首のシワの改善方法|縦ジワ・横ジワの原因と治療の選び方

首のシワには、横に入るシワ、縦に目立つスジ、皮膚のハリ不足による細かなシワなど、いくつかのタイプがあります。

原因も一つではありません。乾燥や紫外線、摩擦、スマホ姿勢、広頚筋の動き、皮膚の薄さやハリの低下などが重なることで、首元のシワが目立つようになります。

この記事では、首のシワの種類と原因、セルフケアでできること、美容医療で整えるべきこと、PRPF®療法が適しているケースについて解説します。

目次

首のシワは大きく分けて2種類

首のシワは大きく、縦のシワと横のシワの2種類に分けられます。それぞれ解説いたします。

実際には、縦ジワと横ジワがはっきり分かれるわけではなく、皮膚のハリ低下、広頚筋の動き、姿勢、たるみが重なって見えていることもあります。そのため、治療を考えるときは、シワの向きだけでなく、どの原因が中心かを見極めることが大切です。

縦のシワ・縦のスジ

首の縦ジワは、あごから鎖骨にかけて縦方向に生じる、細かい帯状のシワのことです。

首の縦ジワは、加齢や急激なダイエットなどによる肌のたるみが主な原因です。フェイスラインを中心に目立っていたたるみが首に降りてくると、たるんだ皮膚が寄り集まり、深いシワを形成します。この縦ジワが目立つようになると、一気に老け込んだ印象を与えることもあります。

縦スジが目立つ原因は、加齢と広頸筋と呼ばれる首の前面を覆う筋肉による影響の2つと言われています。

横のシワ

首の横ジワは、首に横一直線にできるシワのことで、幅広い年齢の方に現れやすいシワです。

横ジワができる原因は主に生活習慣といわれています。現代ではスマホを日常的に使う時間が長くなり、首の前傾姿勢を取る時間が長くなります。前傾姿勢を取る時間が長くなるほどシワとしてのくせが付きやすくなります。また、加齢によるたるみや皮膚のハリ・弾力の低下も、横ジワが目立ちやすくなる要因の一つです。

首のシワが目立つ主な原因

首のシワは、乾燥や紫外線だけでなく、皮膚のハリ低下、姿勢、広頚筋の動き、摩擦など複数の要素が重なって目立つことがあります。

皮膚のハリ・弾力の低下

紫外線、乾燥、加齢によって皮膚のハリや弾力が低下すると、首元に細かなシワやたるみによるシワが出やすくなります。首は皮膚が薄く、顔と同じように光老化や乾燥の影響を受けやすい部位です。

姿勢や生活習慣による折れぐせ

スマートフォンを見る時間が長い、枕が高い、首を前に倒す姿勢が続くと、首に横方向の折れぐせがつきやすくなります。長期間同じ位置で皮膚が折れることで、横ジワが目立つ原因になります。

広頚筋の動きによる縦スジ

首の前面には、広頚筋という薄い筋肉があります。広頚筋の動きや緊張が強いと、あご下から首にかけて縦方向のスジが目立つことがあります。このタイプでは、皮膚の治療だけでなく、筋肉の動きを考慮する必要があります。

摩擦や刺激による皮膚ダメージ

首の皮膚は薄く、摩擦の影響を受けやすい部位です。強いマッサージ、ゴシゴシ洗い、衣類によるこすれなどが続くと、乾燥や炎症につながり、シワや質感の悪化を招くことがあります。

首のシワを悪化させないためのセルフケア

セルフケアは、首のシワを完全に消すためのものではありません。乾燥や紫外線、摩擦、姿勢による悪化を防ぐための基本的な対策として考えることが大切です。

すでに深く刻まれたシワや、皮膚のハリ低下、広頚筋の動きが関係するシワは、セルフケアだけで大きく改善することは難しい場合があります。

保湿や紫外線対策は、乾燥や光老化による悪化を防ぐための基本的なケアです。首元は顔と同じように外的刺激を受けやすいため、日常的にやさしくケアすることが大切です。

肌の保湿をしっかり行う

首のシワ予防として、スキンケアアイテムなどによる保湿をしっかり行いましょう。特に乾燥による小ジワでは、保湿によって目立ち方が変わることがあります。スキンケアをする際は、顔と一緒に首まで意識的に保湿しましょう。

ただし、縦スジなど乾燥の影響を受けていない種類のシワもあるので、全ての首のシワを保湿で予防することは残念ながらできません。

外出時は紫外線対策をする

首のシワ予防として、紫外線対策は有効です。

紫外線は、皮膚のハリや弾力に関わるコラーゲンやエラスチンなどに影響し、光老化の一因になります。首元は日焼け止めを塗り忘れやすいため、顔と同じように紫外線対策を行うことが大切です。

また、紫外線によるダメージで表皮のターンオーバーが乱れると、うるおいを守るバリア機能が低下するため、乾燥を引き起こす原因となります。そのため、紫外線対策をして肌を守ることは、首のシワ予防に有効といえます。

首のシワに対する美容医療の選び方

首のシワは、原因によって適した治療が異なります。皮膚のハリや質感が原因のシワ、広頚筋の動きが関係する縦スジ、ボリューム不足による凹み、たるみが強い状態では、選ぶ治療が変わります。

