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2025.08.26
小顔・フェイスライン整形 /

糸リフトの種類を徹底解説|違いと選び方の全知識【医師監修】

糸リフト
芝容平のプロフィール写真
記事監修ドクター
Pono clinic院長/日本美容外科学会認定専門医
芝容平
Shiba Yohei
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
監修医師紹介ページ

「糸リフトって種類が多くて、どれが自分に合っているのかわからない」
そんなふうに迷っている方も多いのではないでしょうか。

糸リフトは使う糸の素材や形、入れる層の深さによって、仕上がりや効果の続く期間やダウンタイムの長さなどが大きく変わります。満足のいく結果を得るためには、基本的な知識を押さえておくことがとても大切です。

この記事では、美容皮膚科の専門医が、糸リフトの種類ごとの特徴や選び方のポイントをわかりやすくご紹介します。

「自分にぴったりの糸リフトを選んで、納得できる施術を受けたい」
そんな方のために、判断の助けとなる情報をまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

糸リフトの種類と特徴

糸リフトの種類と特徴

糸リフトは、たるみを引き上げたりフェイスラインをすっきり見せたりしたい方に人気のある施術です。
若々しい印象に整える方法として、幅広い層から注目されています。

ただし、使用する糸の「種類」や「形状」そして「挿入する層」によって、得られる効果や持続期間、さらにはダウンタイムに違いが出てきます。

ここでは、糸リフトに使われる糸の基本的な分類とそれぞれの特徴について解説します。

糸リフトとは?

糸リフトは、皮膚の下に専用の医療用糸を入れて、たるんだ肌を物理的に引き上げる美容施術です。

従来のフェイスリフト手術のように皮膚を切開する必要がなく、比較的短時間で受けられるうえ、体への負担も少ない点が特徴です。

特に、中顔面からフェイスラインにかけてのゆるみに効果を感じやすく、年齢によるもたつきが気になり始めた方に選ばれています。

糸には「溶ける糸」と「溶けない糸」の2種類があり、それぞれ目的や特性が異なります。まずは、糸リフトに使われる糸の種類や構造の違いを基本から確認しておきましょう。

糸の種類(溶ける・溶けない)の違い

糸リフトに使われる糸は、大きく分けて「溶ける糸(吸収糸)」と「溶けない糸(非吸収糸)」の2種類に分けられます。

溶ける糸には、PDO、PCL、PCLLA、PLLAなどの素材があり、一定期間が経つと体内で自然に分解・吸収されます。異物を体内に残したくない方や、ナチュラルな変化を求める方に向いています。安全性が高く、ダウンタイムやリスクが比較的少ない点も選ばれる理由です。

一方、溶けない糸はより長期的なリフトアップ効果を重視する場合に選ばれます。しっかりとした引き上げ感が持続しやすい反面、体内に残るため、まれに違和感を覚えたり、感染のリスクが生じたりする可能性もあります。

どちらの糸が合うかは、求める効果や肌の状態、ダウンタイムへの許容度などによって変わります。施術前には、医師とよく相談し、自分に合ったタイプを選ぶことが大切です。

形状の違い(コグ/モノ/スパイラルなど)

形状の違い

糸の形状にもいくつかのタイプがあり、引き上げの強さや効果の現れ方に影響します。

なかでも代表的なのが、「コグ(トゲ)」付きの糸です。糸の表面に小さなトゲがあり、皮下組織にしっかりと引っかかることで、たるんだ皮膚をグッと持ち上げてくれます。リフトアップを目的とする施術では、よく使われるタイプです。

「モノスレッド」と呼ばれる糸は細くて滑らかな形状で、引き上げよりも肌のハリやツヤを高めたいときに選ばれます。肌にほど良い刺激を与えることで、コラーゲンの生成を促す効果が期待されています。

そのほかに、スパイラル型などの特殊な形状をした糸もあり、リフトアップと肌質改善をバランスよく狙いたいときに使われます。

このように、形状によって得られる効果が異なるため、「どんな変化を求めているのか」に合わせて、適切なタイプを選ぶことが大切です。

挿入する層の違い

糸リフトでは、どの層に糸を入れるかによって、得られる効果やダウンタイムの長さに違いが出てきます。

皮下組織などの浅い層に糸を入れる場合、表情筋のすぐ上あたりに作用するため、肌表面のハリを高めたり、軽いたるみを引き締めたりするのに適しています。比較的ダウンタイムが短く、初めての方でも挑戦しやすい方法です。

