切らない脱脂術のダウンタイム経過と生活制限|腫れのピークやメイク・コンタクトの再開時期

目の下の切らない脱脂術は、皮膚を傷つけずにクマを改善できる非常に魅力的な方法ですが、やはり術後の腫れや内出血への不安は尽きないものです。こうした不安を解消し、安心して施術を受けられるよう詳しく解説します。

本記事では、施術直後から1週間の経過を追いながら、腫れのピークや生活制限が解除される時期を明確に示します。メイクやコンタクトをいつから再開できるか、快適に過ごすためのコツも徹底的に網羅しました。

この記事を最後まで読めば、ダウンタイム中の具体的な過ごし方や不安を最小限に抑える方法が分かります。納得して施術に臨む準備が整い、理想の目元へと自信を持って一歩踏み出せるようになるはずです。

目次

1週間の経過を追いながら理想の目元に近づくための過ごし方

切らない脱脂術は表面に傷を作りませんが、内部の組織を触るため、1週間程度の回復期間が必要となります。この期間、鏡を見るたびに変化する目元の様子を楽しみながら、適切なケアを継続してください。

術直後は麻酔が効いているため感覚が鈍いものの、数時間後には少しずつ熱感や重たさを感じるようになります。この変化は身体が傷を治そうとする健全な反応であり、慌てる必要はありません。

特に術後3日目までは見た目の変化が大きいため、スケジュールに余裕を持って過ごすことが大切です。1週間が経過する頃には、不自然な膨らみはほぼ消失し、クマが改善された実感を持ち始める方がほとんどです。

当日から翌日にかけて現れる強い腫れと違和感への心構え

施術当日は、手術による炎症反応と局所麻酔液の影響が重なり、目元が大きく浮腫んだような状態になります。痛みは鎮痛剤で管理できる程度ですが、目が開きにくいといった重たさを感じる方が多いです。

翌日の朝は、寝ている間に頭部へ血液が集まるため、前日よりも腫れが強調されて見える傾向にあります。これは重力の影響を受けた一時的な現象ですので、日中体を起こして過ごすことで徐々に緩和されます。

このデリケートな時期に指先で患部を触ったり、強くこすったりすることは避けてください。内出血を広げないよう、安静を保ちつつ、保冷剤などで優しく冷やすケアを優先することが重要です。

ダウンタイム期間の目安と主な症状

時期主な症状見た目の状態
当日〜2日目強い腫れ・重い痛み泣き腫らしたような腫れ
3日目〜5日目浮腫・内出血の変色黄色みがかった内出血
1週間後違和感の消失自然な表情に戻る時期

3日目以降に訪れる急速な回復と見た目の落ち着き

個人差はありますが、一般的に術後2日から3日が腫れのピークとなり、そこから先は急速に引いていきます。この時期を境に、リンパの流れが整い始め、目元の浮腫みが一気に解消へと向かいます。

人によっては内出血が黄色く変化し始める時期でもありますが、これは血液が分解されて吸収されている良い兆候です。隠れていたクマの改善がはっきりと見え始め、表情に明るさが戻ってきます。

外出しても違和感が少なくなってくるタイミングですが、まだ組織は完全に修復されたわけではありません。激しい運動や表情を大きく動かす動作は、引き続き控えることで、より綺麗な仕上がりを目指せます。

1週間後の抜糸がないメリットと日常生活への完全復帰

切らない脱脂術を受けてから7日が経過すると、目元の不自然な膨らみは消失し、周囲からも気づかれにくい状態になります。表面に糸がないため、通院して抜糸を行う手間も一切ありません。

糸による物理的な刺激や、見た目の不自然さを気にするストレスから解放されるのは、本施術の大きな魅力です。傷口はまぶたの裏側で自然に塞がっており、メイクをすれば普段通りの生活を送れます。

この時点でダウンタイムの大部分は終了したと判断できます。ただし、深部の組織が安定するには1ヶ月程度の時間が必要ですので、丁寧な洗顔などの優しいケアを継続していくことが大切です。

パンパンに腫れる時期を最短で終わらせるための具体的な冷却ケア

術後の腫れを最小限に留めるためには、身体の熱を取り去り、血液やリンパの過剰な滞留を防ぐことが重要です。初期対応の質が、その後の回復スピードを左右すると言っても過言ではありません。

