スネコスのダウンタイム・副作用|内出血やしこりのリスク

スネコスは非架橋ヒアルロン酸と6種のアミノ酸を組み合わせた注入治療で、目の下のクマやたるみの改善を目指す方に注目されています。ダウンタイムは比較的短く、多くの場合は数日で日常生活に戻れるでしょう。

ただし、内出血やしこりといった副作用が生じる可能性はゼロではありません。施術を受ける前に「どの程度の症状が」「どのくらい続くのか」を把握しておくことで、不安を軽減しながら治療に臨めます。

この記事では、スネコスのダウンタイムの実際の経過から、内出血やしこりが生じた場合の対処法、副作用リスクを抑えるための施術前後のケアまで、目の下のクマ取りを検討中の方が知っておきたい情報を丁寧にまとめました。

目次

スネコスのダウンタイムはどのくらい?施術直後から回復までの流れ

スネコスのダウンタイムは1〜3日程度が目安です。ヒアルロン酸フィラーと異なり、非架橋の製剤を使用するため組織への負担が小さく、腫れや赤みも軽度で済む傾向があります。

施術直後に感じる赤みと軽い膨らみ

注射直後は針を刺した部位を中心に、小さな赤い点や軽い膨らみが現れます。これは皮膚に細い針を刺すことで起きる一時的な反応であり、多くの場合は数時間から半日ほどで目立たなくなるでしょう。

目の下のクマ治療として施術を行った場合、まぶた周辺は皮膚が薄いため赤みがやや長引くことがあります。とはいえ翌日にはメイクで十分カバーできる程度に落ち着くケースがほとんどです。

目の下のクマ取り目的ならではの注意点

目の周囲は血管が密集しているため、他の部位に比べて内出血のリスクがわずかに高まります。施術後は目をこすらず、就寝時に枕を少し高めにすることで、余分なむくみの予防が期待できます。

コンタクトレンズの装着は施術当日は控えるよう案内するクリニックが多い傾向です。翌日以降は通常どおり使用して差し支えありませんが、違和感がある場合は担当医に相談してください。

日常生活への復帰時期の目安

洗顔は施術の6時間後から可能とするクリニックが一般的です。メイクについても翌日から再開できることがほとんどで、仕事や外出への影響は小さいといえます。入浴はぬるめのシャワーなら当日でも問題ないとされますが、長風呂やサウナは血行を促進して腫れを悪化させるおそれがあるため注意が必要です。

行動再開の目安
洗顔施術6時間後〜
メイク翌日〜
入浴・サウナ2〜3日後〜
激しい運動3日後〜
飲酒2〜3日後〜

上の表はあくまで一般的な目安であり、クリニックの方針や個人の肌状態によって異なります。施術時に担当医からの指示を優先してください。

スネコス注射で報告されている副作用の種類と頻度

副作用の多くは注射に伴う物理的な反応であり、重篤な症状が生じることはまれです。あらかじめ起こりうる症状を知っておけば、施術後に慌てずに済みます。

痛みや違和感は一時的なもの

注射時にチクッとした刺激を感じることがありますが、スネコスに使用する針は30〜32ゲージと非常に細いため、強い痛みを訴える方は少数です。施術前に表面麻酔クリームを塗布するクリニックも多く、痛みへの不安が大きい方は事前に相談するとよいでしょう。

施術後の鈍い違和感は数時間で消失するのが通常の経過です。翌日以降も痛みが続く場合は、感染症など別の原因が考えられるため、早めにクリニックへ連絡してください。

腫れやむくみが落ち着くまでの期間

スネコスは非架橋ヒアルロン酸を使用しているため、架橋型のフィラーに比べて腫れが出にくい特徴があります。軽いむくみが生じた場合でも、2〜3日で自然に吸収されて元の状態に戻るケースが大半を占めます。

とくに目の下は重力の影響でむくみが目立ちやすい部位です。施術後はうつ伏せ寝を避け、頭を心臓より少し高い位置に保つことで、翌朝のむくみを抑えやすくなるでしょう。

アレルギー反応が疑われるケース

ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分であり、アレルギー反応が起きる確率は極めて低いとされています。万が一、施術後に広範囲の発赤やかゆみ、呼吸の違和感などが現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。