一方、SMAS層(表在性筋膜)などの深い層にアプローチする場合は、たるみを根本から持ち上げるような力強いリフト効果が期待できます。特に中顔面やフェイスラインのゆるみが気になる方には、この深層への施術が適しています。

ただし、SMAS層への挿入には繊細な技術が必要で、医師の経験や知識が仕上がりに大きく影響します。カウンセリングの際には、施術を担当する医師の実績や症例を確認しておくと安心です。

糸リフトの選び方

頬に手を当てる女性

一口に「糸リフト」と言っても、使用する糸の種類や形状、挿入方法によって、仕上がりの印象は大きく変わります。

理想的なフェイスラインを叶えるには、まず「自分がどんな変化を求めているのか」を明確にしたうえで、それに合った糸を選ぶことが大切です。

ここでは、目的別に適した糸のタイプや特徴をご紹介しながら、自分に合った糸を見つけるためのヒントをお伝えしていきます。施術を検討する際の参考にしてみてください。

しっかり引き上げたい方

フェイスラインをしっかり引き上げたい方には、コグ(トゲ)付きの吸収糸が適しています。

なかでも、PCLやPCLLA・PLLAといった持続力の高い素材で作られたコグ糸は、頬や口元など中顔面のたるみに効果を発揮しやすいタイプです。

PCLLAは、引き上げ力に優れたPLA(ポリ乳酸)と、やわらかくて持ちがいいPCL(ポリカプロラクトン)という2つの素材を組み合わせて作られた糸です。

フェイスラインや顔全体のリフトアップ、たるみのケアに向いており、PDOと比べてしっかり引き上げられるのが大きなポイントです。

さらに、皮膚の厚みやたるみ具合に合わせて糸の太さや本数を調整することで、より自然で安定した仕上がりが目指せます。

自然に整えたい方

ボリューム感を出さずに、自然な印象をキープしながら輪郭を整えたい方には、モノスレッドやスパイラルタイプなど、刺激の少ない糸が向いています。

これらの糸は、コラーゲンの生成を促して肌のハリや質感を整えることを目的とした施術に使われます。

「ふんわりと輪郭を整えたい」「不自然な引き上げは避けたい」という方や、美容医療初心者・比較的若い世代の方にも適した選択肢です。
また、美容医療のほかの施術(例:ハイフやスキンケア治療)と組み合わせることで、美肌効果をより高められるのもポイントです。

負担を少なく受けたい方

施術時の負担を軽くしたい方には、施術時間が短く、腫れや内出血が出にくい細めの糸やモノスレッドがおすすめです。

こうした糸は皮膚の浅い層にアプローチするため、施術後の腫れや違和感が少なく、ダウンタイムを最小限に抑えられるのが特徴です。忙しい日常のなかでも取り入れやすく、仕事や外出の予定がある方にも選ばれています。

また、痛みへの不安がある方や初めて美容医療にチャレンジする方にとっても、体への負担が少ない施術は心理的なハードルを下げてくれます。

不安な点があれば、遠慮せず医師に相談してみましょう。施術に伴うリスクや回復のスケジュールをきちんと把握しておくことで、安心して自分に合った選択ができるようになります。

効果を長く保ちたい方

できるだけリフトアップ効果を長持ちさせたい方には、PCLやPLLAといった、分解されにくくコラーゲン生成効果の高い糸が適しています。

これらの素材は体内でゆっくり吸収されるため、その間に糸のまわりに結合組織が形成され、リフト効果が持続しやすくなるのが特長です。

  • PCL:やわらかく、自然な引き上げ感が出やすい
  • PCLLA:PCL+PLLAのいいとこ取り、自然さと持続力を両立
  • PLLA:コラーゲン増生効果に優れ、ハリ感を高めたい方に適している

どれも「溶ける糸」ですが、半年〜2年ほどかけてゆっくり吸収されるため、持続性を重視する方に人気です。

ただし、永久的な効果があるわけではないため、定期的なメンテナンスを前提に、希望する持続期間や仕上がりのイメージに合わせて素材や本数を調整することが大切です。

糸リフトを選ぶときの注意点

頬を触る女性

糸リフトは比較的手軽に受けられる美容施術として人気がありますが、糸の種類や施術方法を誤ると、思ったような効果が出なかったり思わぬトラブルにつながったりすることもあります。

ここでは、糸リフトを選ぶ前に知っておきたい大切なポイントをわかりやすく解説します。施術を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

