30代女性の目の下の段差・クマに対する裏ミッドフェイスリフト|術後7か月

担当医師の紹介

Pono clinic院長/
日本美容外科学会認定専門医

芝 容平 Shiba Yohei

専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形

目次

症例写真

この症例の要点

目の下のふくらみや段差、凹み、頬へ広がる影が見られた30代女性の症例です。ティアトラフの段差・陥凹と目の下と頬の境界の固定・牽引が共同で原因の中心でした。裏ミッドフェイスリフトを行い、術後7か月には段差やクマの見え方、中顔面のまとまりに改善が見られました。色素沈着と皮膚の薄さによる透け感は残っています。

年代・性別:30代・女性

治療:裏ミッドフェイスリフト 1回

評価時点:術後7か月

実施した処置:経結膜アプローチ・眼窩脂肪の移動・骨膜下中顔面リフト

行っていない処置:皮膚表面の切開・皮膚切除なし/眼窩脂肪切除なし/脂肪注入・ヒアルロン酸注入・PRPF併用なし

評価時点までの追加治療:なし

術前の見え方

目の下には袋状のふくらみ、線状の溝・段差、面状の凹みが見られました。影は頬まで広がり、頬の平坦さやピークの低さとともに、目の下から頬へ続く面のつながりが途切れて見えていました。

目の下には茶色い色調と、赤紫・青みを帯びた透け感も見られました。

この症例の構造診断

ティアトラフの段差・陥凹と目の下と頬の境界の固定・牽引があり、これらが共同で見え方の原因の中心でした。眼窩脂肪の前方圧と、中間層にあるSOOFの低下も関与していました。

中顔面深層の位置関係・重心低下も関与していました。深層の調整はクマ改善に必須という判断ではなく、顔全体のバランスを整えるうえで望ましいと判断しました。

領域診察で確認した内容
表層色素沈着(中等度・関与所見)、皮膚の薄さ(中等度・関与所見)、眼輪筋・表在血管の透見(中等度・関与所見)
境界眼窩脂肪の前方圧(軽度・関与所見)、ティアトラフの段差・陥凹(中等度・原因の中心)、目の下と頬の境界の固定・牽引(中等度・原因の中心)
中間層SOOFの低下(軽度・関与所見)
深層中顔面深層の位置関係・重心低下(軽度・関与所見)、中顔面深層のボリュームが少ない(軽度・関与所見)

この治療を選んだ理由

原因の中心である境界の段差と固定・牽引に対応するため、裏ミッドフェイスリフトを選択しました。経結膜的アプローチ(下まぶたの裏側)から、目の下と頬の境界(ティアトラフ/ORL)の固定・牽引を解除し、眼窩脂肪を下方へ移動・再配置しました。裏ハムラの処置を完全に含み、目の下と頬の境界をなだらかにつなぐ治療です。

さらに同じアプローチから骨膜下へ進み、経結膜的骨膜下中顔面リフトによって中顔面深層の位置関係・重心を整えました。中間層(SOOF)も連続して処置し、境界から頬までの面のつながりを整えることを目指しました。また、内部構造の修正を介して透け感の改善も図りました。

術後の変化と残る所見

確認できる変化

術後7か月の写真では、目の下の段差とクマの見え方が改善し、頬を含む中顔面にまとまりが見られました。笑顔でも頬が自然に上がっています。

保たれた自然な特徴

目の下の正常な構造である、自然な涙袋が保たれています。

残る所見と今後

術後7か月の時点でも、色素沈着と皮膚の薄さによる透け感は残っています。

術後の経過

術後1週間と1か月の写真で経過を比較しています。現在は想定範囲の経過と判断しています。

施術情報

診療メニュー:クマ治療

施術名:裏ミッドフェイスリフト

治療内容:下まぶたの裏側から、眼窩脂肪を取らずに目の下の段差を整え、骨膜下から中顔面の位置関係を整える手術です。

年代・性別:30代・女性

症例タグ:袋状のふくらみ線状の溝・段差目の下の面状の凹み頬まで広がる影頬の平坦さ・ピークの低さ茶色い色調赤紫・青み・透け

治療回数・期間:1回/手術1回

費用:750,000円(麻酔代等別途)

麻酔:局所麻酔、ブロック麻酔、笑気麻酔

ダウンタイム:2週間程度

リスク/副作用:腫れ、内出血、痛み、熱感、左右差、つっぱり感、違和感、しびれ、結膜の腫れ・充血・乾燥感、感染、血腫、治癒の遅れ、イメージとの違い

完成目安:約6か月

担当医:芝 容平

症例写真は治療結果の一例です。状態、治療内容、経過、仕上がりには個人差があります。

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この症例の担当医・監修医

Dr.芝容平のアバター Dr.芝容平 ポノクリニック東京 院長

日本美容外科学会認定専門医

防衛医科大学校卒業後、皮膚科医として研鑽を積み、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得(〜2022年)。その後、大手美容外科にて院長や技術指導医を歴任し、多数の医師の指導にあたる。 「自分の家族や友人に勧められる、誠実で質の高い美容医療」を信条とし、2023年にPono clinicを開業。特にライフワークとする「切らないクマ治療(裏ハムラ・裏ミッドフェイスリフト)」や中顔面の若返り手術において、医学的根拠に基づいた高い技術力に定評がある。

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