炎症を効率よく沈めるためには、重力を味方につける工夫と、適切な冷却方法を組み合わせるのが理想的です。特に熱を持ちやすい術後48時間の過ごし方が、見た目の変化に大きく寄与します。

家庭でもすぐに行える簡単な習慣を取り入れるだけで、鏡を見た時の安心感が大きく変わるはずです。これからお伝えするケアは、専門家の間でも推奨されている非常に効果的な方法となります。

  • 睡眠時は枕を通常より高く設定し顔に血を集めない
  • 保冷剤を清潔なタオルで包み短時間ずつ目元を冷やす
  • 下を向く動作や力仕事など血圧が上がる行為を避ける

重力を利用して朝の強い浮腫みを軽減する睡眠の工夫

術後3日間は、就寝時に枕をいつもより高くして眠ることを強く推奨します。平らな状態で寝てしまうと、血液が顔に集中しやすくなり、手術直後の組織に不要な圧力がかかってしまいます。

枕を高くすることで物理的に血液が下方へ流れやすくなり、翌朝のひどい腫れを未然に防ぐ効果が期待できます。バスタオルを重ねて緩やかな傾斜を作るだけでも、その効果は十分に実感できるはずです。

慣れない姿勢で眠りにくいかもしれませんが、数日間だけ辛抱してください。この些細な努力が、ダウンタイムの期間を効果的に短縮し、精神的な負担を減らす大きな鍵となるのです。

保冷剤を当てる適切な時間と患部への負担を減らす頻度

アイシングは炎症を抑えるのに有効ですが、冷やしすぎには注意が必要です。1回につき10分程度、感覚が麻痺しない範囲で優しく当てるようにしてください。数時間おきに繰り返すのがベストです。

冷やしすぎると血流が止まり、組織の修復に必要な栄養が届かなくなる恐れもあります。術後2日間はこの冷却ケアを積極的に行い、3日目以降は常温に戻していくのが回復のリズムとして適切です。

また、保冷剤を直接肌に当てるのは凍傷のリスクがあるため厳禁です。必ず清潔なガーゼやハンドタオルを介して、目元を包み込むように当てることで、安全に腫れをコントロールできます。

血流の急増が腫れを再燃させる長風呂や運動の禁止期間

体温が上がると血行が良くなりすぎてしまい、一度引きかけた腫れがぶり返す原因となります。湯船に浸かる入浴や心拍数が上がる運動は、術後1週間程度は控えるのが理想的です。

血流が激しくなると血管に圧力がかかり、内部で再出血を起こすリスクも高まります。シャワーであれば当日から可能ですが、顔に熱いお湯を直接当てないよう、温度設定にも注意を払ってください。

運動を習慣にしている方も、この期間だけは身体を休めることに専念しましょう。組織の回復にはエネルギーが必要ですので、激しい動きは避け、穏やかな休息を心がけることが最短の近道です。

内出血を早く吸収させて周囲にバレないようにカモフラージュする技術

内出血は脱脂術における避けられない反応の一つですが、その後のケアで消失までの時間は大きく変わります。初期は冷やして広がりを防ぎ、中盤からは温めて代謝を促す切り替えが重要です。

また、内出血の色が変化していく仕組みを知ることで、過度な心配をせずに過ごせます。もし目立ってしまった場合でも、メイクの工夫一つで、周囲に気づかれることなく日常生活を維持できます。

ここでは、解剖学的な知識に基づいたケア方法と、実践的なカバー技術の両面から詳しく解説していきます。ダウンタイムを隠し通したい方にとって、非常に役立つ情報となるはずです。

内出血の色の変化と段階ごとの対処法

発生時期色の変化効果的な対策
術後〜3日青紫色の濃い色保冷剤で炎症を鎮める
4日〜7日緑から黄色へホットアイマスクで代謝促進
10日以降ほぼ消失しっかり保湿して肌を整える

黄色く変化する治癒のサインと完全に消えるまでの日数

術後に現れた内出血は、ヘモグロビンが分解されるにつれて青から紫、そして鮮やかな黄色へと変化します。黄色く見えるのは治癒が最終段階に入った証拠ですので、安心してください。

多くのケースでは、術後10日から14日の間に完全に消失します。重力の影響で色が目の下から頬へと下がっていくことがありますが、これも正常な経過であり、全身への悪影響はありません。

無理に揉みほぐして散らそうとすると、かえって組織を傷めてしまいます。時間の経過とともに自然と吸収されるのを待つのが、最も肌に優しく、確実な解決策であることを覚えておいてください。

