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TOP > よくある質問 > クマ治療に関するご質問 > 裏ハムラと裏ミッドフェイスリフトの違いはなんですか?

Q. 裏ハムラと裏ミッドフェイスリフトの違いはなんですか?

裏ハムラと裏ミッドフェイスリフトの違いを考える前に「裏ハムラ」とは何かをまず確認する必要があります。
日本で裏ハムラと言われている施術にはクリニックや術者によって、簡易的なものから本格的なものまで非常に幅広い術式をざっくりと裏ハムラとしてひとくくりにしているのが現状です。
例えば某大手の美容外科では脱脂をして、真ん中の脂肪を少し移動して眼窩下縁(目玉が入っている骨の下縁)あたりに縫い付けるだけの術式を裏ハムラとして認めているそうです。このような術式は私の考える裏ハムラとは全く異なりますし、そのような術式では効果もほとんど脱脂と変わりません。そのため多くの場合で脂肪注入が必要になります。
このような例は少し極端ですが、脂肪をきちんと移動していると主張する医師の多くが、凹凸の調整のために脱脂を併用しているのが実際のところのようです。

外側の脂肪については処理が難しく、外側のみ少量脱脂しているというドクターもいるのも承知しております。
裏ハムラは脂肪を取らずに移動するというのが基本だとすると、ほとんどすべてのドクターはこの基本から外れていることになります。なぜなら脱脂をしているからです。
では私の考える裏ハムラはどういうものか詳しく説明させていただきます。
先ず大原則として①皮膚を切らない(皮膚切開なし)②脂肪を取らない(脱脂なし)③脂肪を入れない(脂肪注入なし)があげられます。
細かい術式については、
最小限の結膜切開(基本15mm以内)でのアプローチで行う
目の下の脂肪をその下の凹みに移動して固定する
凹みの原因のリガメント(筋肉と骨の強いつながり)をしっかりと解除
眼輪筋オーバーラップ:内側部は上顎骨前頭突起への付着をしっかり解除(凹みの原因を内側までしっかりと対応)してその下に眼窩脂肪を移動
・隔膜(CPF前葉)タイトニング固定:脂肪の移動に加えて隔膜を緩みなく固定することで治療効果を高める
・外側部のふくらみが残ることがあるとされる問題にも外側部の脂肪を除去することなく適切に移動することで対応
以上の処置を標準術式内で行うのが私の裏ハムラです。
この裏ハムラは剥離と眼窩脂肪の下方への移動によって行われます。これに上向きの脂肪移動であるミッドフェイスリフトを加えたものが「裏ミッドフェイスリフト」です。
つまり裏ミッドフェイスリフトは裏ハムラの上位互換・改良術式であると言えます。
目の下のふくらみをその下の凹みに移動する「裏ハムラ」に加えて頬の脂肪を引き上げてリフトアップして固定する。そのため裏ハムラでは対応できない凹み目クマにも脂肪注入なしで対応可能です。
そもそもクマはボリュームの問題ではなく目の下の脂肪と頬の脂肪の連続性が乏しく、別々に離れて見えるためにその間の谷の部分に影ができてしまうことで起こるものと私は考えています。つまり、ボリュームを減らす脱脂やボリュームを加える脂肪注入はそもそも必要ないということです。ボリュームの合計が多くても少なくてもひとまとまりに連続するように調整すればクマは改善します。

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