青クマ・透けクマの皮膚再生療法(PRPF)

目の下の薄さ・小じわ・透けを「皮膚の質」から整える

「青く透ける」「赤みが濃く見える」「小じわが細かく刻まれる」「メイクがよれやすい」。目の下のクマは、境界や脂肪など“内部構造”の問題だけでなく、皮膚そのものの薄さ(=皮膚の質)が原因になっていることがあります。

このページでは、目の下(クマ領域)に対するPRPFを、治療名の比較ではなく「何が原因か/何が狙えるか」という視点で整理します。

監修:芝 容平|院長紹介|最終更新:2026年2月15日

このページで扱う範囲(最初に線を引く)

PRPFは、クマの“色”を塗り替える治療ではありません。薄くなった皮膚の質に向き合い、透け・小じわ・細かい影の出方を整えるための選択肢です。

一方で、影の起点(境界)や脂肪の段差、深層の重心が主な原因の場合は、PRPFだけで十分にならないことがあります。それらについては、まず〔治療設計〕や〔クマ総合ガイド〕をご覧ください。

なぜ「透け・小じわ」がクマを強調するのか(皮膚の薄さ)

皮膚が薄くなると、同じ状態でも“見え方”が変わります。目の下では次のような変化が重なり、クマが強く見えやすくなります。色の問題に見えても、土台は“皮膚の質”のことがあります。

  • 血管や眼輪筋の色が透けやすくなる(青み・赤み)
  • 表面の折れ目が増え、細かい影が刻まれる(ちりめんじわ)
  • 張りが落ち、疲れた印象に見えやすくなる(たるみ“風”の見え方)

PRPF(皮膚再生療法)とは

PRPFは、自分の血液由来の成分を用いて、皮膚の質(厚み・ハリ・質感)を整える考え方の治療です。当院ではPRPF学会のプロトコルを採用していますが、ここで大切なのは名称よりも目的です。

薄くなった皮膚を、厚く・引き締め、より“健やかな質感”へ近づけること。

期待できる変化(目安)

PRPFで目指す変化は、主に「透け」と「質感」です。

  • 透け感(青み・赤み)が改善する
  • 小じわが目立ちにくくなる
  • メイクのり・質感が整いやすくなる
  • 裏ハムラ/裏ミッドなどで構造を整えた後の“表面仕上げ”として合う場合がある

できないこと/限界(ここが一番大事)

PRPFは万能ではありません。次のようなケースでは、PRPFだけで狙いが届かないことがあります。影の原因が“皮膚以外の層”にある場合は、順番が重要です。

  • 境界(段差)が影の起点になっている
  • 脂肪のふくらみ・段差が主因
  • 深層の重心(中顔面)が主因
  • 皮膚の余りが強い(別設計が必要な場合)

他のクマ治療との関係

主因(層)見え方の中心代表的な選択肢
皮膚(質)透け・小じわ・質感PRPF(皮膚再生療法)
浅層境界×段差裏ハムラ など
中間層浅い重心のずれPONO式裏ハムラ など
深層骨膜下の重心裏ミッドフェイスリフト® など

プロトコールと考え方(詳細は若返り側に集約)

クマ領域では「目の下の適応と順番」を優先して説明しています。PRPFの考え方(プロトコール/適応部位/経過の見方)は、若返り情報サイト側で整理しています。
〔皮膚再生療法(PRPFプロトコール)〕

ダウンタイム(目安)

反応の出方には個人差があります。ここでは一般的な目安を整理します。

項目起こりやすい時期落ち着く目安補足
腫れ・むくみ当日〜翌日1〜数日体質差が出やすい
内出血翌日〜数日1〜2週間程度メイクでカバーできることが多い
針穴・赤み当日1〜2日程度長引く場合あり
圧痛当日〜翌日数日触れなければ気になりにくいことが多い

リスク・注意点

切開を伴わない治療でも、起こり得る反応があります。

  • 感染、腫れ、内出血、痛み
  • しこり感、左右差、違和感の遷延
  • まれな合併症:血腫、神経障害など
  • 既往歴・内服・皮膚性状により経過は変わります

よくある質問

ヒアルロン酸と何が違いますか?

目的が異なります。ヒアルロン酸は形(ボリューム)を整える要素が強く、PRPFは皮膚の質(透け・小じわ・質感)を整える方向です。適応は診察で判断します。

裏ハムラや裏ミッドと併用できますか?

同部位の施術はお勧めしません。深い層が主な原因の場合はまず構造を整えます。その後に“表面の質感”をさらに改善したい場合にPRPFを検討する流れです。

何回必要ですか?

1回の治療で十分な効果が出る治療ですが、効果の出方によっては完成の半年以降で追加することがあります。

次に読む