そのため、首のシワ治療では「どの治療が一番よいか」ではなく、「自分のシワがどの原因で目立っているか」を確認することが重要です。

首のシワ治療は原因によって変わる

首のシワは、すべて同じ治療で改善するわけではありません。皮膚の質感、筋肉の動き、たるみ、ボリューム不足など、原因に合わせて治療を選ぶ必要があります。

皮膚のハリ・質感低下PRPF®療法
広頚筋の動きによる縦スジボトックス注射
浅い凹み・ボリューム不足ヒアルロン酸などの注入治療
皮膚のゆるみ・軽いたるみ照射治療
強いたるみ・余剰皮膚切開治療を検討することがあります

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PRPF®療法

PRPF®療法は、ご自身の血液由来の成分を用いて、皮膚のハリや質感を整える治療です。首では、皮膚の薄さ、ハリ不足、細かなシワ、浅い凹みが気になる方で選択肢になります。

PRPF®療法は、広頚筋の動きを止める治療ではありません。また、強いたるみを物理的に引き上げる治療でもありません。皮膚そのものの質感を整えることで、首元の印象を自然に改善することを目指します。

効果の出方や経過には個人差があり、腫れ・内出血・しこり・左右差・違和感などのリスクがあります。診察では、シワの深さ、皮膚の薄さ、広頚筋の影響、たるみの程度を確認したうえで、適応を判断します。

PRPF®療法について詳しく知りたい方は、下記のページもご覧ください。

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ボトックス注射

広頚筋の動きによる縦スジが目立つ場合、ボトックス注射が選択肢になることがあります。ボトックス注射は、筋肉の動きを弱めることで、筋肉の緊張によって出る縦スジを目立ちにくくすることを目的とした治療です。

ただし、ボトックス注射は皮膚のハリや質感を改善する治療ではありません。また、効果は永続的ではないため、状態に応じて定期的な治療が必要になることがあります。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注射は、シワや凹みの部分に製剤を注入し、ボリュームを補うことでシワを目立ちにくくする治療です。

比較的早く変化がわかりやすい一方で、製剤は時間とともに吸収されるため、効果の持続には限りがあります。また、首は皮膚が薄く動きも多い部位のため、凹凸や不自然さが出ないよう慎重な製剤選択と注入技術が必要です。

レーザー系照射治療

レーザーや高周波、超音波などの照射治療は、肌の引き締めや質感改善を目的に行われることがあります。皮膚のゆるみや軽いたるみが関係する場合に、選択肢になる治療です。

一方で、深く刻まれたシワや、広頚筋の動きが強く関係する縦スジでは、照射治療だけでは変化に限界があることがあります。

切開治療

余った皮膚や強いたるみがある場合は、切開を伴う治療が検討されることがあります。皮膚を切除して引き上げるため、適応が合う場合には変化が出やすい一方で、傷跡やダウンタイム、費用などの負担も大きくなります。

首のシワが気になるすべての方に必要な治療ではないため、たるみの程度や希望する変化、許容できるダウンタイムを含めて慎重に判断する必要があります。

当院で行う首のシワ治療

ポノクリニック東京では、首のシワを皮膚のハリ・広頚筋の動き・凹み・たるみなどに分けて診察し、状態に応じてPRPF®療法やヒアルロン酸治療などをご提案しています。

ここでは、首のシワに対するPRPF®療法の症例をご紹介します。

PRPF®療法の症例写真

施術メニューPRPF®療法(首のシワ)
施術費用¥260,000円
ダウンタイム1週間程度
副作用・リスク腫れ・内出血・左右差・違和感・イメージとの違いなどを生じる事があります。

PRPF®療法により、首の皮膚のハリや質感が整い、シワが目立ちにくい印象になった症例です。

首は皮膚が薄く、動きも多い部位のため、変化の出方には個人差があります。腫れ・内出血・左右差・違和感・しこりなどのリスクもあるため、診察で適応を確認したうえで治療を行います。

首のシワにPRPF®療法が適するケース

PRPF®療法は、首のシワの中でも、皮膚のハリ不足や質感の低下が関係している場合に選択肢となる治療です。

一方で、広頚筋の動きが強い縦スジや、余った皮膚が大きくたるんでいる状態では、PRPF®療法だけでは十分でないことがあります。その場合は、ボトックス注射や外科的治療など、別の治療を検討することがあります。

大切なのは、首のシワを一つの治療で考えるのではなく、皮膚・筋肉・たるみ・姿勢のどこが原因になっているかを分けて判断することです。

首のシワが気になる方へ

首のシワには、乾燥や紫外線、摩擦、姿勢、広頚筋の動き、皮膚のハリ低下、たるみなど複数の原因があります。

セルフケアは悪化を防ぐために大切ですが、すでに深く刻まれたシワや、皮膚の質感低下、広頚筋の動きが関係するシワは、セルフケアだけで大きく改善することが難しい場合があります。

ポノクリニック東京では、首のシワを皮膚・筋肉・たるみ・生活習慣の要素に分けて診察し、PRPF®療法・ボトックス注射・ヒアルロン酸治療などから、状態に合う選択肢をご提案します。

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