60代女性|頬まで広がる影と頬の平坦さに対する裏ミッドフェイスリフト症例

担当医師の紹介

Pono clinic院長/
日本美容外科学会認定専門医

芝 容平 Shiba Yohei

専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形

目次

症例写真

この症例の要点

60代女性。袋状のふくらみ、線状の溝・段差、頬まで広がる影、頬の平坦さに加え、茶色い色調や赤紫・青み・透け、細かいしわ・ハリ低下がみられました。原因の中心は境界の固定・牽引、ティアトラフの段差、中顔面深層の重心低下で、裏ミッドフェイスリフトを行い術後6か月で評価しています。

年代・性別:60代・女性

治療:裏ミッドフェイスリフト 1回

評価時点:術後6か月

実施した処置:経結膜アプローチ・眼窩脂肪の移動・骨膜下中顔面リフト

行っていない処置:皮膚表面の切開・皮膚切除なし/眼窩脂肪切除なし/脂肪注入・ヒアルロン酸注入・PRPF併用なし

評価時点までの追加治療:なし

術前の見え方

術前は、目の下に袋状のふくらみと線状の溝・段差があり、影が頬まで広がっていました。頬は平坦でピークが低く見え、茶色い色調や赤紫・青み・透け、細かいしわ・ハリ低下もみられました。

目の下には凹凸があり、皮膚が余っているようにも見えましたが、診察では実際の皮膚余剰は認めませんでした。

この症例の構造診断

原因の中心は、ティアトラフの段差・陥凹、目の下と頬の境界の固定・牽引、中顔面深層の位置関係・重心低下の複合でした。

眼窩脂肪の前方圧とSOOFの低下もあり、目の下から頬へ続く面の連続性が損なわれていました。中顔面深層の重心低下は、クマの改善に深層を扱う必要があり、顔全体のバランスを整えるうえでも深層の治療が望ましい状態でした。

皮膚の薄さや色素沈着などの表層所見もありましたが、実際の皮膚余剰は認めませんでした。

領域診察で確認した内容
表層色素沈着(中等度・併存所見)、皮膚の薄さ(中等度・併存所見)、眼輪筋・表在血管の透見(軽度・併存所見)、皮膚の質・弾力低下(軽度・併存所見)
境界眼窩脂肪の前方圧(中等度・併存所見)、ティアトラフの段差・陥凹(中等度・原因の中心)、目の下と頬の境界の固定・牽引(中等度・原因の中心)
中間層SOOFの低下(中等度・併存所見)
深層中顔面深層の位置関係・重心低下(中等度・原因の中心)

この治療を選んだ理由

目の下の境界だけでなく、中顔面深層の重心低下まで原因の中心に含まれていたため、境界・中間層・深層を連続して整える裏ミッドフェイスリフトを選択しました。

眼窩脂肪を下方へ移動・再配置して目の下と頬の境界を整え、固定・牽引を解除しながらSOOFの位置関係も整えました。さらに経結膜的に骨膜下から中顔面深層の位置関係と重心を整え、目の下と頬のつながりを作りながら、頬のピークを高い位置へ整えることを目的としました。

術後の変化と残る所見

確認できる変化

正面では、目の下の凹凸が目立ちにくくなり、頬のピークが高く見えています。中顔面がまとまり、クマも改善して見えています。

左右の斜位では、頬のピークが高く見え、中顔面がまとまって引き締まった印象になっています。

保たれた自然な特徴

正面では、もともとの自然な涙袋が見え、皮膚表面に傷はみられません。

笑顔でも、涙袋と頬が自然に見えています。

残る所見と今後

若干の色素沈着は残っています。目の下の凹凸が整うことで摩擦刺激が減れば、中長期的に色調が変化する可能性があります。

術後の経過

術後1週間ではむくみと内出血による色味の変化があり、術後1か月では内出血が消え、むくみもほぼみられません。

現在の経過は想定範囲内で良好で、仕上がりの目安は約6か月としています。

施術情報

診療メニュー:クマ治療

施術名:裏ミッドフェイスリフト

治療内容:裏ミッドフェイスリフト®(裏ハムラ+骨膜下リフト)

年代・性別:60代・女性

症例タグ:袋状のふくらみ線状の溝・段差頬まで広がる影頬の平坦さ・ピークの低さ茶色い色調赤紫・青み・透け細かいしわ・ハリ低下

治療回数・期間:1回/手術1回

費用:750,000円(麻酔代等別途)

麻酔:局所麻酔、ブロック麻酔、笑気麻酔

ダウンタイム:2週間程度

リスク/副作用:腫れ、内出血、痛み、熱感、左右差、つっぱり感、違和感、しびれ、結膜の腫れ・充血・乾燥感、感染、血腫、治癒の遅れ、イメージとの違い

完成目安:約6か月

担当医:芝 容平

症例写真は治療結果の一例です。状態、治療内容、経過、仕上がりには個人差があります。

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この症例の担当医・監修医

Dr.芝容平のアバター Dr.芝容平 ポノクリニック東京 院長

日本美容外科学会認定専門医

防衛医科大学校卒業後、皮膚科医として研鑽を積み、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得(〜2022年)。その後、大手美容外科にて院長や技術指導医を歴任し、多数の医師の指導にあたる。 「自分の家族や友人に勧められる、誠実で質の高い美容医療」を信条とし、2023年にPono clinicを開業。特にライフワークとする「切らないクマ治療(裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト)」や中顔面の若返り手術において、医学的根拠に基づいた高い技術力に定評がある。

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