内出血の色を打ち消すコンシーラーの選び方と馴染ませるコツ

内出血を隠すためには、色の対比を利用するのが有効です。青紫色の時期には、反対色に近いオレンジ系のコンシーラーを薄く重ねると、驚くほど自然に色が消えて見えます。

黄色く変化してきたら、今度は肌に近いベージュ系や少しピンクがかった色をチョイスしましょう。指先で叩き込むように馴染ませることで、厚塗り感を防ぎながら高いカバー力を発揮します。

術後の肌は非常にデリケートですので、石鹸で簡単に落とせるような肌負担の少ない製品を選ぶとさらに安心です。上手にメイクを活用することで、ダウンタイム中も自信を持って外出できます。

むくみを防ぎ組織の修復を助ける食事と避けるべき飲み物

口にするものも、内出血や腫れの経過に影響を与えます。アルコールは血管を拡張させ、止血のプロセスを妨げるため、術後3日間は厳禁です。飲酒はダウンタイムを確実に長引かせます。

また、塩分の摂りすぎは身体のむくみを助長し、目元の腫れを残りやすくさせます。カリウムを含むバナナや海藻類を意識的に摂取し、余分な水分を排出するよう心がけると回復がスムーズです。

タンパク質やビタミンCは、ダメージを受けた組織の修復を強力にサポートしてくれます。栄養バランスの整った食事は、見た目の美しさを取り戻すための内側からの重要なアフターケアです。

顔の清潔を保ちながら目元を保護するための正しい生活習慣

洗顔やシャワーといった日常的なルーチンにも、術後は特別な配慮が必要です。表面に傷がない切らない脱脂術であっても、患部を清潔に保つことは感染症を予防する上で最も基本となります。

しかし、清潔にしたいという思いから強くこすりすぎては逆効果です。いつから通常の洗顔に戻して良いのか、どの程度の温度が肌に優しいのか、具体的な基準を知っておくことが大切です。

ここでは、術後の生活をより快適にし、トラブルを未然に防ぐためのガイドラインをまとめました。指示を守ることで、術後の不快感を最小限に抑え、健やかな回復を迎えられます。

  • 洗顔料をしっかり泡立てて摩擦ゼロの洗浄を心がける
  • シャワーはぬるま湯に設定し顔に直接水圧を当てない
  • サウナや激しい発汗を伴う環境には2週間立ち入らない

術後当日のデリケートな肌を守る優しい洗顔のポイント

施術当日の洗顔は、水かぬるま湯だけで軽く流す程度に留めてください。洗顔料を使用する場合は、手のひらでモコモコの泡を作り、肌に直接指が触れないように優しく包み込みましょう。

お湯の温度は、体温より少し低い32度前後が理想です。熱すぎるお湯は血管を広げ、腫れを誘発する恐れがあるため避けてください。タオルで拭く際も、水分を吸わせるように優しく当てます。

清潔に保つことは重要ですが、当日は組織が非常に不安定です。最低限のケアで済ませ、目元を休ませる時間を増やすことが、翌朝のトラブルを防ぐための最善の選択となります。

体温管理が回復を早めるシャワーと入浴の使い分け術

術後3日間は、湯船に浸からずシャワーだけで済ませるのが安全です。身体が温まりすぎると、炎症部位の熱感が増し、痛みがぶり返したり内出血が広がったりするリスクがあるためです。

シャワーの際も浴室の温度を上げすぎないよう注意し、短時間で手際よく済ませるのがコツです。4日目以降、腫れが明らかに引いてきた段階から、少しずつ入浴を再開しても問題ありません。

入浴を我慢するのは少しストレスかもしれませんが、その後の仕上がりに直結する大切なステップです。冷えすぎない程度に、身体の芯まで温めるのは1週間後まで待つようにしましょう。

止血が完了するまでアルコールを我慢すべき本当の理由

お酒を飲むと血流が激しくなり、まだ不安定な毛細血管から再出血しやすくなります。これが原因で、翌朝の目元が驚くほど腫れ上がってしまうケースは少なくありません。

また、アルコールの分解には大量の水分が必要となり、結果として顔全体のひどい浮腫みを引き起こします。術後の1週間は、可能な限り禁酒を守り、身体の回復力を最大限に引き出してください。

友人との付き合いなどもあるかと思いますが、この時期の無理は禁物です。美しい目元を手に入れるための最後の一踏ん張りだと考えて、ノンアルコール飲料などで賢く乗り切りましょう。