副作用とリスク

糸リフトはダウンタイムが短く、体への負担も少ない施術ですが、腫れや内出血、左右差、引きつれ、糸の露出といった副作用が起こる可能性もあります。

特に、皮膚が薄い部位や浅い層に太めの糸を挿入した場合、糸が浮いて見える・違和感を覚えるといった症状が出やすくなります。施術部位の選定や糸選びは、見た目の自然さや顔の動かしやすさに大きく影響します。

また、症例数が少ないクリニックでは、糸を入れる角度や深さが適切でないことが原因で、左右差が出てしまうこともあります。こうしたリスクを避けるためには、医師の経験や技術力がとても重要です。

使用する素材によっても起こりやすい副作用や反応は異なります。

たとえば、溶ける糸は体内で吸収される際に軽い炎症反応を起こすことがありますが、これは通常の反応として自然に落ち着いていくケースがほとんどです。

安心して施術を受けるためには、事前に施術内容や使用する糸の特徴、そして担当医師の実績をきちんと確認しておくことが大切です。不安な点は遠慮なく相談し、納得したうえで選択するようにしましょう。

組み合わせ施術と糸の相性

糸リフトは、ヒアルロン酸注入や脂肪吸引などの施術と組み合わせることで、より立体感のある自然な若返り効果が期待できます。リフトアップだけでは補いきれないボリューム感や肌の質感を整えるために、複数の施術を組み合わせることもあります。

ただし、糸の種類や挿入位置によっては、他の施術と相性が合わない場合もあります。
具体的には、以下のようなケースが考えられます。

  • 皮下脂肪が多い部位にコグ付きの糸を入れたあとにヒアルロン酸や脂肪を注入すると、リフト効果が脂肪によって埋もれてしまう
  • 先にボリューム注入を行ったあとで糸を挿入すると、糸の位置がずれたり、肌に引きつれが出たりするリスクがある

このようなトラブルを防ぎ、仕上がりのバランスを整えるには、施術の順番や糸の選び方に関する知識と経験が欠かせません。

カウンセリングでは、どの施術をどのように組み合わせるのか、仕上がりのイメージまで丁寧に説明してくれる医師を選ぶと安心です。相乗効果を引き出すためにも、治療全体の流れを事前にしっかり相談しながら進めることが大切です。

Pono clinicで行っている糸リフト治療

頬を触る女性

Pono clinicでは、お一人おひとりのお悩みやご希望に合わせて糸リフトをご提案しています。使用する糸の素材や構造はもちろん、挿入する層や角度に至るまで丁寧に設計し、自然な仕上がりと効果の持続性の両立を目指しています。

ここでは、当院で特にご相談の多い代表的なメニューである「PONOスレッドリフト」と「中顔面バーティカルリフト」について、それぞれの特徴や料金、ダウンタイムの目安などをわかりやすくご紹介していきます。

施術を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Ponoスレッドリフト

Ponoスレッドリフト

Ponoスレッドリフトは、高品質スレッド(PDO・PCLLA・アルテミスリフト)を使用した、たるみの進行状態に合わせて設計するカスタマイズ施術です。糸の種類や本数を一人ひとりの悩みに応じて柔軟に調整できるのが特長です。

使用する糸にはそれぞれ特長があります。PDOは短期的なリフトアップを求める方に適しており、PCLLAはコラーゲン生成作用と長期持続性に優れます。アルテミスリフトは固定力に優れ、リフトとボリューム補正の両立を目指す方に適しています。

比較

たるみの程度やご希望の仕上がりに応じて本数や組み合わせを柔軟に調整できる点が大きな魅力です。

施術後の腫れは通常2〜3日ほどで落ち着きますが、体質によっては内出血が出ることもあります。その場合も、1〜2週間ほどで自然に改善するケースがほとんどです。

また、他院では珍しいあご下の糸リフトも芝医師の得意分野です。フェイスライン全体を整えたい方にも対応できます。

お顔の状態やライフスタイルに合わせた、オーダーメイド感覚の糸リフトを受けたい方におすすめのメニューです。

Ponoスレッドリフト-一覧
Ponoスレッドリフト(糸リフト)
PONOスレッドリフトはたるみ始めた皮膚を引き上げ、たるみ予防を図る手術です。 フェイスラインのもたつきを解消し、シャープな輪郭が目指せます…
>> 続きを見る

