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2024.07.19
しわ・たるみ治療 /

【症例あり】目の下のしわをなくす方法を医師が解説

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芝容平のプロフィール写真
記事監修ドクター
Pono clinic院長/日本美容外科学会認定専門医
芝容平
Shiba Yohei
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
監修医師紹介ページ

老けた印象や暗く疲れた印象を与えてしまう目の下のしわ。目元の皮膚は薄くデリケートなため、お顔の中でもしわができやすい部位です。

こちらでは、目の下のしわの種類や原因、治療法などを詳しく紹介いたします。何をしても消えない目の下のしわにお悩みの方、根本から目の下のしわをなくす方法を探している方はぜひ最後までご覧ください。

目の下のしわには種類がある

目の下を触る女性

自分の目の下のしわの種類はご存じですか?実は目の下のしわは主に3種類(ちりめんじわ、表情じわ、真皮じわ)に分けられます。

まずはしわの種類から詳しく紹介します。

乾燥により細かく現れる「ちりめんじわ」

ちりめんじわのイラスト

ちりめんじわとは、主に目尻や目頭にできる細かいしわのことです。一つひとつは大きなしわではありませんが、細かくしわが密集するため、ちりめんじわが目立つと一気に老けた印象になってしまいます。

肌の乾燥によって引き起こされるちりめんじわは、加齢にともない肌の水分量が減少するとできやすくなります。

笑ったときなどに出る「表情じわ」

表情じわのイラスト

表情じわとは、その名のとおり表情の変化によってできるしわです。これは目の下だけでなく、顔の様々な部位に現れます。無表情のときには目立たないものの、笑ったとき目立つ目じりや目頭のしわは、表情じわである可能性が高いです。

若くて肌に弾力やハリがある状態では、表情を無表情に戻すことでしわは消えます。しかし、年齢を重ねたり、何らかの原因で肌の弾力やハリが失われると、表情じわが戻りづらくなり、無表情でもしわが目立つようになってしまいます。

表情が無くても深く刻まれる「真皮じわ」

真皮じわのイラスト

真皮じわは「加齢じわ」とも呼ばれ、肌の深い層(真皮)に刻み込まれたくっきりと目立つしわです。目の上下など特に皮膚が薄い部分に現れることが多いのが特徴です。目の下以外には額、眉間、ほうれい線などにもくっきり刻まれるのがこのタイプのしわです。

真皮じわは老化や紫外線による皮膚ダメージにより、コラーゲンやエラスチンなどのハリや弾力を保つ成分が減少するため起こります。また、皮膚がたるむことでしわのように見えてしまう場合もあります。

目の下のしわができる原因

目元を触りながら鏡を見ている女性

目の下にしわができる原因はいくつかあります。もともと目元は顔の中でも特に皮膚が薄くデリケートな部分であるため、さまざまな影響を受けやすい部位です。

原因をしっかり把握し、普段の生活習慣で当てはまるものがないかチェックしましょう。

肌が乾燥してしまった

肌の乾燥は、目の下のしわをつくる代表的な原因です。特に目元の皮膚は薄く乾燥しやすい部分です。

目元の皮膚が乾燥することで、肌のハリが失われてしまい、ちりめんじわが目立ちやすくなります。目元の乾燥に気づかず、そのまま放置しているとさらに深いしわになってしまうこともあるので注意が必要です。

強い刺激を与えてしまった

目元に強い刺激を与えることも目の下のしわの大きな原因です。

花粉症やアレルギーなどで目を擦る癖のある方や目元のメイクを濃くする方などは、無意識に目元にダメージを与えている可能性があります。

強い刺激はしわだけでなく、しみやくすみの原因にもなります。目元は極力強い力を与えずに、クレンジングなども優しく、皮膚を擦らないように行いましょう。

老化と共に皮膚が薄くなる

年齢を重ねると皮膚の3つの層(表皮・真皮・皮下脂肪層)の体積が減ることで、皮膚が薄くなります。薄くなった皮膚は、水分やハリを保てなくなるためしわができやすくなります。

もともと目の下の皮膚は薄いことに加え、老化によりさらに皮膚が薄くなることで、しわが目立ちます。

紫外線によってダメージが蓄積された

紫外線によるダメージも目元のしわを作る原因の一つです。

紫外線は、コラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力やハリを保つ美肌成分にダメージを与えるほか、肌自体にもダメージを与え肌の乾燥を加速させます。紫外線を浴び続けることで、よりシワができやすい環境を作り出します。

目の下のしわがあると与えてしまう印象

手鏡で目元を見ている女性

目の下のしわに悩んでいると、相手にどう思われているのか気になってしまいますよね。実際に目の下のしわがあることで与えてしまう印象について紹介します。

老けた印象を与えてしまう

目の下にしわがあると、実年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。目の下にしわがある方は、肌質的に他の部位にもしわができやすい傾向があります。しわを放置すると、徐々に溝が深くなったり数が増えて、ますます老けて見えてしまうため注意が必要です。