再開を急ぐと後悔する?メイクとコンタクトレンズの制限期間

早く新しい目元でメイクを楽しみたい気持ちは分かりますが、再開のタイミングには慎重さが求められます。メイク用品やコンタクトレンズは、目元にとって物理的な刺激の宝庫だからです。

特に切らない脱脂術はまぶたの裏側から操作を行うため、コンタクトレンズは傷口に直接干渉するリスクを伴います。再開を急いだ結果、炎症が長引いたり感染症を起こしては本末転倒です。

安全に、そして最も綺麗な状態で新しい自分を楽しむために、守るべき再開のスケジュールを詳しく解説します。この基準を知ることで、不安なく日常生活の楽しみを取り戻せます。

美容習慣の再開スケジュール一覧

項目再開時期安全のための注意点
ベースメイク翌日〜患部付近は薄く広げる
アイメイク3日〜1週間お湯落ちタイプを推奨
コンタクト1週間後〜装着時にまぶたを引かない

レンズの摩擦が粘膜の治癒を妨げるリスクへの注意

コンタクトレンズの装着は、術後1週間を経過するまで控えてください。まぶたの裏側の傷跡は、レンズが動くたびに摩擦を受け、強い痛みや炎症の再発を招く可能性があります。

また、レンズを入れる際にまぶたを上下に強く引っ張る動作も、術後のデリケートな組織には大きな負担です。この期間はメガネで過ごすことが、最も確実な回復への近道となります。

最近は腫れを隠すためのデザイン性の高いメガネも多いため、上手に活用してみてください。無理にレンズを装用して、一生に関わる目のトラブルを起こさないよう、賢明な判断が必要です。

クレンジング時の強い摩擦がダウンタイムを長引かせる

メイクそのものより注意が必要なのが、その「クレンジング」です。濃いアイメイクを落とすために目元をゴシゴシ擦る行為は、術後の組織に深刻なダメージを与えることになります。

アイメイクを再開した後も、最初の数日間はお湯だけで簡単に落とせるマスカラやアイライナーを選ぶのが賢明です。皮膚を引っ張らないよう、優しく撫でるようにメイクを落としてください。

脱脂術は表面に傷がないため油断しがちですが、内部はまだ繊細な状態です。外見の回復スピードに惑わされず、中身をいたわる気持ちを忘れないことが、トラブル回避の鉄則です。

雑菌から目を守るためにメイク道具を新調する勧め

メイクを再開するタイミングで、ぜひ行っていただきたいのが道具の洗浄や新調です。使い古したブラシやチップには雑菌が多く、傷口から侵入して化膿を引き起こす恐れがあります。

術後の新しい目元を清潔に彩るために、綺麗な道具を使うことは美しさへの投資でもあります。また、手洗いを徹底し、汚れた手で無意識に目元を触らない習慣を身につけてください。

こうした衛生面への配慮が、副作用のリスクを最小限に抑え、理想的な仕上がりをより長く維持することに繋がります。細部へのこだわりが、あなたの美しさを支える土台となるのです。

術後の不快な症状に正しく対処するための自己診断リスト

回復過程では、予想外の違和感に戸惑うこともあるでしょう。しかし、多くの症状は時間とともに解消される一時的なものです。冷静に自分の状態を把握し、正しく対処することが大切です。

一方で、医師の診察を急ぐべき緊急のサインも見逃してはいけません。何が「普通」で、何が「異常」なのかを知ることは、ダウンタイム中の大きな安心材料になるはずです。

ここでは、患者様から寄せられることの多い不安な症状と、その解決策、そして注意すべき危険信号について詳しくまとめました。不安を感じたときは、まずこの内容を確認してください。

痛み止めを飲むべき目安と効果を最大化する服用方法

痛みは我慢しすぎず、処方された鎮痛剤を適切に使用しましょう。麻酔が切れる直前や、少し違和感が出始めたタイミングで服用するのが、痛みの波を作らないための秘訣です。

薬の種類によって間隔は異なりますが、一般的には6時間ほど空ける必要があります。十分な水分とともに服用し、胃腸への負担を減らすために空腹時を避けるなどの工夫も有効です。

薬を飲んでも治まらないような激しい痛みが続く場合は、別の問題が発生している可能性があります。その場合は速やかにクリニックへ相談し、専門的な判断を仰ぐようにしてください。