CASE01.Ponoスレッドリフト (糸リフト)の症例

症例写真01
施術メニューPonoスレッドリフト
施術費用【PDO】1本~7本の場合、1本あたり¥25,000
8本以上の場合、1本あたり¥22,000

【PCLLA】持続型1本~7本の場合、1本あたり¥33,000
8本以上の場合、1本あたり¥28,000

【アルテミスリフト(PDOベーシックメッシュ)】
1本~7本の場合、1本あたり¥45,000
8本以上の場合、1本あたり¥40,000
ダウンタイム2〜3日程度(内出血の場合は1〜2週間程度)
副作用腫れ・内出血・左右差・違和感・イメージとの違いなどを生じる事があります。

フェイスラインのもたつきにお悩みの症例です。

Ponoスレッドリフトの施術後、フェイスラインが引き締まりすっきりした印象になっています。また、肌全体のハリも出て若々しい印象になりました。

当院では個人の脂肪の量やたるみの方向性により入れ方を調整しているため、自然な仕上がりを目指すことが可能です。

中顔面バーティカルリフト

中顔面バーティカルリフト

中顔面バーティカルリフトは、糸リフトを使ってメーラーファット(頬の脂肪)を縦方向に引き上げる施術です。特徴的なのは、糸の挿入方法に工夫がある点です。

こめかみ付近から糸を通し、頬骨の出っ張りを避けながら、ゆるやかなS字カーブを描くようにして挿入していきます。この独自のアプローチにより、メーラーファットをより自然な形でしっかり持ち上げることができます。

このようにメーラーファットを垂直に引き上げることで、頬全体がリフトアップされ、中顔面が短く見える効果も得られます。顔のバランスが整いやすくなるため、若々しい印象を目指す方にはぴったりの施術です。

ダウンタイムは、一般的な糸リフトと同じく3〜4日ほど内出血が出ることがありますが、1週間ほどで落ち着くことが多いです。また、片側に使用する糸の本数も最大で3〜4本と少なめです。大掛かりな中顔面リフトのように長期の休養が必要になる心配も少なく、比較的気軽に受けやすいのが魅力です。

しっかりとリフトアップしながらも、不自然にならないナチュラルな変化を求める方におすすめの施術です。

中顔面バーティカルリフト
中顔面バーティカルリフト(糸リフト)
中顔面バーティカルリフト(糸リフト)の説明ページです。 具体的な施術内容や術式について、詳しく説明しておりますので、ご参考になさってください…
>> 続きを見る

CASE02.中顔面バーティカルリフトの症例

症例写真02
施術メニュー中顔面バーティカルリフト
施術費用PDO6本使用 248,000円
ダウンタイム2〜3日程度(内出血の場合は1〜2週間程度)
副作用・リスク腫れ・内出血・左右差・違和感・イメージとの違いなどを生じる事があります。

頬のたるみやほうれい線にお悩みだった方の症例です。

挿入した糸がメーラーファットを垂直方向に引き上げ、頬に自然なハリが出ています。施術後は頬骨のあたりがシャープになり、フェイスラインがすっきりと引き締まりました。

糸のS字カーブ挿入により、違和感なく頬が持ち上がり、ふんわりした自然な雰囲気を保っています。

CASE03.中顔面バーティカルリフトの症例

症例写真03
施術名中顔面バーティカルリフト
費用総額228,000円(PDO6本使用の場合)(施術当時)
ダウンタイム1週間程度
副作用腫れ・内出血・左右差・違和感・イメージとの違いなどを生じる事があります。

中顔面の長さが気になっていた方の症例です。

中面顔を短縮したい場合、「ただ糸で引き上げるだけ」では不十分です。メーラーファットを縦方向にしっかりと持ち上げることで顔全体のバランスが整います。

ほうれい線脂肪のナゾラビアルファットが気になる方にも中顔面バーティカルリフトは有効です。

Ponoスレッドリフトと中顔面バーティカルリフトの違い

Ponoスレッドリフトと中顔面バーティカルリフトの違い

Ponoスレッドリフトと中顔面バーティカルリフトは、どちらも糸によってたるみにアプローチする施術ですが、目的や効果の出方に違いがあります。

Ponoスレッドリフトは、たるみの広がり方や深さに合わせて、糸の種類や本数を細かく調整できるのが特長です。軽いたるみからしっかり引き上げたいケースまで幅広く対応できる、カスタマイズ性の高い施術です。

一方、中顔面バーティカルリフトは、中顔面のたるみを垂直方向に引き上げる構造になっており、特に頬のもたつきやほうれい線まわりの影が気になる方に向いています。リフト効果を立体的に実感したい方におすすめです。

