裏ミッドフェイスリフト®|60代女性・頬まで広がるクマを構造から整えた症例

担当医師の紹介

Pono clinic院長/
日本美容外科学会認定専門医

芝 容平 Shiba Yohei

専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形

この症例は、目の下のふくらみや段差だけでなく、頬上部まで影が広がって見えていた60代女性の症例です。
影の中心が目の下だけにとどまらず、中顔面の深い構造の位置低下も関係していたため、裏ミッドフェイスリフト®で目の下から頬までの連続性を整えました。

この症例写真で見るポイント

この症例写真では、単に目の下のふくらみが減ったかだけでなく、目の下から頬にかけての光の流れがどう変わったかを見てください。
正面・笑顔・上方視・閉眼・左右斜位・経過写真を同じ構成で比較することで、静止時だけでなく表情や角度による変化も確認できます。

60代女性の裏ミッドフェイスリフト症例 正面 左が術前 右が術後 目の下から頬までの影の改善

正面では、目の下から頬上部にかけての影の広がりを確認します。術後は、目の下と頬の境界がなだらかになり、顔の中心に光が入りやすくなっています。

60代女性の裏ミッドフェイスリフト症例 笑顔 左が術前 右が術後 表情時の目の下と頬の連続性

笑顔では、表情を作ったときに目の下の影や頬の段差がどのように見えるかを確認します。術後も不自然に引きつるのではなく、表情の中で目の下から頬までの連続性が保たれている点が重要です。

60代女性の裏ミッドフェイスリフト症例 上方視 左が術前 右が術後 眼窩脂肪のふくらみと影の変化

上方視では、眼窩脂肪のふくらみや下まぶたの張りが強調されやすくなります。術後は、目の下の突出感とその下に続く影が軽減しているかを確認します。

60代女性の裏ミッドフェイスリフト症例 閉眼 左が術前 右が術後 下まぶたの自然さと皮膚表面の比較

閉眼では、下まぶたの皮膚表面や目元の緊張感を確認します。裏ミッドフェイスリフト®は皮膚表面を切開しない治療ですが、術後の質感や左右差、下まぶたの自然さを見るうえで閉眼写真は重要です。

60代女性の裏ミッドフェイスリフト症例 左向き 左が術前 右が術後 頬まで広がる影の改善

左向きでは、正面だけではわかりにくい頬上部の立体感と、目の下から頬へ続く影の深さを確認します。術後は、頬まで広がっていた影が浅くなり、横顔に近い角度でも疲れた印象が軽減しています。

60代女性の裏ミッドフェイスリフト症例 右向き 左が術前 右が術後 目の下から頬の影の変化

右向きでも、目の下だけでなく頬上部まで含めた影の流れを確認します。左右の角度で見比べることで、片側だけでなく中顔面全体の変化を評価しやすくなります。

裏ミッドフェイスリフト術後経過 60代女性 左が1週間 右が1か月 腫れとむくみの変化

経過写真では、術後1週間と1か月の腫れ・むくみ・なじみ方を比較します。1週間の時点では腫れやむくみが残ることがありますが、1か月では目の下から頬までのラインがより自然になっていきます。完成はさらに時間をかけて進みます。

この症例の構造診断

この症例では、目の下だけでなく頬上部まで影が広がっていたため、眼窩脂肪のふくらみだけを原因として見るのではなく、ティアトラフ、SOOF、中顔面深層の位置関係を含めて評価しました。

主な見え方目の下のふくらみ、段差・凹み、頬まで広がる影
関与していた構造眼窩脂肪、ティアトラフ、SOOF、中顔面深層
眼窩脂肪目の下のふくらみとして一部関与していました。
ティアトラフ目の下の段差・凹みに関与していました。
SOOF・中顔面深層頬上部まで広がる影に関与していました。
皮膚年齢相応の薄さや質感はあり、構造治療だけで完全に消えるものではありません。
この症例で見るポイント目の下から頬にかけての連続性、頬まで広がる影の変化、笑顔や左右斜位で見たときの自然さです。

なぜ裏ミッドフェイスリフト®を選択したか

この症例では、影が目の下だけで完結しておらず、頬上部まで広がっていました。

脱脂で眼窩脂肪のふくらみだけを減らしても、ティアトラフの段差や頬まで続く影は残る可能性があります。また、裏ハムラは目の下の段差を整える治療ですが、中顔面深層の位置低下が強く関わる場合、頬まで広がる面状の影までは十分に改善しきれないことがあります。

この症例では、下がって見える構造に脂肪を足すのではなく、中顔面の深い構造を本来の位置へ戻す方が自然な改善につながると判断しました。そのため、経結膜から骨膜下にアプローチし、目の下から頬までの連続性を整える裏ミッドフェイスリフト®を選択しました。

術後写真で見るべきポイント

術後は、目の下のふくらみだけが変化しているのではなく、目の下から頬にかけての光の流れがなだらかになっています。

特に、術前に頬上部まで広がっていた暗さが軽減し、顔の中心に光が入りやすくなっている点が重要です。ふくらみを減らすだけではなく、目の下と中顔面をひとつの構造として整えることで、疲れて見える印象が和らいでいます。

この治療で改善できること・残る可能性があること

裏ミッドフェイスリフト®は、中顔面の深い構造を整え、目の下から頬までの連続性を改善する治療です。

一方で、皮膚そのものの薄さ、小じわ、色素沈着を完全になくす治療ではありません。皮膚の質感や色味が気になる場合は、必要に応じてPRPF®療法や外用治療など、別の治療を組み合わせて検討します。

また、腫れ、内出血、左右差、違和感、仕上がりの感じ方には個人差があります。症例写真は治療結果の一例であり、同じ治療でも状態によって経過や仕上がりは異なります。

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この症例のように、目の下だけでなく頬まで影が広がる場合は、治療名だけで判断せず、原因の層を整理することが大切です。

診療メニュー:クマ治療

施術名:裏ミッドフェイスリフト®(裏ハムラ+骨膜下リフト)

年代・性別:60代・女性

費用:750,000円(麻酔代等別途)

ダウンタイム:2週間程度

リスク/副作用:腫れ・内出血・左右差・違和感・イメージとの違いなどを生じる事があります。

この症例の担当医・監修医

Dr.芝容平のアバター Dr.芝容平 Pono clinic院長

日本美容外科学会認定専門医

防衛医科大学校卒業後、皮膚科医として研鑽を積み、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得(〜2022年)。その後、大手美容外科にて院長や技術指導医を歴任し、多数の医師の指導にあたる。 「自分の家族や友人に勧められる、誠実で質の高い美容医療」を信条とし、2023年にPono clinicを開業。特にライフワークとする「切らないクマ治療(裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト)」や中顔面の若返り手術において、医学的根拠に基づいた高い技術力に定評がある。