ゴロゴロ感や異物感が続く時期の適切な目の休ませ方

術後数日は、目にゴミが入っているような不快感や、涙が出やすくなる症状が出ることがあります。これは粘膜の傷が修復される過程での正常な反応ですので、心配はいりません。

スマホやパソコンの画面を長時間見ることは目を疲れさせ、こうした不快感を助長します。意識的に瞬きを増やし、遠くを見たり目を閉じたりして、積極的に目を休ませてあげてください。

乾燥が気になるときは、医師から提供された目薬を適切に使用しましょう。ほとんどの場合、腫れが引くと同時にこうしたゴロゴロ感も自然に消え、クリアな視界が確実に戻ってきます。

迅速な受診が求められる合併症のサインと緊急時の行動

非常に稀ですが、術後の出血が止まらない等の合併症が起こることがあります。以下の症状が見られた場合は、夜間であっても迷わずクリニックの緊急連絡先へ電話してください。

まず、片目だけが急激にパンパンに腫れ上がり、眼球が押し出されるような感覚があるとき。これは内部で再出血しているサインであり、迅速な止血処置が必要となる場合があります。

また、視力が急激に落ちたり、視野が狭くなったと感じる場合も同様です。自己判断は非常に危険ですので、迷うくらいなら専門家に相談するという姿勢が、あなたの健康を守ります。

  • 片側の目だけが異常に赤紫色に腫れ上がり、痛みが激増したとき
  • 視界がぼやける、あるいは二重に見えるといった視覚異常があるとき
  • 高熱が出たり、患部から膿が出ているような疑いがあるとき

よくある質問

切らない脱脂術を受けた後の腫れは、仕事に支障が出るほど目立ちますか?

切らない脱脂術後の腫れには個人差がありますが、一般的には「ひどい寝不足」や「泣き腫らした翌朝」のような見た目になります。数日間は目元に浮腫みが残るため、大切な予定は入れないほうが賢明です。

事務職であれば翌日から復帰される方も多いですが、接客業などの場合は3日目までお休みを確保すると安心です。メガネを着用すれば、不自然な腫れを周囲に気づかれないよう自然に隠すことが可能になります。

切らない脱脂術の当日にコンタクトレンズを使用しても大丈夫ですか?

切らない脱脂術の当日は、コンタクトレンズの使用は厳禁です。手術自体もレンズを外した状態で行いますし、術後は粘膜に傷がある状態のため、直接レンズが触れると痛みや感染を招くリスクが高まってしまいます。

術後1週間まではまぶたの裏側が非常にデリケートな状態ですので、必ずメガネで過ごすように準備をしておきましょう。無理に装用して傷の治りを遅らせては本末転倒ですので、安静を最優先に考えてください。

切らない脱脂術の後に腫れを早く引かせるために自分でできることはありますか?

腫れを早く引かせるためには、術後48時間程度、保冷剤などで目元を優しく冷やす「アイシング」が非常に効果的です。また、就寝時に枕を少し高くして寝ることで、顔への血流の集中を防ぎ、浮腫みを軽減できます。

血行を過剰に促進する飲酒や長風呂、激しい運動を控えることも重要です。これらを意識するだけで、術後の炎症反応を最小限に抑えることができ、理想的な仕上がりまでの回復スピードをスムーズに高められます。

切らない脱脂術後の内出血が目立ってしまう場合、どれくらいで消えますか?

内出血は通常、施術後10日から2週間ほどで完全に消失します。初期は青紫色をしていますが、分解が進むにつれて黄色へと変化していき、徐々に肌の色に馴染んでいきます。黄色くなれば回復はもう間近です。

術後3日目以降からコンシーラーを使用して隠すことができますので、外出に困ることはほとんどありません。内出血が消えるまではデリケートな時期ですので、無理に触らずに自然な吸収を待つようにしましょう。

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この記事を書いた人

Dr.芝容平のアバター Dr.芝容平 Pono clinic院長

日本美容外科学会認定専門医

防衛医科大学校卒業後、皮膚科医として研鑽を積み、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得(〜2022年)。その後、大手美容外科にて院長や技術指導医を歴任し、多数の医師の指導にあたる。 「自分の家族や友人に勧められる、誠実で質の高い美容医療」を信条とし、2023年にPono clinicを開業。特にライフワークとする「切らないクマ治療(裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト)」や中顔面の若返り手術において、医学的根拠に基づいた高い技術力に定評がある。

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