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2024.05.13
クマ治療 /

目の下のクマが消えないのは何かの病気と関係あり?

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芝容平のプロフィール写真
記事監修ドクター
Pono clinic院長/日本美容外科学会認定専門医
芝容平
Shiba Yohei
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
監修医師紹介ページ

目の下にクマが生じる主な原因は血行不良や色素沈着、皮膚のたるみなどですが、実はこれら一般的な原因とは異なり、何らかの病気が原因となって目の下にクマが生じることもあります。

ここでは、目の下のクマとなって現れる可能性のある主な病気について取り上げています。

目の下のクマで考えられる病気は?

目の下のクマで考えられる病気としては、主に次のようなものがあります。

バセドウ病

バセドウ病とは、甲状腺ホルモンの過剰分泌が原因で起こる様々な症状の総称です。主な症状は体重減少や動悸、指の震え、多汗などですが、少なからず見られる症状の中に眼球突出があります。

眼球突出とは、文字通り眼球が本来の位置より前方へ出てしまう症状のこと。この影響により眼球の下にある眼窩脂肪がたるみのような状態となり、影が生じて黒クマが生じます。

貧血

貧血になると酸素を多く含む赤い赤血球の数が減り、黒っぽい色の血液になります。目の下の皮膚は薄いため、その血液の色が透けて見え、青っぽいようなクマができてしまいます。

女性は月経により定期的に出血があるため、鉄不足による貧血になりやすいといえます。それに加えてダイエットなどによる栄養不足、妊娠・授乳期には赤ちゃんに栄養を与えることも貧血の要因となります。

肝臓病

ウイルスやアルコール、薬などの影響により肝機能が著しく低下すると、皮膚や眼球の白目が黄色くなる黄疸(おうだん)という症状が現れることもあります。

黄疸が生じた場合、全体的に皮膚の色合いが下がるため、もともとあったクマはさらに目立つことに。また、肝機能障害が長引いて体重が減少すると、目の下の皮膚がたるんでクマが生じることもあります。

なお、悪化した肝機能を治療等で正常化すれば、黄疸も体重減少も改善するためクマは目立たなくなります。

腎臓病

腎臓は血液の老廃物をろ過する機能を持つ臓器。そのため、腎機能が低下すると、血液のろ過が適切に行われなくなり、血液中に老廃物が溜まります。この老廃物が溜まった血液が目の下から透けた際、クマのような症状となって現れます。

むくみや尿量の低下、かゆみなどの症状も併発している場合、腎臓病の可能性を否定できないので、早めに医療機関を受診しましょう。

アトピー性皮膚炎

ハウスダストや花粉などのアレルゲン付着などにより、皮膚に著しいかゆみを生じるアトピー性皮膚炎。目の周りにアレルゲンが付着して炎症が悪化すると、時に色素沈着による茶クマが生じることもあります。

放置すると症状が悪化したり深刻なシミとなって残ったりすることがあるので、アトピー性皮膚炎による茶クマと思われる症状を見つけたら、すぐに皮膚科を受診するようおすすめします。

うつ病

うつ病を発症すると、自律神経の働きに異常が生じ、眼輪筋(目の周りの筋肉)や口輪筋(口の周りの筋肉)に血行不良が生じます。この影響により、目の周りと口の周りが青白くなる症状が発現します。症状がクマのように見えることもあります。

がん

がんにより体重が急激に減少すると、目の下の皮膚にたるみが生じて影が生まれ、黒クマと同じような症状となります。

以上でご紹介した病気のほか、糖尿病・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・自律神経失調症・花粉症・子宮筋腫・子宮腺筋症なども、クマと関連のある病気として指摘されることがあります。

クマ治療
クマ治療
クマ治療の説明ページです。 具体的な施術内容や術式について、詳しく説明しておりますので、ご参考になさってください。
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【まとめ】目の下のクマに違和感・不安を感じる方は医療機関の受診を

ほとんどの場合、目の下のクマの原因は血行不良や色素沈着、加齢によるたるみなどです。

ただし、中にはご紹介したような病気が原因となりクマが出ることもある点は理解しておいたほうが良いでしょう。特に内科的な疾患をお持ちの方は、クマの悪化が疾患の悪化を示している恐れもあります。

目の下のクマについて何らかの違和感や不安のある方は、一度、医療機関を受診されるようおすすめします。

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芝容平のプロフィール写真
記事監修ドクター
Pono clinic院長/日本美容外科学会認定専門医
芝容平
Shiba Yohei
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形
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経歴
2008年3月
防衛医科大学校医学科卒業
2008年6月
防衛省防衛医科大学校病院 研修医
2010年6月
防衛省航空自衛隊下甑島分屯基地 衛生小隊長
2011年8月
防衛省航空幕僚監部 首席衛生官付
2011年11月
防衛省防衛医科大学校病院 皮膚科
2014年4月
医療法人社団医凰会
2015年5月
清水富士山病院 院長
2015年12月
川崎中央クリニック 副院長
2016年3月
福岡博多駅前通中央クリニック 院長
2016年
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医取得
2017年1月
湘南美容クリニック福岡院
2017年6月
湘南美容クリニック熊本院 院長
2018年11月
湘南美容クリニック立川院 院長
2022年
美容外科に専念するため皮膚科学会認定皮膚科専門医を更新せず
2022年5月
日本美容外科学会認定美容外科専門医取得
2023年2月
Pono clinic(ポノクリニック)開業
資格・所属学会
日本美容外科学会専門医(JSAS)
日本美容外科学会会員(JSAPS)
日本皮膚科学会会員
アラガンジュビダームビスタ認定医
アラガンボトックスビスタ認定医
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