しわが気になり始めたら早めのケアを心がけましょう。

暗く疲れた印象な顔になる

目の下にしわがあると、暗く疲れた印象の顔になります。目の下のしわにより、目がしっかり開いていないように見えてしまったり、くすんだ印象を与えるため、暗い目元になってしまいます。

暗く疲れたように見えてしまうと相手に良い印象は与えられません。

おすすめの目の下のしわセルフケア法

目元のケア

目の下にできたしわは、程度や種類によってはセルフケアで改善する可能性があります。

早めに対策を始めることが肝心です。それでは、おすすめの目の下のしわをなくすセルフケア方法を紹介します。

保湿をしっかり行う

目のキワまで丁寧に保湿をしましょう。化粧水や美容液、乳液、クリームなどのスキンケアに加え、目元専用のアイクリームの使用がおすすめです。保湿力が高く目の下のしわに特化しているアイクリームを使うことで、さらに効果を実感しやすくなります。

洗顔後だけではなく、日中に乾燥を感じた時はこまめに保湿を行うことがおすすめです。

紫外線ブロック

肌の老化の要因でもある紫外線をブロックするために、日焼け止めを正しく使用しましょう。汗や摩擦で日焼け止めは落ちてしまいがちなため、こまめな塗り直しが必要です。

紫外線をブロックできる日傘やサングラスなどのアイテムもおすすめです。また、紫外線は季節や天候に限らず降り注ぎます。日常的に紫外線対策をしましょう。

擦らないように気を付ける

目元は擦らないように気を付けましょう。アレルギーや花粉症で目を擦る癖のある方は注意が必要です。また、洗顔やクレンジングの際は、優しく肌をなでるように洗うと良いでしょう。

クレンジングはクリームタイプやミルクタイプを選ぶと摩擦を低減させることができます。
メイクをしっかり落としたいからといって強く擦ることは避けましょう。

美容医療の注入処置で改善する方法

注入処置をしている女性

美容医療の注入処置で目の下のしわをなくす方法もあります。すでに出来てしまったしわに関しては、セルフケアのみで劇的に改善することは難しいでしょう。

美容医療では、目の下のしわに特化した治療が可能です。PRPF®治療、ヒアルロン酸注射、ボトックス注射は目の下のしわをなくす方法として有効な美容施術です。それぞれ詳しく紹介します。

PRPF®療法で目元のしわ根本からアプローチ

PRPF®療法とは、自身から採取した血小板(PRP)に成長因子(FGF)を添加し注入する再生医療です。厳密に定められた濃度と量の成長因子(FGF)を添加することで、PRP単独の注射や、その他の注入処置では効果を感じにくかった、くぼみや刻まれたしわにも効果的です。

また、患者様一人ひとりの症状にあった、部位・深さ(層)・注入量を正しく見極めることで1回の施術で最大限の効果を追求いただけます。さらに、持続期間が数年単位で持続するというメリットがあります。自身の血液を使用するためリスクの少ないPono Clinic独自の治療です。

PRPF®療法は、皮膚の細胞や組織にアプローチし、肌内部からの若返りを期待できるものです。注射後は少しずつ肌内部の細胞そのものが再生し、その過程で乾燥による小じわから真顔でもしっかりと刻まれているしわまでが目立たなくなります。

しわの種類により、注入する製剤を使い分ける必要がないのも大きなメリットです。

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ヒアルロン酸や脂肪注入などのように、一時的にしわやくぼみを隠す対症療法ではなく、根本的な皮膚再生による目の下のしわ全体の改善が期待できます。
PRPF療法
PRPF®療法
PRPF®療法の説明ページです。 具体的な施術内容や術式について、詳しく説明しておりますので、ご参考になさってください。
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ヒアルロン酸注射を受ける

ヒアルロン酸注射はしわの部分にヒアルロン酸を注入することで、ボリュームを与えてしわを引き伸ばし目立たなくさせる美容注射です。

ヒアルロン酸注射は即効性が高く、手軽に行える点がメリットの美容施術です。しかし、目の下の皮膚は極めて薄いため、注入したヒアルロン酸が青白く透けて見えてしまうチンダル現象などが起こるリスクもあります。また、血管付近にヒアルロン酸を注入することで起こる血管塞栓などの合併症を引き起こす可能性も考えられます。

また、ちりめんジワのような細かなしわに対して改善効果を期待するには、慎重な製剤選びと医師の熟練したテクニックが非常に重要です。医師の技術力が未熟であったり、適切なヒアルロン酸の種類でなければしわの改善効果が得られなかったり、かえって凸凹が目立ってしまうケースもあります。

