70代以上女性|目の下のふくらみ・凹みに対する裏ミッドフェイスリフト症例

担当医師の紹介

Pono clinic院長/
日本美容外科学会認定専門医

芝 容平 Shiba Yohei

専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形

目次

症例写真

この症例の要点

70代以上女性。術前は目の下の袋状のふくらみと凹み、頬まで続く影がみられました。原因の中心はティアトラフの段差、目の下と頬の境界の固定・牽引、中顔面深層の重心低下で、裏ミッドフェイスリフトを実施。術後6か月を評価時点としています。

年代・性別:70代以上・女性

治療:裏ミッドフェイスリフト 1回

評価時点:術後6か月

実施した処置:経結膜アプローチ・眼窩脂肪の移動・骨膜下中顔面リフト

行っていない処置:皮膚表面の切開・皮膚切除なし/眼窩脂肪切除なし/脂肪注入・ヒアルロン酸注入・PRPF併用なし

評価時点までの追加治療:なし

術前の見え方

術前は、目の下の袋状のふくらみ、線状の溝・段差、面状の凹みがあり、影が頬まで広がって見えていました。頬は平坦で、ピークが低く見える状態でした。

茶色い色調と赤紫・青みを含む透け感、細かいしわやハリの低下もみられました。目の下から頬へ続く面が、ふくらみと凹みの位置で途切れて見えていました。

この症例の構造診断

原因の中心は、ティアトラフの段差・陥凹、目の下と頬の境界(ORL周囲)の固定・牽引、中顔面深層の位置関係と重心低下でした。これらにより、目の下から頬へ続く面が分断されて見えていました。

眼窩脂肪の前方圧と中間層にあるSOOFの低下も関与していました。一見皮膚が余っているように見えましたが、診察上、実際の皮膚余剰は認めませんでした。

領域診察で確認した内容
表層色素沈着(軽度・併存所見)、皮膚の薄さ(中等度・併存所見)、眼輪筋・表在血管の透見(中等度・関与所見)、皮膚の質・弾力低下(中等度・併存所見)
境界眼窩脂肪の前方圧(中等度・関与所見)、ティアトラフの段差・陥凹(高度・原因の中心)、目の下と頬の境界の固定・牽引(高度・原因の中心)
中間層SOOFの低下(中等度・関与所見)
深層中顔面深層の位置関係・重心低下(中等度・原因の中心)、中顔面深層のボリュームが少ない(軽度・併存所見)

この治療を選んだ理由

境界・中間層・深層を連続して整える必要があると判断し、裏ミッドフェイスリフトを選択しました。下まぶたの裏側から行う経結膜的アプローチで、眼窩脂肪を下方へ移動・再配置し、ティアトラフ/ORL周囲の固定・牽引を解除して、目の下と頬の境界をなだらかにつなぎました。

さらにSOOFの位置関係を整え、骨膜下から中顔面深層と頬の重心を本来の位置関係へ近づけることで、目の下から頬までの連続性を整えました。皮膚余剰はなかったため、皮膚を切除するのではなく内部構造を治療し、透け感にも構造改善を介した間接的な改善を図りました。

術後の変化と残る所見

確認できる変化

写真上、目の下の大きなふくらみとティアトラフの凹みが目立ちにくくなり、クマの見え方が改善しています。

目の下から頬までの凹凸がなだらかになり、頬のピークを含む中顔面にまとまりがみられます。

皮膚を切除していませんが、目の下の皮膚が余って見える状態も改善しています。

保たれた自然な特徴

自然な涙袋が保たれています。

しわの増加や、平坦でのっぺりした見え方は確認されていません。

残る所見と今後

皮膚の弾力低下による小じわと、色素沈着の影響は残ります。

1か月時点では、左の目の下に色素沈着が確認できます。

術後の経過

1週間後には内出血の色味とむくみ感がみられました。1か月後には、見た目の問題はほぼ落ち着いています。

術後6か月時点まで、想定範囲の経過です。

施術情報

診療メニュー:クマ治療

施術名:裏ミッドフェイスリフト

治療内容:裏ミッドフェイスリフト®(裏ハムラを含む)

年代・性別:70代以上・女性

症例タグ:袋状のふくらみ線状の溝・段差目の下の面状の凹み頬まで広がる影頬の平坦さ・ピークの低さ茶色い色調赤紫・青み・透け細かいしわ・ハリ低下

治療回数・期間:1回/手術1回

費用:750,000円(麻酔代等別途)

麻酔:局所麻酔、ブロック麻酔、笑気麻酔

ダウンタイム:2週間程度

リスク/副作用:腫れ、内出血、痛み、熱感、左右差、つっぱり感、違和感、しびれ、結膜の腫れ・充血・乾燥感、感染、血腫、治癒の遅れ、イメージとの違い

完成目安:約6か月

担当医:芝 容平

症例写真は治療結果の一例です。状態、治療内容、経過、仕上がりには個人差があります。

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