どちらの施術も、「どの部位が気になるのか」「どんな仕上がりを求めているのか」といった目的や年齢、たるみの状態によって最適な方法が変わってきます。カウンセリングでは、気になるお悩みをしっかり共有いただいたうえで、無理のない自然な変化を目指した最適なプランをご提案いたします。

Pono clinicの糸リフトが選ばれる理由

クリニック

Pono clinicでは、見た目を引き上げるだけの一時的な変化にとどまらず、将来的なたるみ予防やエイジングサインの根本改善を見据えた糸リフト治療を行っています。

「自然に若々しく見せたい」「年齢に合わせて無理なく整えたい」といった患者さまの想いに寄り添いながら、一人ひとりに合った施術プランをご提案しています。

ここでは、当院が多くの方に選ばれている理由を、3つの視点からご紹介します。クリニック選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

悩みに合わせた施術を提案

当院では、施術前のカウンセリングをとても大切にしています。

たるみやフェイスラインのもたつきなど、患者さまそれぞれのお悩みを丁寧にお伺いし、お顔の骨格や皮膚の厚み、年齢やご希望の仕上がりに応じて、最適な糸の種類や本数を選定しています。

「とりあえず引き上げる」のではなく、仕上がりの自然さと、効果の持続性のバランスを重視したご提案を心がけています。無理なく、その方本来の魅力が引き立つようなデザインをご一緒に考えていきます。

また、美容医療が初めての方でも安心してご相談いただけるよう、リラックスできる雰囲気づくりや丁寧な説明を徹底しています。疑問や不安があれば、どんなことでも遠慮なくお話しください。

実績豊富な医師が施術を担当

Pono clinicでは、全国の美容外科で累計5万件以上の症例を経験し、大手美容クリニックで院長を務めてきた医師が、糸リフトの施術を担当しています。

糸リフトは、解剖学への深い理解と繊細な技術力が求められる施術のひとつです。仕上がりの自然さや美しさは、糸を入れる位置や角度、深さなど、細かな判断に大きく左右されます。そのため、豊富な経験を持つ医師が施術を行うかどうかは非常に重要なポイントになります。

当院では、そうした経験と実績に加え、最新の技術や知識を取り入れながら、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を行っています。患者さまの表情やライフスタイルに合った、無理のない自然な変化を大切にしています。

医学的な解剖学に基づいた当院ならではのリフトアップ技術

糸リフトは、単に皮膚の浅い層に働きかけるだけの施術ではありません。

Pono clinicでは、SMAS(表在性筋膜)などの深い層にしっかりアプローチする設計をベースに、解剖学に精通した医師が神経や血管を避けながら、安全かつ的確に糸を配置しています。

また、PDO・PCLLA・アルテミスリフトといったさまざまな素材の特性を理解したうえで、部位ごとに適した糸を使い分けることで、自然な仕上がりと持続力のバランスを追求しています。たるみの方向や皮膚の厚みに合わせた細やかな設計により、無理のないリフトアップを叶えています。

こうした緻密なアプローチと一人ひとりに合わせた設計力が、多くの患者さまからの信頼につながり、リピーターの方にも支持されています。

よくある質問(FAQ)

Q&A

糸リフトを検討している方からは、
「自分に合う糸はどう選べばいい?」「ダウンタイムはどのくらい?」など、施術前に知っておきたい疑問が多く寄せられます。

ここでは、そうしたよくあるご質問について、美容皮膚科医の視点からお答えしていきます。

糸の種類は自分で選べるの?

糸リフトで使う糸は、基本的に医師の診察をもとに提案されますが、仕上がりのイメージやご希望もふまえて相談しながら選ぶことができます。

皮膚の厚み・たるみの状態・年齢などをもとに、適した素材や本数、挿入する深さを医師が判断して提案します。

たとえば、「しっかり引き上げたい」という方には、コグ入りで太めの糸を使ったアプローチが選ばれることが多く、逆に「自然に整えたい」という場合には、細めのモノスレッドで肌の質感を整えるような施術が適しています。

安い糸リフトの違いってなに?

安い糸リフトは、糸の素材や製造工程、臨床データの信頼性などに差があることが多いです。

たとえば、低価格の糸は持続期間が短かったり、引き上げ力が弱かったりする傾向があります。

粗悪な素材の場合、術後に引きつれや感染のリスクが高まる可能性もあります。一方、正規品の糸は、製造元や安全性のデータがしっかりしており、効果の持続や仕上がりの安定感に優れています。

また、どれだけ品質の高い糸を使っても、医師の技術や施術設計が適切でなければ理想的な結果にはつながりにくいのも事実です。糸リフトを選ぶ際は、価格だけに注目せず、糸の品質・安全性・施術者の経験などを総合的に比較し、納得したうえで選びましょう。

溶ける糸と溶けない糸、結局どちらが良い?