過去に他のヒアルロン酸製剤やアミノ酸製剤で異常反応を起こした経験がある方は、カウンセリング時に必ず申告することが大切です。

副作用の種類発生頻度持続期間
注射部位の赤み高い数時間〜1日
軽度の腫れやや高い1〜3日
内出血中程度5〜10日
しこり低い1〜4週間
アレルギー反応極めて低い個人差あり

スネコスの内出血はいつ消える?青あざが残らないための対策

内出血が出ても通常5〜10日で吸収されるため、痕として残ることは基本的にありません。目の下の皮膚は薄いため青紫色が目立ちやすい部位ですが、適切に対処すれば回復を早められます。

内出血が生じやすい体質や条件

血液をサラサラにする薬(抗凝固薬や抗血小板薬)を服用中の方は、内出血の発生率が高まります。魚油やビタミンEなどのサプリメント、市販の鎮痛薬(イブプロフェンやアスピリン)も同様に出血傾向を強めるため、施術前に担当医へ申告してください。

飲酒習慣がある方も血管が拡張しやすく、内出血のリスクが上がります。施術前日と当日の飲酒を控えるだけでも発生率は下がるでしょう。

内出血を早く引かせるためのセルフケア

施術直後から24時間は、患部を冷やすことが有効です。清潔なガーゼで包んだ保冷剤を軽く当てると、血管の収縮を促して出血の拡大を抑えられます。ただし冷やしすぎは凍傷の原因になるため、1回あたり10〜15分を目安に間隔を空けてください。

翌日以降に内出血が広がった場合でも、体内の吸収システムが自然に分解・排出するため、特別な治療は不要です。コンシーラーやファンデーションで色味をカバーしながら経過を見守りましょう。

施術前に内出血リスクを下げるための準備

施術の1〜2週間前からアスピリンやイブプロフェンなどの鎮痛薬を避けるよう指示されるのが一般的です。代替としてアセトアミノフェンであれば出血への影響が少ないとされています。

  • 施術1〜2週間前から魚油・ビタミンE・イチョウ葉エキスなどのサプリメントを中止
  • 施術前日と当日はアルコールを控える
  • 施術当日は激しい運動を避ける

上記の対策を実行するだけでも内出血の発生率を大幅に減らすことができます。服薬中の方は自己判断で中止せず、必ず主治医に確認してから調整してください。

スネコス注射後にしこりができた場合の原因と経過

「しこりが触れる」という訴えは、注入直後の薬液が皮下に小さな塊として残っている状態がほとんどです。スネコスは非架橋ヒアルロン酸であるため体内に吸収されやすく、しこりが長期間残るリスクは架橋型のフィラーに比べて低い傾向にあります。

しこりの正体は薬液の一時的な滞留

スネコスを皮内に注入すると、薬液が真皮層に小さな水玉状に分布します。施術直後は指で触れるとポツポツとした感触がありますが、これはヒアルロン酸が水分を引き寄せながら組織になじむ過程で起こる正常な反応です。

多くの場合、24〜72時間で薬液が周囲の組織に浸透し、しこり感は自然に消失します。目の下のように皮膚が薄い部位では、やや長く感触が残ることもありますが、1〜2週間以内には解消されるのが一般的な経過です。

しこりの持続期間と自然消失のサイン

施術後1週間が経過してもしこり感が残る場合でも、触れたときに痛みがなく、大きさが徐々に小さくなっているようであれば心配は要りません。吸収が進んでいる証拠と考えてよいでしょう。

経過日数しこりの状態
施術直後〜3日小さなポツポツが触れる
4〜7日徐々にやわらかくなる
1〜2週間ほぼ消失
2週間以降残存する場合は医師に相談

クリニックへ相談すべきタイミング

2週間以上しこりが縮小しない、赤みや熱感を伴う、痛みが増しているといった場合は、感染症や異物反応の可能性があるため速やかに施術を受けたクリニックへ連絡してください。早期の対応が後遺症の防止につながります。

なお、スネコスは非架橋ヒアルロン酸であるため、万が一異常が生じてもヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)によって溶解できるという安全面での利点があります。

スネコスの副作用リスクを最小限にする施術前後の過ごし方

副作用の有無や程度は施術前後の行動に大きく左右されます。正しい準備とアフターケアを知っておくだけで、トラブルの発生率をぐっと下げることが可能です。

施術前に控えるべき薬とサプリメント

先述のとおり、アスピリン系鎮痛薬や魚油サプリメントは出血傾向を強めます。施術の1〜2週間前から中止する指示が出るのが一般的ですが、持病で服用している薬は自己判断で中断せず、必ず処方医に相談のうえで調整しましょう。

