美容施術は欲張りすぎ厳禁｜No,038

みなさんこんにちは！Pono clinicの百瀬です。

今回は40代男性のクマ治療についてです。

術前、はっきりとした目の下の凹凸があり、『裏ハムラ』という手術でクマ治療を行いました。

クマが解消され、疲れ感のない若々しい印象になっていますね！

今回注目したいのは、中顔面の窪み感、凹み感です。

目の上や頬を見ると、全体的にコケ感のある顔立ちをされているのがわかると思います。

特に痩せ型の男性に多いと思いますが、このようなケースではクマの下広範囲に高さがなく、脂肪注入などを提案される場合も多いかと思います。

もちろん患者様のご希望があればボリュームアップの治療もさせていただきますが、顔全体のバランスを考えると、特にこの年代の男性にはそこまでボリュームアップをしすぎる必要はないと思います。
(脂肪注入を否定しているわけではありません。むしろ脂肪注入も素晴らし治療だと思っています。)

今回の症例では糸リフトでマイルドに中顔面の引き上げは行なっていますが、注入治療は行なっておりません。

目の下の凹凸がならされるだけで若返りますし、実際患者様には仕上がりに対し大変喜んでいただいております。

もし、今後中顔面のボリュームが気になったら、後から注入系の治療などで対応することも十分できますので、何が何でもクマ治療と同時に注入をしなければいけないというわけではないのです。

同時に行うことでダウンタイムを1回で終わらせることができたり、治療の組み合わせの相性もあるので、全部の治療を分けて行う必要はありませんが、分けられるものは分けた方が、やりすぎて失敗したというリスクは減らせます。

どこかを治療すれば顔全体のバランスも変わります。

今まで気になっていなかったところが気になることもありますし、その逆で気になっていたところがそこまで気にならなくなることだってあるんです。

1回で全てを完璧にするのではなく、1つずつ治療していく。
足りなかったら追加や修正をする。
1度の治療に過度に期待しすぎない。

やりすぎない治療でも案外それだけで満足できてしまうことも結構あるのです。

それを見極めるのが我々美容外科医の仕事です。

必要ない施術や後からでも問題ない施術など、しっかりと教えてくれるドクターを見つけることが美容施術で後悔しない方法です。

当院ではしっかりと時間をかけてカウンセリングし、最適かつ最小限の治療のみをご提案するよう努めております。

どんな些細な疑問にもお答えしますので、ぜひ一度カウンセリングにお越しいただければと思います。

ご来院お待ちしております。