリームや定期的な注入を続ける場合、その総額は優に100万円を超えます。維持費を削減しましょう。

それらに頼り切りになるよりも、一度の手術で構造を若返らせる方が、時間もお金も節約できるというのが美容医療における現実的な視点です。若さを保つためのコストパフォーマンスを、ぜひ長い目線で考えてみてください。

術後の良い状態を維持するために必要な最低限のケア

手術を受けたからといって、その後のスキンケアを一切放棄して良いわけではありません。しかし、土台が整っていれば、日々の保湿や紫外線対策といった基本的なケアだけで、十分に若々しさを保てます。

高額な美容液を使い続ける必要性は、手術前より格段に低くなります。もし将来的に気になる部分が出たとしても、少量の注入治療などの軽微なメンテナンスで済む可能性が高いです。大掛かりな手術は不要になります。

維持管理費を安く抑えるための基礎工事のような役割を果たし、長期的な生活の質を高めてくれるはずです。手術をゴールにするのではなく、新しい人生のスタートとして、正しいケアを続けていくことが成功の秘訣です。

他の治療との生涯コスト比較の視点

  • 表ハムラ法:初期費用は高いが、追加のメンテナンス費はほぼ不要
  • ヒアルロン酸:初期費用は安価だが、半年から1年ごとの維持費がかさむ
  • 脱脂術:中間的な費用だが、皮膚のたるみには別途処置が必要になる
  • アイクリーム:手軽だが、深刻なたるみに対する根本解決には至らない

よくある質問

表ハムラ法の費用相場は他のクマ取り治療と比較してなぜ高いのですか?

表ハムラ法は、脂肪移動、筋肉固定、皮膚切除という複雑な工程を全て行うためです。

単純な脱脂術に比べて手術時間が長く、医師の高度な技術が必要となるため、技術料が価格に反映されています。

表ハムラ法の料金の内訳に含まれる麻酔代にはどのような種類がありますか?

基本料金に含まれる局所麻酔のほか、静脈麻酔や笑気麻酔が設定されることが一般的です。

長時間の手術で患者様の恐怖心や痛みを抑えるために静脈麻酔を併用することが推奨されますが、その場合は5〜10万円程度の追加負担となることが多いです。

表ハムラ法のクリニック選びの注意点として安すぎる価格設定のリスクは何ですか?

相場を大きく下回る価格の場合、医師の経験不足や、アフターケアの欠如、必須項目の別料金化といったリスクが考えられます。

安さだけで選ぶと最終的なコストや精神的負担が増大する恐れがあるため、慎重な検討が必要です。

表ハムラ法の手術代以外に術後の薬代や検診代でいくら用意すべきですか?

薬代や検診代は1〜3万円程度を見込んでおけば十分ですが、多くのクリニックではこれらを手術代に含めています。

ただし、再診料が毎回発生する施設や、特別な薬を別途販売するケースもあるため、カウンセリング時に確認してください。

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この記事を書いた人

Dr.芝容平のアバター Dr.芝容平 Pono clinic院長

日本美容外科学会認定専門医

防衛医科大学校卒業後、皮膚科医として研鑽を積み、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得(〜2022年)。その後、大手美容外科にて院長や技術指導医を歴任し、多数の医師の指導にあたる。 「自分の家族や友人に勧められる、誠実で質の高い美容医療」を信条とし、2023年にPono clinicを開業。特にライフワークとする「切らないクマ治療(裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト)」や中顔面の若返り手術において、医学的根拠に基づいた高い技術力に定評がある。

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