漢方薬やハーブ系サプリメントの中にも抗凝固作用を持つものがあるため、施術を予定している旨を薬剤師や主治医に伝えておくと安心です。

施術当日に意識したいポイント

当日は過度な緊張を避け、リラックスした状態で来院することが望ましいでしょう。血圧が上がると出血しやすくなるため、施術前のカフェイン摂取も控えめにすることをおすすめします。

施術後はクリニックの指示に従い、患部を清潔に保ちながら安静に過ごしてください。長時間の入浴やサウナ、激しい運動は血流を促進して腫れや内出血を悪化させるおそれがあるため、2〜3日は避けるのが賢明です。

翌日以降のスキンケアで守りたい基本ルール

施術翌日からはやさしい洗顔と保湿を中心としたスキンケアを再開できます。ピーリング剤やレチノールなど刺激の強い成分を含む製品は、施術部位が落ち着くまで1週間程度控えるのが無難です。

ケアの種類推奨
保湿翌日から積極的に
日焼け止め翌日から必須
ピーリング剤1週間は控える
フェイシャルマッサージ1〜2週間は控える

紫外線は色素沈着のリスクを高めるため、内出血跡が残っている間は日焼け止めの使用が欠かせません。屋外に出る際にはSPF30以上の製品を塗り、帽子やサングラスで物理的に遮光する工夫も有効です。

目の下のクマ治療としてスネコスが選ばれている理由

数ある目の下のクマ取り治療のなかでスネコスが支持を集める背景には、製剤の特性から来る安全性の高さがあります。副作用が心配な方ほど知っておきたいポイントを整理しました。

非架橋ヒアルロン酸だから血管を詰まらせにくい

架橋型ヒアルロン酸フィラーでまれに報告される血管閉塞(フィラーが血管に入り込んで血流を遮断する合併症)は、目の周囲の施術で注意すべきリスクのひとつです。スネコスは架橋していないサラサラとした液状のヒアルロン酸を使用するため、血管閉塞のリスクは極めて低いと考えられています。

目の下は眼窩周囲の細い血管が多く走行しているエリアであり、ボリュームを出すフィラーよりも流動性の高い製剤のほうが安全面で優位性があるといえます。

6種のアミノ酸がコラーゲンとエラスチンの産生を促す

スネコスの特許配合には、グリシン・L-プロリン・L-リジン・L-ロイシン・L-バリン・L-アラニンという6種のアミノ酸が含まれています。これらが線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの産生を促すことで、皮膚そのものの弾力やハリを内側から高めるはたらきが期待できます。

単に水分を補充するだけでなく、皮膚の細胞外マトリックスの再構築を目指すアプローチは、目の下のクマの根本的な改善につながる可能性があるでしょう。

  • グリシン・L-プロリン:コラーゲン合成に関与
  • L-リジン・L-ロイシン・L-バリン:エラスチン産生を促進
  • L-アラニン:線維芽細胞の活性化をサポート

繰り返し施術しても蓄積しにくい安心感

架橋型フィラーは体内での分解に時間がかかるため、繰り返し注入すると蓄積による不自然な膨らみやしこりが懸念されます。一方、スネコスの非架橋ヒアルロン酸は体内の酵素で速やかに分解・吸収されるため、定期的に施術を重ねても過剰な蓄積が起きにくいのが特長です。

目の下のクマ治療は複数回の施術でじっくり改善を目指すケースが多いため、蓄積リスクの低さは長期的な治療計画を立てるうえで安心材料になります。

スネコスの副作用が不安な方がカウンセリングで確認すべきこと

不安の正体は「知らないこと」に対する恐れであることが少なくありません。カウンセリングの場で具体的な質問を投げかけることで、漠然とした心配を解消できます。

施術経験の豊富な医師かどうかを見極める

スネコスの注入は比較的新しい治療法であるため、すべての医師が同じ水準の経験を持っているわけではありません。施術実績や症例写真の有無をカウンセリング時に確認し、目の下のクマ治療に精通した医師を選ぶことがリスク軽減の第一歩です。

注入量や注入層の判断は医師の技量に左右されるため、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが、しこりや内出血といった副作用を減らすことに直結します。