ボトックス注射を受ける

ボトックス注射とはボツリヌス菌という成分から精製された薬剤を使い、筋肉の動きを抑制し、表情じわを改善する美容注射です。笑った時や怒った時に無意識に出来てしまうしわを改善する働きと同時に、将来しわが深く刻まれることを予防する効果もあります。

ボトックス注射は施術時間やダウンタイムが短く、治療効果も高いため、人気のしわ治療です。
しかし、ボトックス注射は表情じわにのみ効果を発揮します。無表情の時点で刻まれている、ちりめんじわや真皮じわの改善はできないため注意が必要です。

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ボトックス注射の効果は半永久的ではありません。効果を維持するためには、3〜4カ月に1回程度の施術が必要です。

<参考文献>
ヒアルロン酸注入の トラブル予防1
顔の表情ジワにボトックスを打っても効果が感じられない4つの原因

当院が選ばれる理由

Ponoclinicの受付

Pono clinic(ポノクリニック)は、「調和」をテーマとし、一人ひとりの人生に寄り添う、新しいタイプの美容クリニックです。当院が皆様に選ばれる理由を説明します。

最高水準のしわ治療を提供

PRPF®療法では、成長因子(FGF)の濃度を正確に調整・注入することが重要です。適切な濃度や注入量でないと、理想の効果が得られない可能性もあります。

当院では、長年の経験と研究をもとに患者様お一人お一人にあわせた最適な配合比率で成長因子(FGF)を添加しています。

細心の注意を払い、濃度や注入量にこだわることで、患者様の個別性にあわせた最適な結果を提供しています。

1人ひとりの症状を綿密にカウンセリング

当院では、患者様のお話をしっかりとお聞きし、必要な治療を行うために「完全予約制・個室対応」としております。カウンセラーが患者様の理想やご要望を細かく伺いますが、診察と治療の判断は医師のみが行います。無理に施術をお勧めすることはなく、ご提案の中から患者様が納得し、ご希望いただいたものについて、責任を持って施術いたします。

肌治療を長年研究した医師による施術

当院の医師は皮膚科、美容整形外科分野において高い専門性を持つ、経験豊富な医師ばかりです。

FGF添加であるPRPF®療法をよりより効果的に行う方法を追求する「PRPF研究会」に所属し、日々若返り治療の精度を磨いています。

美的センスと技術力に優れた医師が、洗練された高品質の美容医療を提供します。

施術後でも安心できるアフターケア

当院は施術前の不安を徹底的に解消することで、患者様に安心して治療を受けていただく体制を整えています。

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保障制度やアフターケアも充実しており、万が一PRPF®療法でしこりができてしまった場合にも、症状に応じた対応が可能です。PRPF®療法の完成は施術を受けてから半年ほどかかる場合もありますが、その間にも継続的に経過観察を行うことで早期発見・対応を行います。

目の下のしわが気になる方はクリニックにご相談ください

待合室

目の下のしわの種類や原因、治療方法についてお伝えしました。目の下のしわをなくすためには、しわの種類に応じた適切なケアが大切です。セルフケアだけでは効果を実感できなかった方も、美容医療の力を借りることで満足のいく結果が得られることもあります。

Pono Clinicでは高い技術力と多彩な選択肢をもって、患者様に最適な医療を提供します。目の下のしわでお悩みの方は、ぜひクリニックにご相談ください。

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芝容平のプロフィール写真
記事監修ドクター
Pono clinic院長/日本美容外科学会認定専門医
芝容平
Shiba Yohei
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
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経歴
2008年3月
防衛医科大学校医学科卒業
2008年6月
防衛省防衛医科大学校病院 研修医
2010年6月
防衛省航空自衛隊下甑島分屯基地 衛生小隊長
2011年8月
防衛省航空幕僚監部 首席衛生官付
2011年11月
防衛省防衛医科大学校病院 皮膚科
2014年4月
医療法人社団医凰会
2015年5月
清水富士山病院 院長
2015年12月
川崎中央クリニック 副院長
2016年3月
福岡博多駅前通中央クリニック 院長
2016年
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得
2017年1月
湘南美容クリニック福岡院
2017年6月
湘南美容クリニック熊本院 院長
2018年11月
湘南美容クリニック立川院 院長
2022年
美容外科に専念するため皮膚科学会認定皮膚科専門医を更新せず
2022年5月
日本美容外科学会認定美容外科専門医取得
2023年2月
Pono clinic(ポノクリニック)開業
資格・所属学会
日本美容外科学会専門医(JSAS)
日本美容外科学会会員(JSAPS)
日本皮膚科学会会員
アラガンジュビダームビスタ認定医
アラガンボトックスビスタ認定医
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