安全性やメンテナンスのしやすさを重視するなら溶ける糸が選ばれることが多く、持続性を優先する場合は溶けない糸が選択肢になります。

溶ける糸(PDO・PCL・PLLAなど)は時間とともに体内で自然に分解されるため、異物感が残りにくく安全性が高いのが特徴で、コラーゲン生成も促しやすくナチュラルな変化を希望する方に向いています。

ただし、効果は永続しないため、数ヶ月〜1年半ほどで吸収され、定期的なメンテナンスが必要です。

溶けない糸(ナイロンやポリプロピレンなど)は体内に残るため、長期的な引き上げ効果が期待できますが、トラブル時に取り出しにくい、異物反応や露出のリスクが高いなど注意点があります。

近年ではバランスの良い「溶ける糸」が主流ですが、最適な選択はお肌の状態や希望する仕上がりによって異なりますので医師と相談しながら、ご自身に合う方法を決めると良いと思います。

糸リフトの仕上がりは糸の種類だけで決まりますか?

決まりません。糸の種類も大事ですが、もっと重要なのは医師の技術や施術の設計力です。

たとえば同じ糸でも、入れる深さや角度、本数のバランスが適切でないと引き上げ効果が弱くなったり、左右差や違和感が出たりすることがあります。

糸の種類でダウンタイムは変わる?

はい、糸の種類によって腫れや内出血の出やすさが変わります。

たとえば、太めでコグ(トゲ)のついた糸は組織への刺激が大きく、腫れや内出血が起こりやすい傾向があります。しっかり引き上げたい方向けですが、多少のダウンタイムは想定が必要です。一方、細めのモノスレッドや浅い層に入れる糸は刺激が少なく、比較的ダウンタイムが軽く済むことが多いです。ただし、仕上がりや腫れ方には肌質や体質も影響するため、完全に予測するのは難しい部分もあります。

Pono clinicでは、一人ひとりの状態やご希望に合わせて糸を選び、アフターケアまで丁寧にご案内しています。不安なことがあれば遠慮なくご相談ください。

糸リフトの施術を考えている方は当院へご相談を

診察室

糸リフトにはさまざまな種類があり、糸の形状・素材・持続期間・リフト力などによって、それぞれに適した使い方があります。そのため、自分に合った糸を選ぶには、お悩みの内容や仕上がりの希望、ライフスタイルまで含めて考えることが大切です。

Pono clinicでは、美容皮膚科の専門医がお顔の骨格やたるみの状態を丁寧に診断し、一人ひとりに合わせた糸リフトの施術プランをご提案しています。使用する糸の特性はもちろん、医師の技術力や解剖学的な知識を活かしながら、自然で違和感のないリフトアップを目指します。

また、施術を無理におすすめするようなことは一切ありませんので、初めての方もどうぞご安心ください。糸リフトが気になっている方は、まずは無料カウンセリングにてお気軽にご相談ください。

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芝容平のプロフィール写真
記事監修ドクター
Pono clinic院長/日本美容外科学会認定専門医
芝容平
Shiba Yohei
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
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経歴
2008年3月
防衛医科大学校医学科卒業
2008年6月
防衛省防衛医科大学校病院 研修医
2010年6月
防衛省航空自衛隊下甑島分屯基地 衛生小隊長
2011年8月
防衛省航空幕僚監部 首席衛生官付
2011年11月
防衛省防衛医科大学校病院 皮膚科
2014年4月
医療法人社団医凰会
2015年5月
清水富士山病院 院長
2015年12月
川崎中央クリニック 副院長
2016年3月
福岡博多駅前通中央クリニック 院長
2016年
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得
2017年1月
湘南美容クリニック福岡院
2017年6月
湘南美容クリニック熊本院 院長
2018年11月
湘南美容クリニック立川院 院長
2022年
美容外科に専念するため皮膚科学会認定皮膚科専門医を更新せず
2022年5月
日本美容外科学会認定美容外科専門医取得
2023年2月
Pono clinic(ポノクリニック)開業
資格・所属学会
日本美容外科学会専門医(JSAS)
日本美容外科学会会員(JSAPS)
日本皮膚科学会会員
アラガンジュビダームビスタ認定医
アラガンボトックスビスタ認定医
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