裏ミッドフェイスリフト®|40代女性・目の下から頬への連続性を整えた症例

担当医師の紹介

Pono clinic院長/
日本美容外科学会認定専門医

芝 容平 Shiba Yohei

専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形

この症例は、目の下のふくらみや段差に加えて、頬との境界や中顔面の位置関係が影に関与していた40代女性の症例です。

影が目の下だけで完結しておらず、頬上部までつながって見えていたため、単に脂肪を減らすだけではなく、目の下から頬までをひと続きの構造として整える方針としました。

この症例では、裏ミッドフェイスリフト®により、目の下の段差、頬との境界、中顔面深層の位置関係を整えることを目的としています。仕上がりや経過には個人差があり、皮膚の薄さ・色味・小ジワなどは別の要素として残ることがあります。

目次

この症例写真で見るポイント

この症例では、目の下のふくらみだけを見るのではなく、目の下から頬にかけての光の流れ、頬との境界、表情時の自然さ、術後のなじみ方を確認することが大切です。

正面・閉眼・上方視・笑顔・左右斜位・術後経過を同じ構成で見ることで、静止時だけでなく、表情や角度による見え方まで確認できます。

目の下のクマ取り、ハムラ法、40代女性の症例 (7)

正面:術前は、目の下のふくらみと段差に加えて、頬上部まで影がつながって見えています。術後6か月では、目の下と頬の境界がなだらかになり、顔の中心に光が入りやすくなっている点を確認します。

目の下のクマ取り、ハムラ法、40代女性の症例 (6)

閉眼:目を閉じた状態では、下まぶたの皮膚表面、左右差、凹凸、緊張感を確認します。この症例では皮膚表面を切開していないため、閉眼時の質感やまぶたの自然な動きも見るポイントになります。

目の下のクマ取り、ハムラ法、40代女性の症例 (5)

上方視:上を向いた状態では、眼窩脂肪のふくらみや下まぶたの張りが強調されやすくなります。術後は、目の下の突出感だけでなく、その下に続く影がどの程度なだらかになっているかを確認します。

目の下のクマ取り、ハムラ法、40代女性の症例 (4)

笑顔:笑ったときは、下まぶたと頬の境界、表情時の引きつれ、頬上部の影の出方を確認します。術後も、目の下から頬へのつながりが保たれているか、表情で不自然な段差が目立たないかを見ることが大切です。

目の下のクマ取り、ハムラ法、40代女性の症例 (3)

左斜位:斜めから見ると、正面だけではわかりにくい頬上部の立体感や、目の下から頬へ続く影の深さが確認しやすくなります。術後は、目の下だけでなく頬側まで影の流れが浅くなっているかを見ます。

目の下のクマ取り、ハムラ法、40代女性の症例 (2)

右斜位:反対側からも、目の下と頬上部のつながりを確認します。左右の斜位を見比べることで、片側だけでなく、中顔面全体の影の流れや頬との連続性を評価しやすくなります。

目の下のクマ取り、ハムラ法、40代女性の症例 (1)

術後経過:左が術後1週間、右が術後1か月の経過です。1週間の時点では腫れやむくみが残ることがありますが、1か月では目の下から頬にかけてのラインが少しずつなじんできます。完成まではさらに時間をかけて変化します。

診療メニュー:クマ治療

施術名:裏ミッドフェイスリフト®(裏ハムラ+骨膜下リフト)

年代・性別:40代・女性

症例タグ:40代アンチエイジングリフトアップ中顔面涙袋が欲しい目の下のクマ線状の溝・段差茶色い色調頬まで広がる影

費用:750,000円(麻酔代等別途)

ダウンタイム:2週間程度

リスク/副作用:腫れ・内出血・左右差・違和感・イメージとの違いなどを生じる事があります。

この症例の構造診断

この症例では、目の下のふくらみだけでなく、ティアトラフ周囲の段差、頬との境界、中顔面深層の位置関係が重なって、目の下から頬まで影が続いて見えていました。

主な見え方目の下のふくらみ、段差、頬上部まで続く影
関与していた構造眼窩脂肪、ティアトラフ、SOOF、中顔面深層、皮膚の薄さ・色味
眼窩脂肪目の下のふくらみとして一部関与していました。
ティアトラフ目の下の段差や影の境界に関与していました。
SOOF・中顔面深層頬上部まで続く影と、目の下から頬への連続性の低下に関与していました。
皮膚皮膚の薄さ、色味、小ジワは構造治療だけで完全に変わるものではありません。
この症例で見るポイント目の下から頬にかけての連続性、頬まで続く影の変化、笑顔や左右斜位で見たときの自然さです。

なぜ裏ミッドフェイスリフト®を選択したか

この症例では、影が目の下だけで完結しておらず、頬上部まで広がって見えていました。

脱脂で眼窩脂肪のふくらみだけを減らしても、ティアトラフの段差や頬まで続く影は残る可能性があります。また、裏ハムラは目の下の段差や境界を整える治療ですが、中顔面深層の位置関係が強く関与する場合、頬上部まで広がる影には別の評価が必要になることがあります。

この症例では、下がって見える構造に単純にボリュームを足すのではなく、目の下から頬までの深い構造を整え、連続性を作る方が自然な改善につながると判断しました。そのため、裏ミッドフェイスリフト®を選択しました。

この症例で優先しなかった治療

治療を選ぶときは、どの治療が優れているかではなく、この症例の構造に合っているかを確認することが大切です。

優先しなかった治療この症例で優先しなかった理由
脱脂単独眼窩脂肪のふくらみだけを減らすと、ティアトラフの段差や頬まで続く影が残る可能性があるためです。
ヒアルロン酸・脂肪注入単独凹みを埋めるだけでは、目の下から頬への深い構造の連続性が整いにくい可能性があるためです。
PRPF®単独皮膚の薄さや質感には選択肢になりますが、頬まで続く深い影や中顔面の位置関係を主に整える治療ではないためです。
裏ハムラ単独目の下の段差だけでなく、中顔面深層の位置関係も関与していると判断したためです。

ただし、これらの治療が悪いという意味ではありません。ふくらみが中心の方では脱脂が選択肢になることもあり、皮膚の薄さや質感が中心の方ではPRPF®療法を検討することもあります。重要なのは、治療名ではなく原因の層に合わせて選ぶことです。

術後写真で見るべきポイント

術後は、目の下のふくらみだけが変化しているのではなく、目の下から頬にかけての光の流れがなだらかになっているかを確認します。

特に、術前に頬上部まで続いていた影が浅くなり、顔の中心に光が入りやすくなっている点が重要です。ふくらみを減らすだけではなく、目の下と中顔面をひとつの構造として整えることで、疲れて見える印象が和らいでいます。

一方で、皮膚そのものの薄さ、色味、小ジワを完全になくす治療ではありません。皮膚の質感や色味が気になる場合は、必要に応じてPRPF®療法や外用治療などを別に検討します。

この治療で改善できること・残る可能性があること

裏ミッドフェイスリフト®は、目の下から頬にかけての深い構造を整え、目の下と中顔面の連続性を改善することを目的とした治療です。

この症例では、目の下のふくらみ、ティアトラフ周囲の段差、頬上部まで続く影が関与していたため、目の下だけでなく中顔面まで含めて整える方針としました。

ただし、皮膚の薄さ、色素沈着、小ジワ、質感の低下は、構造治療だけで完全に変わるものではありません。また、腫れ、内出血、左右差、違和感、仕上がりの感じ方には個人差があります。症例写真は治療結果の一例であり、同じ治療でも状態によって経過や仕上がりは異なります。

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