副作用が出た場合のフォロー体制を確認する

万が一のトラブルが起きた際に、迅速に対応してもらえるフォロー体制が整っているかは大切な確認事項です。施術後の経過観察や再診の無料対応、休日や夜間の緊急連絡先の有無などを事前に聞いておくと安心でしょう。

また、施術後の写真記録を残しておくことをおすすめします。経過の変化を医師と共有しやすくなり、異常の早期発見にも役立ちます。

過度な不安を手放すために知っておきたい事実

スネコスに使われるヒアルロン酸とアミノ酸は、いずれも人体にもともと存在する成分です。異物を注入する治療に比べてアレルギーや拒絶反応のリスクが低く、万が一しこりなどが生じてもヒアルロニダーゼで溶解できるため、取り返しのつかない事態に発展する可能性はごくわずかです。

副作用がまったくゼロの医療行為は存在しませんが、スネコスは注入治療のなかでも安全性が高い部類に位置づけられています。正しい知識を持ち、信頼できる医師のもとで施術を受けることが、安心への近道です。

よくある質問

スネコスのダウンタイム中に仕事を休む必要はありますか?

スネコスのダウンタイムは1〜3日程度と短く、デスクワークであれば施術翌日から問題なく復帰できるケースがほとんどです。注射痕や軽い赤みはメイクでカバーできる範囲に収まることが多いでしょう。

ただし接客業など人前に出るお仕事の方は、念のため施術後2〜3日間の予定に余裕を持たせておくと安心です。内出血が生じた場合でもコンシーラーで隠せる程度がほとんどですが、個人差がある点はご了承ください。

スネコスの内出血はメイクで隠せますか?

スネコスによる内出血は比較的軽度であるため、コンシーラーやファンデーションで十分にカバーできます。施術翌日からメイクが可能なクリニックが多いので、通勤や外出にも大きな支障は出にくいでしょう。

黄色系のコンシーラーは青紫色の内出血を目立たなくする効果があるため、気になる方はあらかじめ用意しておくことをおすすめします。内出血自体は5〜10日ほどで自然に消えていきます。

スネコスのしこりは自然に消えますか?

スネコスは非架橋ヒアルロン酸を使用しているため、しこりが生じても1〜2週間で体内に吸収されて自然に消失するのが一般的な経過です。施術直後に感じる小さなポツポツは薬液が真皮に分布した状態であり、正常な反応といえます。

2週間以上経過してもしこりが小さくならない場合や、痛みや赤みを伴う場合は別の原因が考えられるため、施術を受けたクリニックへ相談してください。

スネコスの施術は何回受ければ目の下のクマに効果を実感できますか?

スネコスの効果を十分に実感するには、2週間おきに3〜4回の施術を1クールとして受けるのが標準的なプロトコルです。1回の施術でも肌のハリや潤いの変化を感じる方もいますが、コラーゲンやエラスチンの再生には一定の期間が必要となります。

効果の持続期間は6〜9か月程度とされており、状態を維持するには半年に1回程度のメンテナンス施術が推奨されることが多いでしょう。目の下のクマの程度や肌質によって個人差があるため、担当医と相談しながら治療計画を立てることをおすすめします。

スネコスとヒアルロン酸フィラーの副作用に違いはありますか?

スネコスとヒアルロン酸フィラーはどちらもヒアルロン酸を主成分としていますが、製剤の構造が異なります。スネコスは非架橋タイプのため、血管閉塞やしこりの長期残存といったフィラー特有のリスクが低い傾向にあります。

一方でスネコスはボリュームを出す目的ではなく、肌質そのものを改善する治療です。そのためフィラーのような即時的な充填効果は得られませんが、繰り返し施術しても不自然な膨らみが生じにくいという利点があります。副作用の種類や程度を比較したうえで、ご自身の悩みに合った治療を選ぶことが大切です。

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この症例の担当医・監修医

Dr.芝容平のアバター Dr.芝容平 ポノクリニック東京 院長

日本美容外科学会認定専門医

防衛医科大学校卒業後、皮膚科医として研鑽を積み、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得(〜2022年)。その後、大手美容外科にて院長や技術指導医を歴任し、多数の医師の指導にあたる。 「自分の家族や友人に勧められる、誠実で質の高い美容医療」を信条とし、2023年にPono clinicを開業。特にライフワークとする「切らないクマ治療(裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト)」や中顔面の若返り手術において、医学的根拠に基づいた高い技術力に定評がある。

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